ベスリクリニックの診療内容

ベスリクリニックは、「働く人のパフォーマンス低下」に対し病状やお悩みに合わせて、カウンセリング・トレーニングを実施しています。

心身の不調の原因は、仕事や家庭で起こる問題に対し、過去の経験をもって何とか適応しようとする際の「ひずみ」により生じるとベスリクリニックでは考えています。

当院ではお薬の処方だけでなく、カウンセリングを組み合わせ「自立した継続して働ける心身作り」を支援しています。

治療一覧

落ち込みや不安、頭痛や吐き気などの心身不調の「症状」に対してやり過ごせるように「お薬」を処方するだけでなく、その原因に対して「適応能力」を「カウンセリングやトレーニング」でつけることが治療の本質であると考えています。

そのため、「治療の本質」であるカウンセリングを段階別に準備しています。

環境、課題、自分の心身の状態がぐるぐると悪循環に陥っているときに、一緒に現状を紐解き、解決に向かう糸口を支援します。

成果を出すこころづくり

こころの整理
カウンセリング


心も身体もいっぱいいっぱいで現状を整理

客観的に自分の状態をみることで思考を整えたい


①こころ外来:働く人のベーシックカウンセリング

②EFTセラピー:不安がつよい場合、不安に特化したカウンセリング

不安・感情
カウンセリング


過去の出来事の強い不安や感情をコントロール



①感情開放外来:過去の出来事に向き合い自分で対処法を知りたい

②ブレインスポッティング:過去の特定の出来事についての感情をコントロールしたい

③トラウマ治療一覧

対人トレーニング


無理せず自分らしい自然な人間関係を作りたい





①HSP外来:人に対して気を使いすぎてしまう

②扁桃体外来:人にイライラしたり不安を持ちやすい

③NLP・バッチフラワー外来:人間関係で一喜一憂してしまう

ビジネストレーニング


社会の中で仕事の成果を発揮する基礎力を付ける



①ビジネストレーニング:仕事の成果の出し方や仕事への向き合い方を見直したい

②キャリアデザイン人生の中でのキャリアを見つめなおしたい

③プロセスワーク自分の自己肯定感を見つめなおしたい

④認知行動療法:自分の認知へ向き合ってみたい

薬に頼らない脳コントロール

TMS治療


脳疲労や頭がぼーっとするブレインフォグを短期間で治したい


副作用が少ない脳の磁気治療により、脳のネットワークを整えます。


①TMS治療:働きすぎの脳疲労やコロナ後遺症のブレインフォグ

薬物療法


お薬で症状を抑えたい


睡眠薬や抗不安薬、抗うつ薬などを用いる際はどのような生活、お仕事をしているかにより副作用でお仕事に影響が出にくい処方を相談します。
心の症状だけでなく、頭痛や腹痛、生理痛、便秘や下痢、貧血など生産性低下をまねくプレゼンティズム症状へ対応しています。

ニューロフィードバック


脳の特性をもとに自分のパフォーマンスを向上する脳トレーニング


①ニューロセラピー:脳の定量検査(QEEG検査)をもとにした自分の脳の特性や疲労度合いを分析します。

自分の脳が心地よい時の感覚や集中力の出し方など、脳のパフォーマンスをコントロールすることで自分の仕事の生産性を高めたい方におすすめです。

ストレスに強い心身習慣

睡眠・生活スキルトレーニング


自分の心身の「休め方」を習慣にしたい方


不眠や日中の眠気、体のだるさや気持ちの落ち込み等を身体を整えることで安定化します。仕事の自分のパフォーマンスのムラを整えたい人や、できるだけ早く休職から働ける状態の身体づくりをしたい方におすすめです。

①睡眠トレーニング



②睡眠時無呼吸症候群外来

③セロトニントレーニング

漢方・鍼灸体質改善


体に優しく、副作用が少ない体質改善したい方


冷えや体の過緊張やしびれ、頭痛、下痢など体の症状が出ている方、西洋薬の減薬で身体の症状が出やすい方におすすめです。



①メンタル漢方外来

②メンタル鍼灸外来

パフォーマンス向上トレーニング


仕事で成果を出す心身のコントロールができるようになりたい


人と接するときに過緊張になる、夕方になると疲れがでて生産性が落ちる、緊張でどもったり、プレゼンテーションの前に震える身体をコントロールしたい方におすすめです。



①ソマティック・エクスペリエンシング

②動作療法

 当院で対応している病気

適応障害

適応障害は新しい環境や人間関係の変化に適応できず、そのひずみが心身の不調となって出るものです。
適応障害は本人の適応能力の問題だけでなく、適応できない大きな環境や人間関係の問題がある場合も適応障害となります。

例えば昇進や配置転換、転職による上司・部下関係、仕事上の人間関係、自分でコントロールできない仕事の量、自分の能力以上に求められる仕事の質、パートナーや家族との人間関係などがきっかけになり起こることがあります。
不眠や頭痛、肩こり、動悸、腰痛などの身体不調、おちこみや不安などの心の不調があります。

治療方法については、お薬の治療、脳の磁気治療、カウンセリングなどを通して、ストレスフルな状況に適応する力をつけることも、有効な治療法です。
当院では病状や原因となったお悩みに対しフェーズごとにカウンセリングをご案内いたします。

不眠症(睡眠障害)

不眠症は集中力低下などの日中の生産性低下と夜の不眠症状が組み合わさったものです。

  • 入眠障害(初期不眠症):寝つきに30分以上かかる
  • 中途覚醒:途中で起きてしまう
  • 早朝覚醒:朝早く起きてしまい、眠れない
  • 日中の覚醒低下:朝起きた時に疲労がとれていない、日中の眠気や倦怠感

などの症状があります。

睡眠の不調には、大きく分けて2つのタイプがあります。
生活習慣の乱れや心の不安などによって睡眠に障害が起きるタイプ(機能的睡眠障害)と、睡眠時に、呼吸が止まったり(無呼吸)や止まりかける(低呼吸)によって睡眠の質が低下するタイプ(器質的睡眠障害)です。

機能的睡眠障害は不安や、落ち込み、生活の乱れなどが原因になることが多いですが、器質的な睡眠障害は肥満や更年期、もともとの顎の形などにより起こることが多いです。

うつ病(気分障害)

眠れない、食欲がない、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといったことが続いている場合うつ病の可能性があります。

うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なり、脳の機能障害が起きている状態です。
脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり普段なら乗り越えられるストレスもよりつらく感じられるという、悪循環が起きてきます。

治療方法については、お薬の治療、脳の磁気治療、カウンセリングなどを通して、ストレスフルな状況に適応する力をつけることも、有効な治療法です。

当院では病状や原因となったお悩みに対しフェーズごとにカウンセリングをご案内いたします。

不安障害(パニック障害)

突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。

このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強くて、自分ではコントロールできないと感じることが多いです。

発作が起きたらどうしようかと不安になり、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。

パニック障害では薬による治療とあわせて、少しずつ苦手なことに慣れていくカウンセリング(心理療法)が行われることがすすめられます。

自律神経失調症

自律神経には交感神経、副交感神経がありますが、そのバランスが崩れると様々な症状が出てきます。
痛みや、冷え、不眠、いらいら、不安など「内科的に調べてもらったけど、何も問題がない」「精神的なものではないか」「自律神経が乱れている」といわれた。という方に心身から自律神経を整える改善法を提供します。

当院では自律神経を西洋医学的アプローチと東洋医学的アプローチの両面から心身を整える治療を行っています。

具体的には痛みを調整するセロトニントレーニング・補気の鍼灸・西洋医学的な疼痛・身体に対するEFT・身体の刺激から自律神経を調整する動作療法など様々なアプローチで自律神経の調整を行います。

PMS(月経前症候群):生理前の不調

PMS/PMDDは生理前3-10日の身体と心の不調です。女性の身体は女性ホルモンによって大きく影響を受けています。
生理前の眠気、胸の張り、イライラ、落ち込み(PMDD)。生理中のお腹の痛み、下痢。
生理後のダルさ(過多月経による貧血・潜在性鉄欠乏)。

PMSのために仕事をやめたり、やめようと悩んだりした女性は20%もいるという報告や、 思春期では80-90%がPMSを持っており、中等度以上のPMSは11.3%。治療が必要な女性のうち5.3%しか病院へ受診していないという報告もあります。
PMSは交感神経優位になるためか、バリバリ働く女性に多いといわれています。

現代社会、「ストレスのない生活」は現実的とは言えません。興味深いことにPMSは大きなストレス(誰かが亡くなる)よりも小さな日々のストレス(仕事場の人間関係、不規則な睡眠・偏りのある食事・運動不足・女性ホルモンの不調)のほうが影響があるとされています。

当院では、女性外来として、女性医師が①低用量ピル②和漢医学による漢方(腹診など全身を触診)
③生活・睡眠トレーニング④カウンセリングを患者さんに合わせて適応し、女性ホルモンをコントロールし、働く女性をサポートしております。

PMSは女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの波によりおこるといわれています。PMSの外来をご希望の方はPMS・女性ホルモン外来をご確認下さい

診療していない心の病気はありますか?

※対応外の疾患については、「初診の流れ」をご確認ください。