ソマティック・エクペリエンシング(Somatic Experiencing:SE)とは

Somatic Experiencing (SE)は、Dr. Peter Levineによって開発された主にトラウマに対する心理療法です。

トラウマとは、心理的、身体的に何らかの大きな打撃を受けてその影響が心や身体に長く残る状態のことを言います。

このような経験をした人が、慢性的にストレスにさらされると些細なことに過剰に反応をするようになったり落ち込んだり、自律神経のバランスを崩し身体に症状が出ることがあります。

SEでは、自律神経にアプローチし身体的な感覚、動き、反応を自分で認識していただき、トラウマの影響を取り除くことを目指しています。 

こんなお悩みありませんか?
  • うまく人間関係が築けない
  • 上司や同僚に詰められるとなにも言えなくなる
  • 特定の場所で身体に痛みが出たり、いやな気分になったりする
  • 親子関係がうまくいかない
  • 過去のいやなこと、つらかったことがふとした瞬間に想起され、パニックになる。

SEで心身のバランスを取り戻す

SEのセッションでは、心身のバランスを取り戻していくために、体の感覚を分析していきます。

中には、体の感覚を認識することが不得意な方もいらっしゃいますが、患者様の状態に合わせて進めていきますのでご安心ください。

SEの治療法

人は相手との関係性や社会環境に対して信頼が持てると安心できます。その安心・安全の感覚を高めていき、トラウマを処理していきます。

自律神経の視点からいうと、交感神経が興奮・緊張しても、いずれ副交感神経が優位になり、リラックスが訪れるということを身体レベルで予測できれば安心が手に入ります。

背側迷走神経は、恐怖を感じたときに生命維持を最優先にする機能があります。腹側迷走神経は他者と心地よく過ごすときに働きます。

SEでは、これらをワークしながら適度に神経を刺激し鍛え、安心・安全の感覚を高めて行きます。

安心を定着させると、ストレスに強くなったり、チャレンジできたりする自分を実感できるかもしれません。

安心の作り方などは、当院にいらしてから、医師・カウンセラーへ詳しくお聞きください。

大和出版 浅井咲子著「安心のタネ」の育て方 参照 

当院のSEでの改善例

・親との関わりがうまくいかない

・対人関係がうまくいかない

・「怒り」や「不安」のコントロールが難しい

・手汗や震えがある

上記にあてはまる方は、人間関係がうまくいったり、感情が冷静になりやすくなったりし、当院では特に改善がみられました。

同じような症状、状態の方は一度当院へご相談ください。

受診の流れ

お電話(03-5295-7555)かベスリクリニックホームページのお問い合わせフォームからご予約いただけます。
初診時には、現在お困りの症状の確認と、治療方針のご相談をしていきます。
初診のご来院時か、お問い合わせ時点でSEを希望している旨お伝えいただくとご案内がスムーズです。

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