はじめての不眠症治療

仕事の成果へのプレッシャー、答えの出ない不安、頭の中でぐるぐると回り続けるやるべきこと。

こうした状態が続くと、脳の「覚醒スイッチ」がうまく切れなくなり、疲れているのに眠れないという矛盾した状態に陥ってしまいます

「仕事のことを考えて眠れない」

「朝起きても疲れが取れていない」

「日中、だるくて仕事に集中できない。」

「気合が足りない」のでも「意志が弱い」のでもありません。脳が正常に休めていないサインかもしれません。

はじめて不眠になった時、治療の不安がある方も安心して相談できるように、「はじめての睡眠外来」を行っています。

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不眠はドツボにはまる

「今週だけ忙しいから仕方ない」「週末にまとめて寝れば回復できる」残念ながら、睡眠不足は週末の「寝だめ」では解消されません。

医学的には、慢性的な睡眠不足は蓄積されていくことがわかっています。不眠が続くと、こんなリスクが高まります。

■仕事・パフォーマンスへの影響

睡眠不足が続くと、注意力・判断力・記憶力が著しく低下します。「なんとなく頭が重い」「ミスが増えた気がする」と感じているなら、それはすでに睡眠の問題が仕事に影響を及ぼしているサインです。

■心の健康への影響

不眠と不安は悪循環を生みます。「眠れるだろうか」という不安が、さらに脳を覚醒させて眠れなくなる。感情の波も強くなり、きつい言い方をしたり、とげとげした発言が多くなりがちです。

■身体への影響

慢性的な睡眠不足は、免疫機能の低下・高血圧・糖尿病リスクの上昇とも関連することが報告されています。「疲れているのに眠れない」という状態は、すでに身体への負担が積み重なっているサインです。

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睡眠「脳と身体の問題」

一生懸命仕事をしたとき、強いストレスを感じたとき、脳には「疲労」が蓄積します。 本来、睡眠は脳を休ませるための時間です。脳が疲弊しすぎると「脳の覚醒スイッチ」がうまく切れなくなり、眠りたくても眠れない状態に陥ることがあります。

これは意志や根性の問題ではなく、自律神経の乱れや脳内の神経伝達物質のバランスが崩れた、医学的な状態です。

睡眠障害(不眠症)

寝つきの悪さ・中途覚醒・早朝覚醒が3か月以上続き、日中の生活に支障が出ている状態。ストレスや生活習慣の乱れが主な引き金となります。

適応障害

職場環境や人間関係など、特定のストレス因子に対する反応として、睡眠障害・気分の落ち込み・意欲の低下などが現れる状態。神田・大手町エリアで働く20〜30代に多く見られます。

自律神経の乱れ

交感神経(活動モード)と副交感神経(休息モード)の切り替えがうまくいかなくなり、夜になっても脳と身体が「仕事モード」のまま覚醒してしまう状態。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

「眠っているのにいびきがひどい」「起きても疲れが取れない」という場合、睡眠中の無呼吸が原因で睡眠の質が低下している可能性もあります。当院では家で検査をできるスクリーニング検査を行っています。

大切なのは、「病院に行くほどではない」と自己判断しないことです。

不眠の症状が2週間以上続いているなら、それはすでに身体と脳からの「助けを求めるサイン」です。市販の睡眠補助薬や、眠れない夜のお酒でしのぐことは、根本的な解決にはならず、状態を悪化させるリスクがあります。

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はじめての睡眠外来

「とりあえず睡眠薬を出されるだけでは?」不安で受診をためらう方も、多くいらっしゃいます。 当院の睡眠外来では、薬を飲むことを前提とせず、まずあなたの状態を丁寧にお聞きするところから始めます。

▸治療法を自分で選べる

ベスリクリニックでは、治療の選択肢を以下の中からご相談いただけます。

  • 薬なし:生活習慣・睡眠環境の見直しから始める
  • 西洋薬の睡眠薬:依存性の低いものを最小限から
  • 漢方薬・東洋医学:体に優しいアプローチ

「薬は怖い」「できれば使いたくない」というお気持ち、安心してそのままお話しください。

▸不眠の「身体的な原因」を確認

眠れない原因は、ストレスや生活習慣だけとは限りません。 睡眠時無呼吸症候群(SAS)や甲状腺の異常など、身体の病気が不眠の背景にあるケースもあります。

当院では初診時の問診や採血などで、身体的な原因がないかを確認します。 睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、自宅でできる簡易SAS検査のご案内も可能です。

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働きながらでも無理なく、自分の状態と原因を整理できます。

薬に頼らない「睡眠トレーニング」

海外では、不眠症に対する治療の第一選択は「睡眠薬」ではなく「生活を見直すこと」とされています。


働く人の不眠の悩みは、「夜眠れないこと」だけではなく、「日中のパフォーマンスがに影響が出ること」ではないでしょうか。

▸睡眠トレーニング(全3回):1.5か月

ベスリクリニックでは、日中のパフォーマンス回復を軸にした全3回の睡眠トレーニングを行っています。
最短1.5ヶ月で、自分の「睡眠力」を上げることを目指します。
睡眠トレーニングでは、客観的なデータや検査に基づき、あなたの生活の中で実行できる改善策を一緒に見つけていきます。不規則な生活リズム・夜の不安や考え事・日中の強い眠気など、どんな悩みでも構いません。

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▸Neruノート(睡眠記録)で、自分の睡眠を「見える化」

当院では、Neruノートを活用した不眠症治療をご案内しています。
書くことで自分の睡眠タイプが整理でき、どこに気をつければ睡眠リズムが安定するかがわかります。

Neruノート

「今の薬が合っているのか」「減薬のタイミングはいつか」といった処方の相談にも役立ちます。
薬を使っている方も、使っていない方も、自分の睡眠を客観的に把握する第一歩として活用いただけます。

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はじめての睡眠外来の症例

寝付きが悪く、眠りに不安なAさん

寝付きが悪く、睡眠薬が手放せなかったAさん。
夜になると眠れるかが不安で眠気があってもふとんに入るとどきどきして目が覚めてきてしまうようになり、だんだんと薬の量が増えていってしまっていました。
睡眠の習慣を見直すとだんだんと改善していき、必要なお薬も徐々に減っていきました。
最終的には薬なしでも眠れるようになり、「薬がなくても眠れる自信がついた」「眠れない日があっても、翌日に早く眠れたりするのでそこまで気にならなくなった」ということを話され、卒業となりました。

昼夜逆転で日中眠気が強いBさん

長期の休みをきかっけに昼夜逆転となり、そこからリズムを戻せず仕事中でも眠気が出ていたBさん。
朝も起きれずだんだん夜も寝たい時間に眠くならないことが増えていました。
アドバイスを実行していくと、夜に眠気が出てくることが増え朝も決まった時間に目が覚めるようになっていき日中の眠気も改善されていきました。
「自分で睡眠をコントロールできるようになってきた」「自分に効果のある方法がわかった」ということを話され、睡眠の調子が悪くなりリズムが乱れても自分で修正ができるようになっていきました。

■ 当日予約・アクセスの良さ

神田駅から徒歩1分、大手町駅からも徒歩圏内。

「急に眠れなくなった」「明日の商談前にどうしても相談したい」という方のために、当日・翌日予約枠をご用意しています。

まずは相談をしてみる

よくある質問

神田・大手町エリアで不安障害・パニックに強い心療内科をお探しの方からよくいただくご質問をまとめました。

Q. 眠れないだけで心療内科を受診してもいいですか?

はい、もちろんです。不眠は心療内科が最も得意とする相談のひとつです。「大げさかな」と思わずにご相談ください。不眠が2週間以上続いているなら、早めに受診されることをおすすめします。

Q. 自分が不眠症かどうかわかりません。受診の目安を教えてください。

不眠症・睡眠障害のセルフチェックリスト

□ 寝つきが悪い

□ 頭がずっと動いていて眠りが浅い

□ 途中で目が覚めてしまう

□ 起きてもすっきりしない

□ 日中に集中力が出ない

睡眠の不調は、本人が気づかないうちに仕事のパフォーマンスや集中力に影響を及ぼしていることがあります。自分のコンディションを整え、安定したパフォーマンスを発揮するためにも、「これくらいで相談していいのかな」と思う段階でまずご相談ください。

Q. 睡眠薬を処方されたら、やめられなくなりませんか?

院では、依存性の低い種類の睡眠薬を必要最小限からご提案しています。また、薬を使わない睡眠トレーニングや漢方薬という選択肢もあります。「薬は使いたくない」というご希望もそのままお伝えください。一緒に最善の方法を考えます。

Q. 薬を使わない治療方法はありますか?

あります。当院では睡眠トレーニング(全3回)と睡眠衛生指導(カウンセリング)を組み合わせた、薬に頼らないアプローチをご用意しています。生活習慣の見直しや睡眠環境の改善から始めたい方に適しています。

Q. 睡眠薬の種類はどんなものがありますか?

▸睡眠薬の効果と副作用の評価

睡眠薬には大きく分けていくつかの種類があります。

2017年に米国睡眠学会より公表された不眠症の薬物治療ガイドラインでは、それぞれの睡眠薬について、薬としての効果だけでなく、日中の認知機能・運動機能への影響も含めた評価がまとめられています。

■ベンゾジアゼピン系睡眠薬

古くから使われてきた睡眠薬で、効果は高い一方、服用をやめると眠れなくなるなどの離脱症状が出やすいため、最近では処方の機会が減ってきています。

■オレキシン受容体作動薬・メラトニン受容体作動薬

睡眠に関わるホルモンのバランスを整える、比較的新しい種類の睡眠薬です。依存性が低く、翌日への影響も出にくいため、現在の標準的な治療で多く用いられています。

■抗うつ薬(鎮静作用を利用)

抗うつ薬の持つ鎮静作用を睡眠に活用するアプローチです。不安や気分の落ち込みを伴う不眠に用いられることがあります。

■漢方薬

酸棗仁湯・加味帰脾湯など、身体全体のバランスを整えるアプローチで、薬への抵抗感がある方にも選んでいただけます。

■市販薬・サプリメント(ドリエル・メラトニンなど)

手軽に入手できますが、医師の管理なしに長期使用することはおすすめできません。効果が不十分な場合や依存が心配な場合は、早めにご相談ください。

当院では、日中の生産性や仕事のパフォーマンスに影響が出ないことを重視しながら、院内で十分に検討したうえで一人ひとりに合った睡眠薬をご提案しています。「どの薬が自分に合うか不安」という方も、遠慮なくご相談ください。

Q. 今飲んでいる睡眠薬を減らしたいのですが、どうすればいいですか?

「調子がいい日に自分で減らしてみよう」という方も多いのですが、これはかえって「調子が悪い日に増やす」という悪循環につながりやすいため、あまりおすすめできません。睡眠は1日で完結するものではなく、数日単位でバランスが取られています。当院の睡眠トレーニングでは、自分の睡眠力を上げながら、専門スタッフが適切な減薬タイミングを一緒に考えていきます。

Q. ストレスが原因で眠れなくなっています。睡眠トレーニングは効果がありますか?

はい、効果があります。不眠の原因の多くはストレスをきっかけとした生活習慣の変化です。原因がわかっていても、不安や緊張はなかなかコントロールできないものです。睡眠トレーニングでは、生活習慣を整えることでストレスに左右されにくい心身をつくることを目指します。睡眠の改善は、日中の落ち込みやイライラといった心の状態にもよい影響をもたらします。

Q. 考え事が止まらず、頭や身体が熱くて眠れません。

日中のストレスが高く、頭や身体に熱がこもってしまっている状態の可能性があります。このような場合、睡眠トレーニングだけでなく、東洋医学的なアプローチで熱のバランスを整えることが改善の近道になることがあります。当院では漢方薬・鍼灸・カウンセリングを組み合わせてご案内することも可能です。まずはお気軽にご相談ください。

Q. 他の病院に通院中ですが、睡眠トレーニングだけ受けることはできますか?

はい、可能です。かかりつけの先生はそのままに、当院の睡眠トレーニング・カウンセリングのみを併診で受けていただけます。「薬は出してもらえるけど、生活の整え方まで相談できない」とお悩みの方に多くご利用いただいています。

Q. 神田・大手町エリアで仕事帰りや昼休みに通えますか?

はい、対応しています。神田駅から徒歩1分という立地のため、昼休みや退勤後にそのまま受診いただけます。神田・大手町・丸の内・日本橋エリアにお勤めの方が多く通院されています。

Q. はじめての心療内科で不安です。どんな流れですか?

まず現在の睡眠の状態や生活習慣について、丁寧にお話を聞きます。いきなり診断や薬の処方ということはありません。「話すだけ」でも大丈夫です。Web予約後に問診票をご記入いただくと、当日の診察がスムーズに進みます。

まずは相談をしてみる

まずは相談だけでも、お気軽にご予約ください

当日初診や同一週での来院予約も受け付けております。迷ったらまずはお気軽にご予約ください。

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院名: 医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック

最寄り駅: JR山手線・東京メトロ銀座線 神田駅 徒歩1分

住所: 〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3丁目2 神田サンミビル8階