PMS・PMDD(生理前のこころの不調)専門外来

生理前だけ、
なぜか「別人」になってしまう──
そのつらさ、治療できます。

ふだんは誰よりテキパキ仕事をこなせるのに、生理前の1〜2週間だけ、感情がコントロールできなくなる。集中できない。些細なことで涙が出る。

それは、あなたの性格でも努力不足でもありません。女性ホルモンの変動が脳に作用して起こる、れっきとした“こころの症状”です。

神田駅 徒歩1分
当日・翌日 予約可
“こころの症状”専門


CHECK

こんな「生理前のこころの不調」は
ありませんか?

集中力が落ちて、普段しないミスが増える
感情が抑えられず、大事な人にきつく言ってしまう
夜なかなか寝つけず、翌日の仕事に響く
体のだるさが強く、デスクに向かうのがつらい
仕事では保てるのに、家に帰るとスイッチが切れる
悲しい出来事もないのに、涙が止まらなくなる
ひとつでも当てはまるなら、それは「気のせい」でも「甘え」でもありません。生理前の落ち込み・イライラ・不眠は、女性ホルモンの変動が脳内のセロトニンに影響して起こる“こころの症状”です。


その不調は、意志の弱さではなく、
脳内環境の一時的な変化です。

PMS(月経前症候群)とは、生理が始まる3〜10日前から現れ、生理開始とともに軽くなっていく心身の不調のことです。

排卵後に女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)が大きく変動すると、その影響を受けて、気分を安定させる脳内物質「セロトニン」の働きが低下します。その結果、イライラ・不安・気分の落ち込み・不眠・集中力の低下といった“こころの症状”が引き起こされます。

7〜8
日本産科婦人科学会によると、月経のある女性の約70〜80%が、月経前に何らかのPMS症状を経験するとされています。決して特別なことではなく、多くの女性が抱える悩みです。

PMSの症状は150種類以上といわれ、現れ方は人それぞれです。からだの症状が中心なら産婦人科、こころの症状が中心なら心療内科が適しています。

区分主な症状
こころの症状
(当院が専門)
イライラ・怒りっぽさ/不安・緊張/気分の落ち込み・憂うつ/涙もろさ/集中力・判断力の低下/無気力/不眠・過眠
からだの症状下腹部の張り・痛み/頭痛・腰痛/乳房の張り/むくみ・体重増加/肌荒れ・ニキビ/だるさ/便秘・下痢/食欲増進・過食

こころの症状でつらい方へ。

WEBで来院予約する当日・翌日枠あり / 24時間受付
「話を聞くだけ」でも歓迎しています


PMS と PMDD

「生理前になると別人のよう」は、
PMDDかもしれません

PMSの中でも、特に精神症状が強く、日常生活に大きな支障が出る状態を「PMDD(月経前不快気分障害)」といいます。PMDDは、アメリカ精神医学会の診断基準(DSM-5)にも記載された、診断名のつく病態です。

「理由もなく涙が止まらない」「消えてしまいたいという気持ちが浮かぶ」──こうした強い症状は、気合いや我慢で乗り越えるものではなく、専門的な治療の対象です。

A. 気分・感情の症状が、特に強く現れる

  • 著しい気分の不安定さ(突然悲しくなる、涙もろさ、拒絶への過敏さ)
  • 著しいいらだち・怒り、対人関係のぶつかりの増加
  • 著しい抑うつ気分・絶望感・自己否定的な考え
  • 著しい不安・緊張・「張りつめた」感覚

B. 加えて、次のような症状もみられることがある

  • 興味の低下/集中困難/強い倦怠感・気力の低下
  • 食欲の変化・過食/不眠または過眠/「制御できない」感覚
  • 乳房の張り・関節痛・むくみなどの身体症状

※ ほとんどの月経周期で生理開始前の1週間に症状が複数みられ、生理開始後の数日で軽くなり、生理が終わると消える場合、PMDDの可能性があります。これはセルフチェックの目安で、正式な診断は医師が行います。


SELF CHECK

あなたのつらさは、どのタイプ?当てはまるものをタップしてください

3つ以上当てはまり、生活や仕事・人間関係に支障が出ている場合は、我慢せず一度専門の医療機関に相談することをおすすめします。特に、症状が生理開始とともに軽くなる周期性があれば、PMS/PMDDの可能性が高いと考えられます。


放置のリスク

「いつものこと」と我慢すると、
何が積み重なるか

生理が来れば軽くなるため、つい我慢してしまいがちです。しかし毎月繰り返すうちに、次のような影響が蓄積していきます。

仕事への影響

パフォーマンスが慢性的に低下する

頭がまとまらず、普段10分で終わる作業に30分かかる。文章が頭に入らず何度も読み直す。毎月1〜2週間、本来の力を出せない状態が続けば、年間では3〜6か月分の稼働に影響します。評価や昇進にも関わるため、キャリアへの影響は小さくありません。

人間関係への影響

修復しにくいダメージが蓄積する

些細な一言に、自分でも驚くほどの怒りが込み上げる。抑えきれず、あとから落ち込む。感情的な発言は本意でなくても相手の記憶に残り、信頼の回復には時間がかかります。信頼している人にこそ強く当たってしまうのは、PMSの特徴的な症状のひとつです。

症状の悪化

PMDDへ移行することがある

精神症状が特に強くなると、PMDDと診断されることがあります。きっかけもなく涙が止まらない、「消えてしまいたい」という気持ちが浮かぶ──こうなると日常生活自体がつらくなります。「以前より感情のコントロールがきかなくなった」と感じたら、早めに相談したいサインです。

つらさが続いている方へ。

当日・翌日の予約をする24時間 WEB受付


治療できます

PMS・PMDDのこころの不調は
「治療」で和らげられます

治療には複数の選択肢があり、「必ず薬を飲まなければならない」わけではありません。

つらさの中心がイライラ・落ち込み・不眠・集中力の低下といったこころの症状である場合や、妊活中でピルが使えない場合は、産婦人科だけでは対応しきれないことがあります。そんなときに力になれるのが、こころを専門に診る心療内科です。

比較ポイント産婦人科ベスリクリニック(心療内科)
得意領域身体症状(腹痛・むくみ・頭痛など)こころの症状(イライラ・不安・不眠・集中力低下)
主な治療手段低用量ピル・鎮痛薬など抗うつ薬・漢方薬・カウンセリング
感情のケア心療内科へ紹介原因にこころからアプローチ
カウンセリング通常は対応なし不安・トラウマに特化した対応
仕事との両立心療内科へ紹介職場での過ごし方、休職・復職の相談に対応

どちらに行けばいいか迷ったときも、まずはご相談ください。必要に応じて産婦人科へ紹介状を発行し、連携しながら治療を進めることも可能です。


当院の治療

ベスリクリニックの
PMS・PMDD治療

心療内科のPMS/PMDDの主な治療を示した図。必ずしも薬を使うわけではなく、体質や希望に合わせて選ぶ。治療の選択肢は「抗うつ薬(SSRI):セロトニンの働きを整える」「漢方薬:体質に合わせて選ぶ」「PMS外来:症状の整理とセルフケア」「カウンセリング:思考・感情のクセに対応」の4つ。ひとつに絞らず組み合わせることもできる。
図:PMS・PMDDの主な治療の選択肢

抗うつ薬・漢方薬による治療

生理前に感情が不安定になるのは、セロトニンのバランスの乱れが大きな要因です。当院では、セロトニンの働きを整える抗うつ薬(SSRIなど)を用いて、イライラや落ち込みに直接アプローチします。SSRIは精神症状が強いPMS・PMDDに有効性が報告されており、前兆のある片頭痛などで低用量ピルが使えない方でも選択肢になり得ます。

「精神科の薬は依存しそうで怖い」という声をよく伺います。当院では依存性の少ない処方設計を心がけ、薬の量や期間を一人ひとりに合わせて調整します。

西洋薬に抵抗がある方には、体質に合った漢方薬もご提案できます。イライラ・気分の浮き沈みには加味逍遙散、緊張やいらだちには抑肝散、冷えやむくみを伴う場合には当帰芍薬散など、症状と体質に合わせて使い分けます。

PMS外来

「今の自分がどんな状態か」「一番合う治療や対処法は何か」を整理します。自分の状態を客観的に理解できると、セルフコントロールの方法も見えてきます。「生理前の1週間はスケジュールを緩めに組む」「この時期は睡眠を優先する」といった具体的な工夫を、一緒に考えます。

パートナーやご家族に状態を伝えたい方には、周囲への伝え方についてもアドバイスします。

こころのカウンセリング

PMSのこころの不調は、普段は抑えている小さなストレスの積み重ねが、生理前に一気にあふれ出して起こるケースが多くあります。周りのために頑張り続け、自分を後回しにしがちな方ほど、生理前の落ち込みや不安に悩みやすい傾向があります。

過去のストレスやトラウマの影響で症状が強まることもあります。不安に特化した専門的なカウンセリングで、思考のクセや感情のパターンに丁寧に向き合い、生理前でも感情に振り回されにくい自分づくりをサポートします。

「生理前以外もつらい」という方へ(PME=月経前増悪)
もともと不安やうつなどの不調があり、それが生理前に強くなる場合は「PME(月経前増悪)」と呼ばれ、PMSとは区別して考えます。心療内科である当院は、こうした“こころ全体”を見たうえで治療方針を立てられるのが強みです。

あなたに合う治療を、一緒に考えます。

来院予約する当日・翌日枠あり / 24時間受付


SELF CARE

今日からできる
PMSのセルフケア

治療と並行して、日々できる対策もあります。セルフケアで軽くなる方もいれば、それだけでは難しい方もいます。無理をせず、つらいときは医療機関を頼ってください。

  • 食事ビタミンB6・カルシウム・マグネシウム・Eを意識。青魚、緑黄色野菜、ナッツ、大豆製品、玄米など。塩分・糖分・刺激物はほどほどに。
  • 運動ウォーキングやヨガなどの軽い有酸素運動は、自律神経を整え気分の安定に役立ちます。
  • 睡眠生理前は意識的に睡眠を優先。規則正しいリズムが症状の波を穏やかにします。
  • PMSダイアリー症状と生理周期を記録すると「いつ・どんな症状か」が見え、受診時の大切な情報にもなります。
  • 嗜好品の見直しカフェイン・アルコールのとりすぎ、喫煙は症状を悪化させることがあります。


受診の目安

こんなときは、
我慢せず受診を

  • 生理前の不調で、仕事・家事・学業に支障が出ている
  • 感情のコントロールが難しく、人間関係に影響している
  • セルフケアを続けても改善しない
  • 気分の落ち込みが強く、「消えてしまいたい」と感じることがある
  • 毎月のことで、つらさが繰り返されている
特に、強い気分の落ち込みや「消えたい」という気持ちがあるときは、ひとりで抱え込まず、できるだけ早く専門家に相談してください。あなたのつらさを軽くする方法があります。

FAQ

よくあるご質問

PMSは何科を受診すればいいですか?
からだの症状(腹痛・むくみ・頭痛など)が中心なら産婦人科、こころの症状(イライラ・不安・不眠・落ち込み・集中力低下など)が中心なら心療内科・メンタルクリニックが適しています。迷ったときはまずご相談ください。必要に応じて産婦人科と連携して治療を進めることも可能です。
PMSとPMDDの違いは何ですか?
PMSは生理前に現れる心身の不調全般を指します。そのうち、精神症状が特に強く日常生活に大きな支障が出る状態がPMDD(月経前不快気分障害)で、診断名のつく病態です。「別人のようになる」「涙が止まらない」など、こころの症状が強い場合はPMDDの可能性があります。
PMSはすぐによくなりますか?
個人差はありますが、治療開始からおおよそ3か月以内に全体的な改善を実感される方が多いです。最初の1〜2回の月経周期で「以前よりラクになった」と感じる方もいます。焦らず、ご自身のペースで進めていきましょう。
薬は必ず飲む必要がありますか?
いいえ、薬を使わない選択肢もあります。カウンセリング、生活習慣の改善、漢方療法など複数のアプローチをご用意しています。ご希望や不安をしっかり伺ったうえで、最適な方法を一緒に選びます。
抗うつ薬は依存しないか心配です。
当院では依存性の少ない処方設計を心がけ、薬の量や期間を一人ひとりに合わせて調整します。気になることは遠慮なくご相談ください。納得したうえで治療を進めることを大切にしています。
妊活中でもPMSの治療はできますか?
はい。妊活中で低用量ピルが使えない方でも、漢方薬やカウンセリングなど、状況に合わせた選択肢があります。妊娠・授乳の予定を含めてお伝えいただければ、それに配慮した治療をご提案します。※妊娠・授乳中の薬の可否は診察で個別に判断します
ピルを飲んでいるのにPMSが治りません。
ピルだけでは改善しないケースは珍しくありません。当院ではピルに加え、抗うつ薬やカウンセリングなど複数のアプローチを組み合わせて対応します。今の治療を続けながらの相談も可能です。
大事な人やパートナーに当たってしまうのがつらいです。
信頼している人にこそ感情をぶつけてしまうのは、PMSの特徴的な症状のひとつです。それがあなたの本意でないことは、あなた自身が一番よくわかっているはずです。治療で感情の波が穏やかになると、大切な人との関係も自然と改善していきます。
生理前以外もイライラや落ち込みがあります。PMSではない?
もともとある不調が生理前に強くなる「PME(月経前増悪)」の可能性があります。この場合は背景にある不調も含めた診療が必要です。心療内科である当院は、こころ全体を見たうえで治療方針を立てられます。生理前以外の症状もぜひお聞かせください。
家族やパートナーも一緒に相談できますか?
はい。ご本人の状態を周囲にどう伝え、どうサポートしてもらうかも、治療の大切な一部です。診察のなかで、パートナーやご家族への伝え方についてもアドバイスします。※同席の可否や方法は事前にお問い合わせください
仕事を休まずに通えますか?通院の頻度は?
当院は「働く人のためのこころのクリニック」です。仕事帰りに相談にいらっしゃる方も多くいます。通院の頻度は症状や治療内容によって異なりますので、無理なく続けられるペースを一緒に決めていきます。※診療時間・オンライン診療の有無などは運用に合わせて記載してください
休職・復職の相談や診断書の発行はできますか?
当院では職場での過ごし方の相談に加え、休職・復職の判断にも対応しています。診断書についても診察のうえでご相談ください。※発行条件は実際の運用に合わせて記載してください
初診のときに準備しておくものはありますか?
基礎体温表やPMSダイアリー(症状と生理周期の記録)があると、診察がよりスムーズです。お持ちでなくても問題ありません。「いつ・どんな症状が・どのくらいつらいか」をメモしておくと役立ちます。※保険証・費用など必要事項は運用に合わせて追記してください
メンタルクリニックに行くのは少し抵抗があります。
当院は初めての方にも安心していただけるよう、穏やかな雰囲気づくりを大切にしています。仕事帰りに立ち寄る方も多く、「まずは話を聞いてみたい」という理由だけで十分です。気負わずお越しください。

疑問が解消した方も、まだ迷っている方も。

まずは相談だけでも、来院予約する当日・翌日枠あり / 24時間受付


働く女性へ

PMS/PMDDは、
「生産性」に直結する問題です

PMS/PMDDは、プレゼンティーズム(出勤しているが本来の能率を発揮できない状態)の代表的な原因として注目されています。正しく理解し、適切に対処すれば、欠勤や集中力低下といった業務への支障は予防できます。

当院では、女性産業医・女性産業保健スタッフが、女性ホルモン不調と生産性の関係、女性のキャリアと健康について、企業内での講演やメディアを通じた啓発活動に取り組んでいます。月経周期の正しい理解は、女性が働きやすい職場づくりの第一歩。それは結果として、誰にとっても働きやすい職場につながります。


まずは相談だけでも、
お気軽にご予約ください

神田駅から徒歩1分、大手町駅からも徒歩圏内。仕事帰りや外出のついでにも立ち寄りやすい立地です。
「急に不安が強くなった」「大事な人に会う前に相談したい」という方のために、当日・翌日の予約枠をご用意しています。

WEBで来院予約する当日・翌日枠あり / 24時間受付

※「WEBで来院予約する」ボタンには、貴院の予約システムのURLを設定してください。

当院では、PMSを単なる「疲れ」やうつ病と同一視せず、発症の背景・原因・段階に応じた個別の治療を行っています。初診や同一週での来院予約も受け付けています。

院名
医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック
最寄り駅
JR山手線・東京メトロ銀座線 神田駅 徒歩1分(大手町駅からも徒歩圏内)
住所
〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3丁目2 神田サンミビル8階

※本ページは医療に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療効果を保証するものではありません。症状の現れ方や治療経過には個人差があります。実際の診断・治療方針は、医師による診察のうえで個別に判断します。【公開前に、診療時間・費用・オンライン診療の有無・予約方法など、貴院の運用に合わせて各項目をご確認ください。】

© 医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック

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