動作療法とは|身体の反応から不安・緊張をやわらげる心理療法|ベスリクリニック東京










Dohsa Therapy

身体の反応から、
不安・緊張をやわらげる
「動作療法」

こころの不調は、知らないうちに身体の緊張やこわばりとして現れます。動作療法は、からだの動かし方を整えることで、不安・うつ・イライラをやわらげていく心理療法です。薬に頼らない選択肢として、ベスリクリニック東京で受けられます。

神田駅 徒歩1分/平日夜20:30まで・土日も診療

What is Dohsa Therapy

動作療法とは

動作療法(動作法)は、「心身一元(しんしんいちげん)」──こころとからだは切り離せないひとつのもの、という考えを基盤とした心理療法です。こころに不調があるとき、動作の仕方にも不調が現れます。たとえば緊張・震え・動かしにくさ・勝手に動く感じなどです。

悲しみや不安、うつ感、怒りがこころから離れない人は、からだに力が入りすぎてきつくなったり、逆に力が入らず元気が出ないということがあります。これは、こころの不調が“からだ・動作の不調”として現れているからです。

動作療法では、からだのリラックス感とスムーズな動かし方を体得していくなかで、緊張しすぎる気持ちや不安・うつ・怒りをやわらげ、上手くコントロールできるようになることを目指します。その過程で、安心感・安定感・生きる自信・新しい自己の発見を体験していきます。そうすると日常生活が楽になり、自分を活かして活動できるようになります。

動作療法の基本的な考え方を示した図。「こころの不調(不安・うつ・緊張)」が「からだ・動作の不調(こわばり・震え・力み)」として現れ、動作療法でリラックスとスムーズな動作を体得することで、こころの不調も整っていく流れを矢印で表している。

Background

動作療法の成り立ち

動作療法は、臨床心理学者の成瀬悟策(なるせ ごさく)によって日本で体系化された心理療法です。もともとは脳性まひのある方の身体の動かしにくさにアプローチする取り組みから始まり、「からだの動作を整えることが、こころの状態にも影響する」という発見をきっかけに、不安や緊張、ストレス性の不調へと応用が広がってきました。

欧米由来の心理療法の多くが「言葉」や「考え方」を中心に扱うのに対し、動作療法は身体の実感(からだの感じ)を手がかりにする点が大きな特徴です。言葉で説明するのが苦手な方や、考えすぎて頭が休まらない方にも取り組みやすい方法とされています。

動作療法の成り立ちを示した図。脳性まひのリハビリという身体へのアプローチから出発し、動作を整えるとこころも変わるという関係の発見を経て、不安・緊張・ストレス性の不調を扱う心理療法へと応用が広がった流れを矢印で表している

Check

こんなお悩みはありませんか

ひとつでも当てはまる方は、動作療法が役に立つ可能性があります。

  • 自分でコントロールできない気持ちがある
  • 不安や焦りが強い/常にイライラする
  • だるさが続く、力が入らず元気が出ない
  • 「〜かもしれない」「〜な気がする」という気持ちが強い
  • 緊張でどもる・手が震える・汗をかく・顔が赤くなるのが気になる
  • 休み方が分からず、休職を繰り返してしまう
  • 再発予防や、気分の切り替え方を身につけたい

How it helps

動作療法で、心と身体の不調を整える

動作療法を行うと、自分のからだの変化に気づくことができます。からだが楽になり、こころが軽くなる──その両方を実感できるでしょう。続けるうちに、もともと気にしていた悩みもだんだん気にならなくなっていきます。

01

気づく

自分のからだに入っている、過剰な力みやこわばりに気づく。

02

ゆるめる

リラックス感とスムーズな動かし方を、自分のペースで体得する。

03

整える

安心感・安定感が育ち、不安や緊張を自分でコントロールできるように。

動作法での改善例

緊張で手が震え仕事に差し支えるようになった方、休み方が分からず休職を繰り返してしまう方、過去の出来事が頭から離れず前に進めない方、どもりが気になって話せなくなった方、地に足がつかず現実感が薄い方、だるさが強いのに眠れない方などが、動作療法で改善されています。

ポイント:からだの不調をはっきり実感していない方でも、動作療法は適用できます。「気持ちの問題」と思っていたものが、からだの力みと結びついているケースは少なくありません。
動作療法で目指すからだの状態を示した図。横長のバーで、左端が「力みすぎ(過緊張・こわばり)」、右端が「力が入らない(脱力・無気力)」、中央に強調表示された「ちょうどよい(リラックス+安定)」の状態を表す。左右両端から中央へ向かって矢印が伸び、動作療法によって過緊張にも脱力にも偏らない中庸の状態へからだを整えていくことを示している。

Comparison

他の治療法との違い・組み合わせ

動作療法は、ほかの治療と対立するものではなく、組み合わせることで効果を高めあえるアプローチです。当院では、症状や生活に合わせて最適な組み合わせをご提案します。

動作療法

からだの実感を手がかりに、緊張をゆるめてこころを整える。言葉にしづらい不調にも届きやすい。

認知行動療法(CBT)

考え方のクセに気づき、行動を変えていく。動作療法と併用しやすい。

漢方治療

体質や自律神経の乱れに働きかけ、身体面からも不調をサポート。

TMS治療

薬を使わない磁気刺激で、うつ症状にアプローチ。再発予防の選択肢。

動作療法を中心とした治療の組み合わせを示した図。中央の動作療法(からだから整える)を、認知行動療法・カウンセリング・漢方治療・TMS治療が取り囲み、それぞれが線でつながって補完しあう関係を表している。

Treatment & Flow

動作療法の進め方と受診の流れ

動作療法では、自分のからだの感じを実感し、その実感を通して自分に向き合うなかで、これまでの生き方ややり方を自分で変えて、新しい動作の仕方を体得していきます。動作の仕方が変われば、こころの有り様も変わります。

ご予約電話(03-5295-7555)またはWebフォームから予約。動作療法を希望の旨をお伝えいただくとスムーズです。
初診・問診現在お困りの症状と、からだの不調を確認。治療方針をご相談します。
動作療法の実施リラックス感とスムーズな動作を、ご自身のペースで体得していきます。
振り返り・継続変化を確認しながら、再発予防や気分の切り替えにつなげます。
動作療法の受診の流れを示した図。1.ご予約(電話・Web)、2.初診・問診(症状と治療方針)、3.動作療法(実施・体得)、4.振り返り・継続(再発予防へ)の4ステップを横一列の番号付きで表している。

動作法での実施が難しい場合

症状の重さや状態によっては、まず薬物療法や休養を優先したほうがよい場合があります。その際も、まずは日常生活の困り事やからだの不調をご相談ください。状態を確認したうえで、動作療法を含めて最適な治療をご提案します。

Supervised by — 理事長

田中 遥(たなか はるか)

医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック 理事長/専門:心療内科・睡眠障害内科

「環境・身体・認知」の観点から状態を分解し、診断書の発行だけでなく、再発しない形で社会に復帰し、自立して働ける未来を目指す診療を行っています。

17,000+

働く人の心の
診療実績

5,000+

TMS治療
(薬に頼らないうつ治療)

約20冊

著書・
監修書籍

20件+

メディア出演
・掲載・講演

FAQ

よくある質問

動作療法とは、どんな治療法ですか?
こころとからだはひとつ(心身一元)という考えに基づき、身体の緊張や動かしにくさを整えることで、不安・うつ・イライラといったこころの不調をやわらげていく心理療法です。からだのリラックス感とスムーズな動かし方を体得していく過程で、安心感や安定感、生きる自信を育てていきます。
どんな症状・悩みに向いていますか?
強い不安や焦り、慢性的なイライラ、だるさ、緊張による震え・どもり・赤面・発汗、過去の出来事が頭から離れない、地に足がつかない感じ、休み方が分からず休職を繰り返す、といったお悩みに向いています。再発予防や気分の切り替えを身につけたい方にも適しています。
からだの不調を感じていなくても受けられますか?
はい。からだの不調をはっきり自覚していない方でも、動作療法は適用できます。実際に取り組むなかで、こころの不調が身体の力みとして現れていたことに気づくケースは多くあります。
薬は使いますか?薬が苦手でも大丈夫ですか?
動作療法は薬に頼らないアプローチです。当院は「薬に頼りすぎない」治療を方針としており、漢方やカウンセリング、TMS治療などと組み合わせながら、お一人おひとりに合った形で進めます。薬が苦手な方もご相談ください。
認知行動療法やカウンセリングとは何が違いますか?
認知行動療法やカウンセリングが主に「考え方」や「言葉」を扱うのに対し、動作療法は「からだの実感」を手がかりにします。考えすぎて頭が休まらない方や、言葉で説明するのが苦手な方にも取り組みやすい点が特徴です。併用することもできます。
1回で効果は出ますか?どのくらい通えばよいですか?
効果の現れ方には個人差があります。1回でからだの軽さを感じる方もいれば、繰り返すなかで少しずつ変化を体得していく方もいます。状態や目標に合わせて通院の目安をご提案しますので、初診時にご相談ください。
初診の予約方法と当日の流れを教えてください。
ご予約はWeb予約フォーム、またはお電話(03-5295-7555)で承っています。初診では現在の症状とからだの不調を確認し、治療方針をご相談します。動作療法を希望される旨を予約時か来院時にお伝えいただくと、ご案内がスムーズです。
仕事帰りや土日でも通えますか?アクセスは?
JR・銀座線「神田駅」から徒歩1分です。平日は夜20:30まで、土曜・日曜も診療しているため、お仕事帰りや週末にも通院いただけます。
通っていることが会社や家族に知られませんか?
ご本人の同意なく、受診の事実が会社やご家族に伝わることはありません。プライバシーに配慮して診療を行っています。
休職や復職の相談もできますか?
はい。必要と判断された場合は診断書の即日発行に対応し、休職手続きの進め方までサポートします。復職についても、産業保健の実務経験を活かし、タイミング判断や段階的なリハビリ出勤の計画など「働ける状態」までお手伝いします。

まずは
からだの不調から
ご相談ください

日常生活の困り事も、からだの不調も。動作療法を希望される旨をお伝えいただくと、ご案内がスムーズです。