心療内科の初めての受診は、
「お薬をたくさん出されるかもしれない」
「すぐに休職になってしまうかもしれない」
「大したことないとあきれられるかもしれない」
「他の先生に診療してもらっているのに不誠実だ」
と思われるかもと不安になる方もいるかもしれません。

働く人の不調の1番の原因は「仕事の成果が出ない」ことです。もし人間関係や難しい課題などがあり、うまく眠れなくなったり、思考がまとまらなくなったりして仕事の成果に影響が出る場合には、早いうちに相談にいらっしゃってください。まずは現状の糸をほぐし、一緒にもやもやした気持ちの解決につながる道筋をスペシャリストとして一緒に考えます。現状の整理を一緒に行うだけでも安心した、と1度だけ来院されて仕事に戻られる方もおります。より早く楽に現状を打破できる可能性がある場合には西洋薬や漢方薬のお薬のご案内やカウンセリングのご案内もします。当院は豊富なカウンセリングの種類があり、お薬をできるだけ使いたくない、なかなか通院がしづらい、などライフプランや特性に合わせて治療のご提案が可能です。

つらい状態を我慢するといつの間にか冷静に考えられなくなったり、判断できなくなったりすることもあります。できるだけ仕事に影響が出ないためにも、「こんな軽くても相談していいのかな…?」というタイミングでまず一度ご相談にいらしてみてください。

心療内科の受診のタイミング

「落ち込みや、不安が強い」、「眠れない、吐き気、頭痛、腹痛」など心の症状と体の症状で受診をしてみようかなと思う人もいますが、それでも受診に踏み切れないという方もいるかもしれません。

①うまく眠れない、不眠の症状

  • 寝付くまでに30分以上かかる
  • 途中で起きてしまう
  • 朝スッキリ起きれない
  • 日中の眠気がある

仕事の負荷がかかった時に一番最初に出やすい兆候は睡眠の乱れです。
睡眠の不調は集中力の低下をおこし、信頼に影響するミスを起こしてしまう可能性があります。睡眠は情動にもかかわるため、イライラしやすくなったり、不安になりやすくなったりもします。

②午後の集中力低下

頭痛や肩こり、吐き気などは自律神経の乱れが影響することが多いです。このような症状が出ているときには身体にストレスの負荷がかかりやすい状態にあるといえます。日中の身体の疲れがたまりやすくなり、午後にかけて何度も文章を読まないと頭に入ってこない、いつの間にか違う仕事をしてしまうなどの症状がでている場合は身体だけでなく、仕事にも影響が出ているかもしれません。

③休日と平日のオンオフ

真摯に仕事に向き合うと落ち込みや不安はつきものです。
ただし、落ち込みや不安で次の行動に動けないほど悩んでしまう。ぐるぐる思考や不安で仕事に影響がでる、休日にずっと仕事のことを考えてしまうのは過剰な心の負荷がかかっている状態です。休日に疲弊して寝たきりになってしまう、休日が楽しめない状態の場合には自分が気づかないまま平日の仕事にも影響が出ているかもしれません。「こんな状態で相談に行ってもいいのかな…?」というときが一番相談に適した時です。人生で悩むときに、横で応援し、一緒に走っていける心療内科をベスリクリニックは目指しております。