仕事が手につかない。
それでも仕事は休めない。
産業医の視点とカウンセリングを軸に、薬だけに頼らず「働き続ける力」をつくる心療内科です。

休職する前も、復職したあとも。
- 眠れず、朝からもう疲れている朝、仕事に向かう余力が残る睡眠の治療漢方
- 上司の一言が、夜まで離れない受け止め方を自分で選べるカウンセリング
- 休職中だが、戻れる自信がない自信をもって職場に戻る産業医の視点復職の相談
- 神田駅 徒歩1分
- 平日 夜20:30まで
- 土曜も診療
- 当日1時間前までWeb予約
こんなことありませんか?
- 日曜の夕方から、月曜日の気が重い
- 返信ひとつ書くのに、時間がかかる
- 頭がぼんやりしてモヤがかかる
- 寝ても疲れが抜けず、通勤がつらい
- 休職すべきか、判断がつかない
ベスリがこれまでに心の診療をしてきた
働くビジネスパーソンの数
17,000人超
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受診の目安を考えるチェックリストです。

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眠り・体
気分
仕事
生活
当てはまった項目/ 20
当てはまる項目をタップしてください。
6個以下:いまは記録をつけて様子を見る段階です。数が増える、2週間以上続くときは相談を。
7〜12個:仕事や生活に影響が出はじめています。早めの受診をおすすめします。
13個以上:心身にかなりの負担がかかっています。できるだけ早く受診してください。予約はこちら
産業医視点とカウンセリングで、働き続ける力をつくる
症状を抑えて終わりにせず、職場に戻ってからもぶり返さない状態をつくります。
+
- 01
産業医の視点で、
「働き方」まで診る診察で扱うのは症状だけではありません。業務量・評価・人間関係まで含めて治療を組み立てます。
![診察室で話を聞く女性医師]()
- 職場環境
- 人間関係
- 環境調整
- 02
カウンセリングで、
ぶり返さない力をつくるビジネストレーニングを取り入れ、報告の先延ばしや断れないクセなど、仕事の場面に手を入れます。
![カウンセリングの様子]()
- ビジネストレーニング
- 思考のクセ
- カウンセリング
- 03
休職・復職を、
働き方とセットで支える休職の判断と診断書から、復職の時期、戻ったあとの再発予防まで、産業医の視点で相談できます。
- 休職の判断診断書
- 生活リズムを整える
- 復職の時期を決める
- 再発予防を続ける
休職せず、業務の調整で働き続ける方法も検討します。
- 休職の診断書
- 復職のタイミング
- 再発予防
- 04
薬だけに頼らず、
働きながら治す漢方・TMS治療など薬以外の治療も。平日20:30まで・土曜も診療で、働きながら通えます。
- カウンセリング
- 漢方
- TMS治療
- お薬
(必要時)
- 東洋医学の専門医による漢方
- 神田駅 徒歩1分
- 05
「卒業」まで、
見通しを立てる原因の整理と再発予防まで行い、「もう大丈夫」と言える状態を目指します。
- はじまり週1回ほど
- 安定期2週〜月1回
- 卒業必要時のみ

田中 遥
医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック 院長
専門:心療内科/睡眠障害内科
- 17,000人超働く人の心の診療
- 5,000症例以上TMS治療
- 20冊弱著書・監修書籍
- 20件以上メディア出演・講演
公開日:2020年3月31日 最終更新日:2026年10月28日
詳しく知りたい方へ
心療内科の受診の目安、治療、休職・復職まで。働く人の心の不調について、当院の考え方とあわせてまとめました。

監修:田中 遥ベスリクリニック 院長/心療内科・睡眠障害内科
公開日 2020年3月31日・最終更新日 2026年10月28日
01心療内科とは|どんな症状を診る科か
心療内科は、心理的なストレスが体の症状として出ている状態を主に診る科です。頭痛や胃の不調で内科にかかり、検査では異常がないと言われた。それでも症状が続く。こうした流れで心療内科に来られる方は少なくありません。
当院では、体の症状と気分の症状を分けずにうかがいます。外来でうかがうのは、症状そのものに加えて、睡眠の時間、仕事の量、職場の人間関係、休日の過ごし方です。
心療内科でよく相談される症状
- 体:頭痛、胃痛、吐き気、動悸、めまい、肩こり朝の電車で動悸がして、途中の駅で降りてしまう
- 眠り:寝つけない、夜中に目が覚める、朝起きられない4時に目が覚めて、そのまま眠れない
- 気分:落ち込み、不安、イライラ日曜の夜になると、翌日のことで気が重くなる
- 仕事:集中できない、判断できないメール1通の返信に30分かかる
02心療内科と精神科の違い
どちらも心の不調を診る科ですが、入口になる症状に違いがあります。
| 心療内科 | 精神科 | |
|---|---|---|
| 主に診るもの | ストレスで体に出た症状 | 心の症状そのもの(気分・思考・知覚) |
| よくある入口 | 内科で「異常なし」と言われた | 落ち込み、強い不安、幻聴など |
| 代表的な病名 | 心身症、自律神経の不調、適応障害、不眠症 | うつ病、双極症、統合失調症、パニック症 |
| 入院 | 通院が中心 | 入院設備のある病院も多い |
実際には重なる部分が大きく、うつ病や適応障害はどちらの科でも診ています。看板の名前より、「何を相談したいか」で選ぶほうが迷いません。
当院は心療内科として、働く人の不調を中心に診ています。入院が必要な状態や、より専門的な医療が必要な場合は、連携している医療機関をご案内します。
03働く人に多い心の不調の特徴|心・体・仕事に出るサイン
働く人の不調は、本人より先に仕事ぶりに出ることがあります。「最近ミスが多いね」と言われて、はじめて自分の状態に気づく方もいます。
心に出るサイン
- 不安・焦りまだ起きていないミスの場面を、何度も想像してしまう
- 気分の落ち込み楽しみにしていた週末の予定を、直前で断る
- イライラ家族の何気ない一言に、強い口調で言い返す
体に出るサイン
- 眠り布団に入っても、明日の段取りが頭から離れない
- 胃腸昼食を食べると胃が重く、午後は食べずに過ごす
- 動悸・めまい会議室に入ると、心臓の音が気になる
仕事に出るサイン
- 集中・判断会議の内容が、終わったあと頭に残っていない
- 作業の速さ返信ひとつにも時間がかかり、未読がたまる
- 勤怠月曜の朝だけ、体が動かず遅刻が増える
04仕事のストレスで不調が出る原因
厚生労働省の調査では、仕事や職業生活に関して強い不安・悩み・ストレスを感じている労働者は8割を超えています。ストレスがあること自体は珍しくありません。差が出るのは、ストレスが重なったときに回復できるかどうかです。
不調につながりやすい5つの要因
- 仕事の量と質:残業が続く、締め切りが重なる、裁量がないまま責任だけ増える
- 役割・評価の変化:昇進、異動、転職。うれしい変化でも負担になります
- 人間関係:上司・部下・取引先とのやりとり。在宅勤務で相談相手が減ることも
- 生活リズム:睡眠不足、不規則な食事、休日も仕事のメールを見る習慣
- 思考のクセ:「全部自分でやるべき」「失敗は許されない」と考えやすい
原因はひとつに絞れないことがほとんどです。昇進と引っ越しが同じ月に重なった、というように、いくつかが同時に起きたときに症状が出やすくなります。
当院では、症状・職場環境・人間関係・思考のクセの4つをまとめて診ます。症状だけを切り取ると、職場に戻ったときに同じことが起きやすいからです。
05仕事で疲れる、休んでも抜けない|疲れ方の変化
不調が続いているとき、変わるのは疲れの量だけではありません。疲れ方の形が変わります。朝の時点で気力が少なく、会議のような負荷でさらに下がり、帰宅後も戻らない。図2はその違いをイメージにしたものです。
| ふだんの疲れ | 相談を考えたい疲れ | |
|---|---|---|
| 休んだ後 | 一晩・週末で戻る | 週明けもつらいまま |
| 疲れる場面 | 忙しい日に限られる | 簡単な作業でも疲れる |
| 気分 | 疲れていても楽しみはある | 楽しみが感じられない |
| 続く期間 | 数日 | 2週間以上 |
「休めば治るはず」と週末を待つうちに、月単位で時間が過ぎてしまう方もいます。右側の列に当てはまるものが多ければ、受診を考える時期です。
受診の前に、自分でできること
- 起きる時間を固定する休日も平日と同じ時刻に起き、二度寝するなら1時間以内にとどめる
- 寝る前の1時間は仕事を見ない通知を切り、メールの確認は翌朝に回す
- 昼に外へ出る昼休みの10分だけ、建物の外を歩く
- 記録をつける寝た時刻・起きた時刻・その日つらかった場面を1行ずつメモする
2週間ほど続けても変わらない、またはこれ自体ができないほどつらいときは、受診を考えてください。つけた記録は、診察でそのまま役に立ちます。
06仕事のストレスによる不調は病気?診断は?
診断は、医師が問診と診察で行います。心の病気を血液検査だけで確かめる方法はありませんが、甲状腺の病気や貧血など、似た症状を起こす体の病気がないかを採血で調べることがあります。
働く人の受診で多い病名
| 病名 | 特徴 |
|---|---|
| 適応障害 | 異動・人間関係など、はっきりしたストレスに反応して症状が出る。ストレスから離れると軽くなりやすい休日は比較的元気に過ごせる |
| うつ病 | 気分の落ち込みや興味の低下が、ほぼ毎日、2週間以上続く休日も何をしても楽しくない |
| 不眠症 | 眠れない夜が週3回以上、3か月以上続き、日中に支障が出る昼過ぎに強い眠気で会議に集中できない |
| パニック症・不安症 | 突然の動悸・息苦しさの発作や、それがまた起きる不安が続く満員電車に乗れなくなる |
| 自律神経の不調 | 検査で異常がないのに、めまい・動悸・発汗などが続く会議前だけ手汗と動悸が出る |
07心療内科は何科?受診の目安
「何科に行けばいいか分からない」という相談はとても多くあります。体の症状が中心なら、まず内科で体の病気がないかを確認します。そこで「異常なし」と言われ、症状が続くときが心療内科の出番です。
心療内科の受診を考えたいサイン
- 眠り・気分・体の不調が、2週間以上続いている
- ミスや遅刻が増え、周りに指摘された
- 休日に休んでも回復しない
- お酒や市販の睡眠改善薬に頼る量が増えた
- 朝、出勤の準備をしようとすると涙が出る
このチャートは目安です。支障が出る前でも、受診してかまいません。早い段階のほうが、休職せずに治療を進められる選択肢が多く残ります。
初診で伝えると話が早いこと
- いつ頃から、どんな症状があるか
- 症状が出やすい場面(曜日・時間帯・相手)
- 睡眠時間と、寝つき・目覚めの様子
- 仕事への影響(遅刻・ミス・休んだ日数)
- 飲んでいる薬やサプリメント、お酒の量
うまく話せなくても問題ありません。Web問診で事前に書いておけば、診察ではそこから話を始められます。
08すぐに相談してほしい強い症状
次のような状態があるときは、予約の空きを待たずに、その日のうちに相談してください。
- 「死にたい」「消えてしまいたい」と考える。方法を考えてしまう
- 眠れない・食べられない状態が何日も続いている
- 自分を傷つけてしまった
- 急に人が変わったように話が止まらない、眠らなくても平気
通院中の方は、まず主治医の医療機関へ。夜間・休日で連絡がつかないときは、地域の精神科救急情報センターや119番を利用してください。電話相談は「こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)」などがあり、厚生労働省のサイト「まもろうよ こころ」に窓口の一覧があります。
ご家族や同僚が気づいた場合も同じです。本人が「大丈夫」と言っても、上のような様子があれば、医療機関への連絡を手伝ってください。
09心療内科の治療・カウンセリング|薬・漢方・TMS
治療は、症状の強さ、仕事の状況、ご本人の希望をうかがってから組み合わせます。最初から全部を決める必要はありません。
| 治療 | どんなときに |
|---|---|
| カウンセリング | 思考のクセや人間関係が、不調の繰り返しにつながっているとき。当院はビジネストレーニングを取り入れているのが特徴です |
| 漢方 | 体の症状が目立つとき、心の薬に抵抗があるとき。東洋医学の専門医が体質に合わせて処方します |
| TMS治療 | うつ症状が続くとき、薬を使わない方法を探しているとき。頭に当てたコイルの磁気刺激で脳の働きに作用させます |
| お薬 | 眠れない、不安が強いなど、まず症状を和らげる必要があるとき。医学的に必要な場合に提案します |
| 生活指導 | 睡眠リズムの乱れ、休日の過ごし方など、生活の土台を整えたいとき |
カウンセリングで扱うことの例
- 報告の先延ばし悪い報告ほど後回しにして、結果的に叱られる
- 頼みごとを断れない断ったら評価が下がると考え、仕事を引き受けすぎる
- 上司との関係注意された内容より、言い方が気になって眠れない
カウンセラーは、状態やお悩みに合わせてご紹介します。合わないと感じたら、継続も変更もできます。予約制のため、初診当日のカウンセリングは行っていません。
漢方とTMS治療について
漢方は、症状だけでなく、冷えやすさ・胃腸の強さ・疲れやすさといった体質もみて選びます。のどのつかえ感や、緊張すると胃が痛くなるといった、心と体の境目にある症状で使われることが多い薬です。
TMS治療は、薬を使わずにうつ症状の改善を目指す治療です。一定の期間、続けて通院する必要があります。受けられるかどうか、回数や費用は、診察で状態をうかがってから説明します。
10「薬に頼らない治療」とは|働き続ける力をつくる
当院の方針は「薬を使わない」ではなく「薬に頼らない」です。身体も含めて診察し、医学的に必要な場合はお薬も提案します。そのうえで、薬だけで終わらせない治療を組み立てます。
不調がぶり返す流れ
- 仕事の成果が出ない。評価や人間関係のプレッシャーが続く
- 不安・不眠などの不調が出る
- 薬で症状を抑えて、いったん復帰する
- 思考のクセや職場の関係は変わらないまま、また1に戻る
この流れを止めるには、症状を抑える治療と並行して、原因の側に手を入れる必要があります。カウンセリングや環境調整を組み合わせるのはそのためです。
当院が考える「働き続ける力」
治療で目指すのは、症状が消えることだけではありません。職場に戻ったあと、同じ場面でつまずかずに働けることです。具体的には次のような状態です。
- 眠りと体力が戻っている平日と同じ時刻に起き、午後まで集中が続く
- 考え方のクセに気づいて対処できる注意を受けても、夜まで引きずらずに切り替えられる
- 職場と調整ができる業務量がきついとき、上司に具体的な数字で相談できる
この3つのうち、1つ目はお薬や生活指導、2つ目はカウンセリング、3つ目は産業医の視点での助言が主に担います。
11卒業制度|通院の間隔と目標
「いつまで通えばいいのか分からない」という不安は、治療を続けるうえで負担になります。当院では、仕事に期日と目標があるように、治療にも目標と期日を置きます。
| 段階 | 通院と内容 |
|---|---|
| はじまり | 週1回ほどの短い間隔。つらい症状を和らげながら、不調の原因を整理し、治療が合っているかを確認します |
| 安定期 | 2週間に1回から月1回へ。再発予防のカウンセリングを軸に、通院の間隔を空けていきます |
| 卒業 | 「もう大丈夫」と言える状態。卒業後も数か月に1回、メンテナンスで受診される方もいます |
期間は状態によって異なります。卒業の目安は診察のなかで医師と確認し、途中で見直すこともあります。
12休職・復職の支援|産業医の視点で戻り方を設計する
当院は「働き続けながら治したい」「休職からできるだけ早く復職したい」という方を前提に、治療方針を組み立てています。休職するかどうかの判断から、戻ったあとの再発予防までを、働き方とセットで考えるのが特徴です。
休職する前に:働きながら治す選択肢
不調があっても、すぐに休職が必要とは限りません。残業を減らす、担当業務を一時的に絞るといった調整で、働きながら治療を続けられる場合があります。環境調整に関する診断書のご相談にも対応しています。
一方で、眠れない・食べられない状態が続く、通勤そのものがつらいといったときは、休むことが治療の一部になります。どちらがよいかは、症状と職場の状況をうかがって判断します。
休職中の3つの時期
| 時期 | 過ごし方の目安 |
|---|---|
| 休養期 | まず睡眠と食事を整える。仕事のことは考えなくてよい時期です昼寝をしても、無理に起きていなくてかまいません |
| 生活リズム期 | 起床時間を平日と同じにし、日中を外で過ごす日を増やす朝9時に図書館へ行き、昼まで本を読む |
| 復職準備期 | 通勤の練習をし、不調のきっかけになった場面への対処をカウンセリングで準備する苦手な会議を想定して、発言の順番を決めておく |
休職や環境調整に関する診断書は、状態によって、正確な診断のために経過を見てから発行する場合があります。休職中の収入については、健康保険の傷病手当金が使えることがあります。
復職の前に確認すること
- 平日と同じ時間に起き、日中を外で過ごせる日が続いている
- 通勤経路を実際に移動しても、強い疲れが残らない
- 不調のきっかけになった業務や関係について、戻り方の案がある
- 会社の産業医・人事と、勤務時間や業務量の調整を話し合えている
復職を最終的に決めるのは会社で、主治医は「働ける状態か」の意見を伝える立場です。当院は産業医の視点もふまえて、どの業務から、どのくらいの量で戻るかを具体的に相談できます。
復職したあと:再発予防が本番
復職後の数か月は、ぶり返しが起きやすい時期です。通院とカウンセリングを続け、負荷を段階的に戻しながら、つまずいた場面をその都度ふり返ります。通院の間隔は、安定に合わせて空けていきます。
13初診の流れ・持ち物
初診は4ステップ
- 予約:Web予約は当日の1時間前まで
- Web問診:来院前にオンラインで記入
- 来院・受付:マイナンバーカード(健康保険証)を持って総合受付へ
- 診察・方針相談:症状をうかがい、お薬・カウンセリングなどの方針を決めます
持ち物
- マイナンバーカード(健康保険証)
- お薬手帳(服用中の薬がある方)
- 紹介状(お持ちの方)
お支払いは自動精算機で、カード・現金・タッチ決済(上限あり)に対応しています。当院は自立支援医療の指定医療機関です。新規の手続きは来院時にご説明します。生活保護(医療券)・労災の指定施設ではありません。
14家族・子どもの場合|家族や職場の方へ
ご家族の方へ
2019年6月より、ご家族のみの相談は承っていません。治療を続けるには、ご本人の意思が重要だと考えているためです。ご家族にできるのは、受診のきっかけをつくることです。
| かけやすい言葉 | 避けたい言葉 | |
|---|---|---|
| 体のこと | 「最近眠れてる?」 | 「気の持ちようだよ」 |
| 仕事のこと | 「最近帰りが遅いね」 | 「みんな同じくらい大変」 |
| 受診 | 「一度、話を聞いてもらったら」 | 「病院に行かないとだめになる」 |
上司・人事の方へ
遅刻やミスの増加など、見えている変化を具体的に伝え、産業医や人事への相談をすすめてください。病名を推測して伝える必要はありません。人事・総務の方の診察への同席は、事前に総合お問い合わせフォームからご相談ください(保険診療外・別途料金)。
お子さんの場合
当院は働く方の診療を中心としているため、18歳以上の方を対象にしております。
15働く人の心療内科の選び方
心療内科と一口にいっても、得意な分野は医療機関によって異なります。働きながら通う場合は、次の点を確認しておくと、通院を続けやすくなります。
- 通える時間:仕事帰りや週末に予約が取れるか
- 仕事の相談:休職・復職、診断書について相談できるか
- 薬以外の選択肢:カウンセリングや漢方などを組み合わせられるか
- 通院のゴール:どうなったら通院を終えるのか、説明があるか
- 場所:職場や自宅から、無理なく通える距離か
夜間の入院対応や、思春期の診療が必要な場合は、それぞれに対応した医療機関が向いています。
16神田で心療内科を探している方へ|通いやすさと連携医療機関
当院は神田駅から徒歩1分。平日は夜20:30まで、土曜日も診療しています。Web予約は当日の1時間前まで受け付けています。
大学病院・総合病院をはじめとする医療機関と、登録医制度による連携体制をとっています。紹介状をお持ちの方はスムーズに受診いただけます。
主な登録医・連携医療機関
- 東京慈恵会医科大学
- 大阪医科薬科大学病院(旧 大阪医科大学病院)
- 浅香山病院
- 国際医療福祉大学 三田病院
- 国立国際医療研究センター病院
- 昭和大学病院
- NTT東日本関東病院
- 帝京大学医学部付属病院
- 東邦大学医療センター 大橋病院
- 国立病院機構 東京医療センター
- 東京共済病院
- 東京都済生会中央病院
- JCHO東京新宿メディカルセンター
- JR東京総合病院
- 東京逓信病院
- 東京労災病院
- 東京都立広尾病院
- 虎の門病院
- 日本赤十字社医療センター
- 日本大学病院
上記は主な登録医・連携医療機関の一部です。
用語集心療内科でよく聞く言葉
- 心身症
- 体の病気のうち、発症や経過にストレスなど心理・社会的な要因が強く関わっているもの。胃潰瘍や緊張型頭痛などが含まれます。
- 自律神経
- 呼吸・心拍・消化・体温など、意識しなくても働く体の機能を調整する神経。緊張が続くと乱れやすくなります。
- 適応障害
- はっきりしたストレス(異動・人間関係など)に反応して、気分や行動の症状が出る状態。
- うつ病
- 気分の落ち込みや興味の低下が、ほぼ毎日・2週間以上続く病気。睡眠や食欲、集中力にも影響します。
- 不眠症
- 眠る時間や環境があるのに眠れない状態が続き、日中の生活に支障が出ているもの。
- 産業医
- 企業で働く人の健康管理を行う医師。職場環境の確認や、休職・復職の面談などを担当します。
- カウンセリング
- 専門のカウンセラーとの対話を通じて、考え方のクセや人間関係のパターンを整理する治療。
- 認知行動療法
- 物事の受け取り方(認知)と行動の関係に注目し、つらさを生むパターンを少しずつ変えていく心理療法。
- 漢方
- 生薬を組み合わせた薬。体質や体の状態に合わせて選びます。
- TMS治療
- 頭に当てたコイルから磁気を出し、脳の一部の働きに作用させる治療。薬を使わずにうつ症状の改善を目指します。
- 減薬
- 症状が落ち着いたあと、医師と相談しながら薬の量を段階的に減らしていくこと。
- 併診
- いまの主治医の治療を続けながら、別の医療機関も受診すること。
- セカンドオピニオン
- 診断や治療方針について、別の医師の意見を聞くこと。
- 自立支援医療
- 通院による精神科の医療費の自己負担を軽くする公的制度。申請と指定医療機関での受診が必要です。
- 傷病手当金
- 病気やけがで仕事を休み、給与が出ないときに健康保険から支給されるお金。
質問と回答 31問心療内科の受診に関するよくある質問
受診を迷っている方へ
こんなに軽い症状でも受診していいですか?
はい、軽いと感じる段階こそ相談のタイミングです。働く人の不調は我慢するほど判断力や思考力が下がり、気づいたときには仕事への影響が大きくなっていることがあります。「この程度で相談していいのかな」と迷うその時点が、実は最も相談に適した時期です。
働きながら通院・治療できますか?
できます。当院は「働き続けながら治したい」「休職からできるだけ早く復職したい」という方を前提に治療方針を組み立てています。平日は夜20:30まで、土曜日も診療しているため、仕事と両立しながら通えます。
他の病院に通院中ですが、相談できますか?
はい、他院に通院中でも初診のご相談が可能です。今の主治医の治療と並行する併診や、セカンドオピニオンとしてのご利用もできます。受診時は「お薬手帳」と、これまでの経過がわかるものがあればお持ちください。
病名が分からなくても予約できますか?
できます。病名を決めてから来る必要はありません。眠れない、朝がつらい、仕事でミスが増えたなど、困っていることをそのままお伝えください。診断は診察のなかで医師が行います。
内科で「異常なし」と言われました。心療内科に行くべきですか?
検査で異常がないのに頭痛・胃の不調・動悸などが続くときは、ストレスが関わっていることがあります。仕事の忙しさや睡眠不足と症状の時期が重なっているなら、心療内科で相談する目安になります。
心療内科と精神科、どちらに行けばいいですか?
体の症状やストレスによる不調が中心なら心療内科、幻聴や強い興奮など心の症状が強い場合は精神科が向いています。実際には重なる部分が大きく、うつ病や適応障害はどちらでも診ています。
予約・初診
予約は当日でも取れますか?
数日ごとに初診枠を調整しており、当日や数日以内のご相談ができる体制をとっています。Web予約は当日の1時間前まで可能です。空き状況を確認できる予約サイトをご案内しますので、まずはお問い合わせください。
支払い方法と初診の持ち物を教えてください。
マイナンバーカード(健康保険証)をお持ちください。服用中の薬があればお薬手帳、紹介状があればあわせてご持参を。お支払いは自動精算機でカード・現金・タッチ決済(上限あり)に対応しています。予約制のため、初診当日のカウンセリングは行っていません。
土曜日も診療していますか?
はい、土曜日も診療しています。平日は夜20:30まで診療しています。祝日や年末年始の診療日は、予約ページでご確認ください。
予約なしで受診できますか?
当院は予約制です。Web予約は当日の1時間前まで受け付けているので、思い立った日に予約を入れてから来院してください。
治療・カウンセリング・薬
薬を飲みたくありません。薬なしで治療できますか?
当院は「薬を使わない医療」ではなく「薬に頼らない治療」です。身体も含めて診察し、医学的に必要と判断した場合はお薬もご提案しますが、ご希望を伺いながら、生活指導・心理療法・漢方・薬を使わないTMS治療なども含めて方針を一緒に決めます。
どんなカウンセリングが受けられますか?
さまざまな経験と手法を持つカウンセラーが在籍し、状態やお悩みに合わせてご紹介します。思考のクセや人間関係の作り方といった再発の原因にアプローチするため、ビジネストレーニングを取り入れたカウンセリングを行っているのが特徴です。継続も変更も可能です。
漢方やTMSなど、薬以外の治療はありますか?
はい。東洋医学の専門医が在籍し、体質に合わせた漢方薬の処方に対応しています。また、薬を使わずにうつ症状の改善を目指すTMS治療(磁気刺激による治療)もご用意しています。「心の薬に抵抗がある」という方の選択肢になります。
減薬の相談はできますか?
できます。ただし、安定している状態で睡眠薬や抗うつ薬を自己判断で減らすと、ぶり返しや離脱症状が起こることがあります。生活トレーニングによる「働ける心身づくり」や環境調整を支援しながら、無理のない減薬を行います。
「卒業」とは、どんな状態のことですか?
不調の原因を整理し、再発予防まで行ったうえで「もう大丈夫」と言える状態を指します。通院の間隔を少しずつ空け、最後は必要なときだけ受診する形を目指します。卒業後に数か月に1回、メンテナンスで受診される方もいます。
睡眠薬はくせになりませんか?
種類や飲み方によっては、やめにくくなるものがあります。当院では生活リズムの見直しを並行し、必要な期間だけ使う方針で処方します。自己判断で急にやめると眠れなくなることがあるため、減らすときは医師に相談してください。
TMS治療はどんな人が受けられますか?
主に、うつ症状が続いている方や、薬では十分な効果が得られなかった方が対象です。受けられるかどうか、回数や費用は診察で状態をうかがってから説明します。
診断書・休職・仕事
休職の診断書は出してもらえますか?
休職や環境調整に関する診断書のご相談に対応しています。状態によっては、より正確な診断のために経過を見てからの発行となる場合もあります。休職・復職のタイミングのご相談も承っていますので、診察時にお申し出ください。
会社に知られずに受診できますか?
受診の事実を当院から会社へ通知することはありません。
休職せずに治療を続けることはできますか?
症状の程度によってはできます。残業や業務量の調整など、働き方の配慮について診断書で会社に伝える方法もあります。平日は夜20:30まで、土曜日も診療しているため、仕事を続けながら通院できます。
復職に向けて、どんな相談ができますか?
復職の時期、休職中の生活リズムの整え方、職場とどう調整するかなどを相談できます。当院は産業医の視点もふまえて、どの業務から、どのくらいの量で戻るかを具体的に考えます。
休職中は、何をして過ごせばいいですか?
最初の時期は、睡眠と食事を整えることを優先します。回復してきたら、起床時間を平日と同じにする、図書館などで日中を過ごす、といった形で、少しずつ「働く日の生活」に近づけていきます。
復職のタイミングは誰が決めますか?
主治医は、働ける状態かどうかの意見を診断書などで伝えます。最終的に復職を決めるのは会社で、産業医の面談を経ることが一般的です。当院では産業医の視点もふまえて、戻り方を相談できます。
仕事を辞めるべきか迷っています。
不調が強い時期は、判断力も落ちています。退職のような大きな決断は、症状が少し落ち着いてから考えても遅くありません。休職や業務の調整という選択肢も含めて、診察でご相談ください。
家族・職場の方・その他
自立支援医療や公費は使えますか?
当院は自立支援医療の指定医療機関です。新規に利用される場合は、手続きを来院時にご説明します。なお、生活保護(医療券)や労災の指定施設ではないため、これらに該当する方は対象の医療機関への受診をお願いしています。
家族だけの相談や、家族の同席はできますか?
2019年6月より、ご家族のみの相談は承っていません。診療は原則ご本人のみで、治療を続けるにはご本人の意思が重要だと考えているためです。人事・総務の方などの同席をご希望の場合は、事前に総合お問い合わせフォームよりご相談ください(保険診療外・別途料金)。
家族の様子が心配です。どう声をかければいいですか?
「最近眠れてる?」など、体のことから聞くと答えやすくなります。「がんばれ」「気の持ちよう」は本人を追いつめやすい言葉です。受診をすすめるときは、本人が予約を取れるよう、このページを一緒に見るのも一つの方法です。
部下の様子が心配です。上司として何ができますか?
遅刻やミスの増加など、見えている変化を具体的に本人へ伝え、産業医や人事への相談をすすめてください。上司が病名を推測して伝える必要はありません。
18歳未満でも受診できますか?
当院は働く方の診療を中心としているため、18歳以上の方を対象医にしております
「死にたい」と考えてしまうときは、どうすればいいですか?
その日のうちに、通院中の医療機関や相談窓口に連絡してください。予約の空きを待つ必要はありません。夜間や休日で連絡がつかないときは、地域の精神科救急や119番を利用してください。
参考参考にした情報
- 厚生労働省「令和4年 労働安全衛生調査(実態調査)」
- 厚生労働省 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」
- 厚生労働省「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」
- 厚生労働省「まもろうよ こころ」
- American Psychiatric Association『DSM-5-TR 精神疾患の診断・統計マニュアル』(日本語版:医学書院)
- 日本うつ病学会「日本うつ病学会治療ガイドライン うつ病(DSM-5)/大うつ病性障害」
- 日本心身医学会 教育研修委員会「心身医学の新しい診療指針」心身医学 31巻(1991)

