働く人の心身不調はお薬では治らない?

働く人の心身不調は「仕事の成果がでない」ことが原因がほとんどです。

うまくいかない上司部下関係、評価のプレッシャー、仕事の責任感、仕事の成果が出ない原因であった、「思考の癖や人間関係の作り方」への再発予防策がない限り再発します。

お薬だけでは、一時的に心身不調が改善しても、原因に対するアプローチは行えません。

薬に頼らない治療とは?

「薬に頼らない治療」と「薬を使わない治療」は異なります。医学的に薬が必要な心身の状態も、もちろんあります。

医学的な視点からお薬を用いたほうが良い時には、「薬を使う」薬物療法とお薬を減薬するための「薬に頼らない治療」を組み合わせ治療のご提案をします。

大切なことは、原因治療を含めた「薬に頼らない治療」を行うことです。

どうやって心身不調は起こるの?

私たちは仕事、家庭、友人、または人生の大きな課題を抱えた時に、眠れない、落ち込み、不安などの症状がおきます。

ベスリクリニックでは、心身不調を、「環境と自分自身の“間“にある」と考えています。

働く人の心身不調は「仕事や家庭の解けない問題、難しい人間関係の環境」に対して、「過去の経験で積み上げた性格、考え方、対応行動」“間“によりおこります。

問題のとらえ方・取り組み方を変えるスキルを得る、取り巻く環境を変えることが、心身不調を治す本質です。

働く人のこころの治療の特徴は?

ベスリクリニックではフェーズに分けて身体、脳、心へのアプローチを行います。

図表うつのフェーズ

急性期:「働く」ための正しい休息

薬物療法や薬に頼らない脳の磁気治療、こころのベーシックカウンセリングなど、寝たきりにならない、体力低下を予防する正しい「休み方」を提案します。

心身回復期:働く土台の身体づくり

日中の覚醒を促す睡眠トレーニング、抗うつ薬にも用いられるセロトニンを増やす生活を促すセロトニントレーニングを行い、休息から働き続けるための土台となる体力、身体づくりを行います。

社会回復期:働く再発予防策づくり

人間関係の嫌な記憶や身体反応に対するカウンセリング、ビジネスや家庭内での問題を解決するための問題解決スキル、対人関係スキルといったビジネススキルトレーニングを行います。

人間成長期:「仕事の成果」を出す

「元の状態に戻りたい」とお話しされる方がおります。元の状態にもどると、また同じようなことが起きた際に不調になってしまいます。

不調の前よりも自己成長をすることではじめて再発予防となります。

人間成長期には「気づき」を深めるビジネストレーニングやカウンセリングを復帰後もフォローをしばらく行います。

そもそも心身不調の意味とは?

心身不調は「これまでのやり方、考え方、生き方、環境を見直してはどうか」というあなたへのメッセージです。

誠実に人生を生きているからこそ、心身不調が出るくらい、人生の苦しみを感じます。自分が無理をして頑張ればいい、もやもやした状態が続くと心ではなく体に影響が出る方も多いです。

ベスリクリニックの「Besli」は「Better Sleep , Better Life」の略です。ベスリクリニックは、病気を治すだけでなく、自分自身を見直す機会、新しい生き方について考える場を提供したいと思い創設しました。

「Better Life」について一緒に考え、これからの豊かな人生に向かい一緒に努力をしましょう。