がんと働く|治療と仕事の両立とこころのケア|ベスリクリニック東京









Cancer & Work

がんと診断されても、
「働く自分」をあきらめないために。

がん治療と仕事の両立は、体の負担だけでなく、こころの揺れとの両立でもあります。告知直後の不安から、復職後に静かに積み重なる落ち込みまで。産業医経験を持つ心療内科が、あなたの「働ける状態」を支えます。

神田駅 徒歩1分/平日夜20:30まで・土日も診療

Why it matters

がんの治療は、体だけでなく「こころ」と「働き方」もいっしょに揺らす

がんとともに働くとき、痛みや副作用と同じくらい、不安・落ち込み・孤立感といったメンタルの問題が仕事の継続を左右します。ところが心の不調は外から見えにくく、周囲にも自分にも気づかれにくいもの。体・こころ・働き方の三つは切り離せない――これが、両立支援でメンタルヘルスをいっしょに考える出発点です。

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がんそのものの治療は主治医(がん診療の医療機関)が担います。ベスリクリニックが担うのは、がん治療と仕事の両立に伴うメンタル面のケアと、休職・復職支援です。主治医の治療と並行してご利用いただけます。

Phase 01 — 告知

病名を告知されたとき ―― 動揺は「異常」ではありません

がんの告知は、多くの人にとって予期しない重大な知らせです。直後には、頭が真っ白になる、眠れない、食欲がない、涙が止まらないといった反応が起こりやすく、これは異常な出来事に対する正常な心の反応です。多くは数日から数週間で少しずつ落ち着いていきます。

一方で、この動揺が長引き、仕事や生活に支障が続く場合は、適応障害うつ状態・不安障害として医療的なサポートが必要になることがあります。「がん=死」というイメージ、大量の情報、短期間で迫られる意思決定が重なり、思考も感情も処理しきれなくなるためです。

この時期に大切にしたいこと

大きな決断を急がない告知直後は冷静な判断が難しい時期。退職などを早まって決めず、まず立ち止まってよいと考えます。
治療と仕事の見通しを整理する治療の内容・期間・身体負担が分かると、休職・時短・配置転換などの選択肢が具体的になり、漠然とした不安が「対処できる課題」に変わります。
職場に伝える範囲は自分で決める病状は極めてセンシティブな情報。共有範囲を自分でコントロールできること自体が、心理的な安心につながります。
つらさが続くときは早めに相談する強い落ち込みや不眠が長引くときは、我慢せず心療内科・産業保健・がん相談支援センターなどへ。

こころの負担を相談する(来院予約)

Phase 02 — 復職後

復帰した後こそ、こころが揺れやすい

見落とされがちですが、心の不調が強く表れるのは告知直後よりもむしろ復職後であることが少なくありません。理由はいくつも重なります。

「もう治った人」扱いのずれ

周囲は回復を喜び以前どおりを期待する一方、本人の実感は「まだ途中」。この認識差が孤立感を生みます。

再発・転移への不安

検査のたびに緊張が高まり、体調の些細な変化に敏感に。見えない不安は理解されにくいものです。

倦怠感・ブレインフォグ

慢性的な疲労感や、集中力・記憶力の低下が残ることがあり、「怠けている」と誤解される負担が加わります。

以前の自分との比較

体力やパフォーマンスが戻らず焦りや自己否定に。真面目な人ほど無理を重ね、燃え尽きに向かいます。

気づきたいサイン。表情が乏しくなる、口数が減る、遅刻や欠勤が増える、以前できた業務に時間がかかる――こうした変化が続くときは、能力ではなく心身の限界のサインとして受け止めることが大切です。

休職・復職支援について詳しく

Support system

両立支援は「一人で背負わない」仕組み

治療と仕事の両立支援は、それぞれの立場が役割を分担して成り立ちます。心の不調は、この連携がどこかで途切れたときに見過ごされやすくなります。「誰かが気づいて、つなぐ」経路をあらかじめ用意しておくことが、支援の質を左右します。

本人体調や困りごとを言葉にし、情報共有の範囲を決める中心的な役割。
主治医がん治療を担い、就業上の配慮事項を医学的に示す。
産業医・保健師主治医の意見と職場の実情をつなぎ、働き方とメンタルを調整。
事業者・上司制度を運用し、日々の業務調整と声を上げやすい関係づくり。
両立支援コーディネーター本人・医療・職場の間に立ち、情報連携を橋渡し。

※当院の医師は全員が産業医経験を持ち、医療と職場の「あいだ」を意識した診療を行っています。

What we do

ベスリクリニックにできること

がんそのものの治療は主治医が担い、当院は治療と仕事の両立に伴うこころの不調と、休職・復職支援を担当します。薬に頼りすぎない治療を組み合わせ、再発予防と「働ける状態」までを支えます。

カウンセリング(認知行動療法)不安・落ち込み・考え方のクセを整理し、対処の力を育てます。
睡眠の認知行動療法(CBT-I)薬に頼らず「眠る力」を回復。治療期の不眠にも対応します。
漢方治療倦怠感や不調に、体質に合わせた漢方でアプローチします。
TMS治療(薬を使わない磁気刺激)薬に頼らないうつ治療の選択肢として提供します。
休職・復職支援診断書の即日発行、復職タイミングの判断、段階的な復帰計画まで。
産業保健の視点医師全員が産業医経験を持ち、職場の状況も踏まえて相談できます。
診断書を出して終わりではなく、再発しない形で社会に戻り、自立して働ける未来まで。「こころ・脳・身体」の観点から、いまのつらさを分解して整えていきます。

Supervised by — 理事長

田中 遥(たなか はるか)

医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック 理事長/専門:心療内科・睡眠障害内科

「こころ・脳・身体」の観点から状態を分解し、診断書の発行だけでなく、再発しない形で社会に復帰し、自立して働ける未来を目指す診療を行っています。

17,000+

働く人の心の
診療実績

5,000+

TMS治療
(薬に頼らないうつ治療)

約20冊

著書・
監修書籍

20件+

メディア出演
・掲載・講演

FAQ

よくある質問

がん治療をしながら仕事を続けることはできますか?
多くの方が、治療の内容や体調に合わせて働き方を調整しながら仕事を続けています。短時間勤務や時差出勤、業務量の調整、休職と段階的な復職などの選択肢があり、主治医・職場・産業保健スタッフが連携して支えます。まずは動揺した状態で退職などの大きな決断を急がないことが大切です。
診断後、不安や落ち込み・不眠が続きます。心療内科に相談してよいですか?
はい。診断後の強い不安・落ち込み・不眠は多くの方に起こる自然な反応ですが、仕事や生活に支障が続く場合は適応障害やうつ状態として支援の対象になります。当院は働く人のメンタル不調に特化した心療内科として、こうした症状のご相談に対応しています。
ベスリクリニックではがんそのものの治療もできますか?
いいえ。がんそのものの治療は、がん診療を行う医療機関(主治医)が担当します。当院が担うのは、がん治療と仕事の両立に伴うこころの不調(適応障害・うつ・不眠など)への対応と、休職・復職支援です。主治医の治療と並行してご利用いただけます。
復職後に気力が出ない・集中できないのは甘えですか?
甘えではありません。復職後は、周囲が回復したと考える一方で、再発への不安、倦怠感、集中力・記憶力の低下(ブレインフォグ)などが残ることが多く、負担が積み重なりやすい時期です。無理を重ねる前に、働き方の調整やメンタル面のサポートを受けることが再休職の予防につながります。
両立支援とは何ですか?誰が支えてくれますか?
本人・主治医・事業者(職場)・産業保健スタッフが情報を共有し、無理なく働き続けられる環境を整える仕組みです。主治医が就業上の配慮事項を示し、それをもとに職場が働き方を調整します。当院は産業医経験を持つ立場から、メンタル面のケアと復職計画づくりを支えます。
休職の診断書はその日にもらえますか?
必要と判断された場合、診断書の即日発行に対応しています。あわせて休職手続きの進め方や職場への伝え方までサポートします。
会社に病気のことをどこまで伝えるべきですか?
病状は極めてセンシティブな個人情報であり、どこまで伝えるかはご本人が決められます。「上司にだけ伝える」「産業医を窓口にする」など、意向を尊重した情報共有が可能です。ご本人の同意なく受診の事実が会社や家族に伝わることはありません。
薬に頼らない治療はありますか?
認知行動療法などのカウンセリング、漢方治療、薬を使わないTMS治療(磁気刺激)、睡眠の認知行動療法(CBT-I)など、薬に頼りすぎない治療を組み合わせて提供しています。体調や治療状況に合わせて選択します。
仕事帰りや土日でも通えますか?アクセスは?
JR山手線・銀座線「神田駅」から徒歩1分です。平日は夜20:30まで、土曜・日曜も診療しているため、治療の合間や仕事帰り、週末にも通院いただけます。
予約はどうすればよいですか?当日受診はできますか?
ご予約はWeb予約で承っており、当日の初診受付にも対応しています。

Reservation

「働きながら治療する」を、ひとりで抱えないでください

がんとともに働くなかで感じる不安や落ち込みは、多くの人が通る自然な過程です。告知直後の揺れも、復職後の見えにくい負担も、支援の対象になります。まずはお気軽にご相談ください。

来院を予約する

神田駅 徒歩1分/平日夜20:30まで・土日診療/当日初診対応

※本ページは治療と仕事の両立およびメンタルヘルスに関する一般的な情報を提供するもので、個別の診断・治療・就業判断に代わるものではありません。がんそのものの治療については主治医にご相談ください。心身の不調が続く場合は専門職へのご相談をおすすめします。