「いま休職したほうがよいか、まだ頑張れるか」
専門家の客観的な意見をもとに相談ができます。

休職開始サポート外来

休日もずっと仕事のことばかり考えてしまう…
今自分がいなくなったらチームが崩れてしまう…
成果を出さないといけないのに、考えが進まない…

頑張りたいのに、頑張り切れず成果が出せない状態にあるとき、休職は仕事と人生を立て直す一つの起点になるかもしれません。

そんなとき、ある時はまだいけると思うときもあれば、ある時はもうだめだ…と自分の気持ちの波もあり、自分自身が冷静に見つめられないことも多いです。

休職前相談カウンセリング

休職前相談カウンセリングでは産業保健経験が豊富なスタッフが「いま休職したほうがよいか、まだ頑張れるか」を専門家として客観的な意見をお伝えします。
休職のメリットやデメリットの整理や、休職をせず業務調整や有給の利用により立て直しができるかも含め、休職前の相談を行っております。

休職までの流れ

休職を検討するにも、どこから手を付けていいのかわからない…

会社から相談すればいいのか、まず医療機関で相談すればいいのか、そもそも自分が休職したほうが良い状態かからまず相談したい…と悩む方は多くいます。

当院では様々なケースの休職サポートを行ってきましたが、休職がスムーズにいくパターンは下記のようなパターンに多くみられます。

突然休職の診断書を会社に提出するケースもありますが、突然の休職診断書は会社や周りの方も驚いてしまいます。転職をする前提で休職をする方もいますが、転職は復職よりも体力や気力を多く必要とします。少しでも復職の可能性がある場合には、未来の可能性も残したスムーズな休職をおすすめします。

職場へ相談

医療機関の相談の上休職も検討に入れたほうが良い、もしくは業務調整をしたほうが良いと判断された場合、医療機関の受診報告とともに、会社の休職制度と自分の適応について確認したいと人事に伝えましょう。

自分から言い出しづらい場合には、休職の診断書ではなく、病状を説明する診断書や、受診が必要なことを説明する診断書をもって相談をするのも一つです。職場によっては、人事や産業医との面談が必要になるケースもあります。

休職するための手続き

人によっては休職できる制度が使えない人もいます。自分が利用できる休職制度がある場合下記を確認しましょう。

  • 休職期間を定めた就業規則等の規定があるか
  • 制度に基づく休職満了日と期間
  • 休職期間中の連絡窓口担当者・連絡方法・連絡頻度
  • 産業医の先生との面談有無
  • 復職時の会社規定や復職プログラムの有無
  • 休職中の給与や傷病手当等の手続き方法
  • 仕事の引継ぎ

その後再度医療機関を受診し、休職できる期間以内で休職の診断書をもらいましょう。

正しく休職の手続きが行われない場合、欠勤扱いになったり、休職中に職場のことを考えて気持ちが休まらず休職が長期化してしまう場合もあります。しっかりと必要がある手続きは行い休職に入れるようにしましょう。

休職診断書の発行

休職診断書は①休職の期間、②病名、③症状などが記載されます。

おおよそ休職診断書2週間~1ヶ月毎に判断され記載をされることが多いです。

会社から記載事項についての指示がある場合もありますので、基本的には状況を伺いながら休職の診断書を作成いたします。

休職前相談カウンセリングの流れ

不調を抱えながら仕事をすると、思わぬミスが起こったり、仕事のパフォーマンスが低下してさらに悪循環に入ることもあります。

自分でどうしたらいいか、答えが出ずモヤモヤする際には、今の状態を整理し、自分自身をまず客観的に見つめられるよう専門家と相談をお勧めします。

休職前相談外来:3,850円(再診料等別)

このような場合はどうすればいいですか?

すでに会社に行けていません、どうしたらいいでしょうか

まずは一度相談にいらしてください。現状を確認し、休職のメリット・デメリットを整理したうえで今後の対応を一緒に相談しましょう。

会社や周りから休職をすすめられたが、自分ではまだ迷っています

現状を整理したうえで今のご自身に最適な意思決定はなにか一緒に相談をしましょう。休職まで行かなくても、業務調整や有給、通院しながらの治療で持ちなおしながら勤務を続ける方もいます。ただし、病状により休職が医療者として必要だと客観的に判断される場合、その旨はお伝えいたします。

職場に行けないくらい体調が悪いのですが、どうやって診断書を会社に提出したらいいですか。

メールや電話で医療機関にかかり、診断書をもらったことを伝えたうえで、職場に郵送をすることが多いです。
公文書のため、配達記録がもらえるレターパックや書留を用いるとよいでしょう。

休職の診断書はどのようなタイミングで提出すればよいでしょうか

まずは素直に体調がすぐれないことを伝えましょう。

もしも体調不良を話しづらい環境にあれば、医療機関を受診したタイミングで、「医療機関に受診するくらい体調が悪い」ことをつたえるのもよいでしょう。
それも難しければ、医療機関から診断書をもらったタイミングで、「受診をした際に会社に提出する診断書を医療機関からもらった」とつたえ提出してもよいでしょう。

自分では休職が必要だと思っています。休職の診断書を書いてくれませんか?

診断書は医学的な判断が必要です。現在の状況を伺い専門家として休職が適切と判断される場合に診断書を作成します。
ただし、初診日に診断名が定まらない場合には、初診日に休職の診断書は発行できない場合もあります。その場合には数回の通院を経た後診断書を発行したり、必要に応じより専門的な医療機関の受診を推奨いたします。

よくある質問

相談して、休職しなくてもいいのでしょうか

相談して休職せずに、勤務を続けながら治療したいという方もおります。

その場合は期間を決めて休職をせずに心身の負荷がさらに高まらないかを診療で見ながら、必要であれば再度休職について専門家の視点からフィードバックを行います。
必要に応じ環境調整の診断書の記載をしたり、現状の思考の整理をサポートして一緒に休職をせずに現状でできることを相談いたします。

まずは一度お気軽にご相談にいらしてください。

診断書など、初診の費用はどのくらいですか?

診断書費用は医療機関により異なります。

初診時のご料金は診察のみの場合約2,500円~3,000円、診断書等の書類やカウンセリングを行う場合、7,000~8,000円程になることが多いです。