パイロット・運転手の不眠症治療|東京で薬を使わない短期集中CBT-I







Insomnia care for drivers & pilots

「眠れない
でも薬は使えない」
パイロット・運転士
ドライバーのあなたへ

眠気の持ち越しや服薬規制で睡眠薬を使いにくい方へ。薬に頼らず“眠る力”そのものを取り戻す世界標準の治療〈CBT-I〉を、東京・神田で短期集中3回。

神田駅 徒歩1分/当日・翌日予約枠あり/薬を使わない治療

明日も乗務がある。ハンドルを握る。けれど、昨夜もよく眠れなかった──。睡眠薬を使えば一晩はしのげるかもしれません。でも翌朝に眠気やだるさ、ふらつきが残れば、その日は仕事になりません。

パイロット、電車・バス・タクシーの運転士、長距離ドライバーやトラック運転手、船舶の乗組員、重機やクレーンの操縦者──。一瞬の判断と確かな集中力が求められる仕事では、眠気をもたらす薬は使いにくく、航空身体検査や乗務規定によって制限されることも少なくありません。「眠れない、でも薬は使えない」という板挟みは、安全を預かる人ほど深刻になります。

だからこそ、薬に頼らずに眠りを立て直す治療が、現実的な選択肢になります。

Check

こんなお悩みはありませんか?

前夜ほど眠れない

「眠らなければ」と焦り、乗務・運転の前夜ほどかえって寝つけない。

翌朝に眠気が残る

睡眠薬を使うと眠気やだるさが持ち越し、仕事に支障が出る。

検査・規定が気になる

航空身体検査や健康診断、乗務規定が気になり、薬に抵抗がある。

リズムが崩れがち

交替勤務・夜勤やフライトスケジュールで、睡眠リズムが乱れる。

薬に頼りたくない

できれば薬に頼らず、自分の力で眠れるようになりたい。

ひとつでも当てはまれば、
ご相談ください。

眠れないのは「気のせい」でも「気合いの問題」でもなく、整え方のある状態です。

What is insomnia

そもそも不眠症とは?

不眠症とは、眠る時間が十分にあるのに、寝つけない・途中で目が覚める・朝早く目覚める・眠っても回復した感じがしない、といった状態が続き、日中の生活や仕事に支障が出ているものを指します。これらが週に3日以上、3か月以上続くとき、慢性不眠症と診断されます。

入眠困難

寝つきが悪く、布団に入ってもなかなか眠れない。

中途覚醒

夜中に目が覚め、その後また眠りにくい。

早朝覚醒

予定より早く目覚めてしまい、二度寝できない。

熟眠感の欠如

眠ったはずなのに、疲れが残る・休めた気がしない。

厚生労働省「令和5年 国民健康・栄養調査」では、睡眠で十分に休養がとれていないと感じる人は成人の約4人に1人(約25%)。とりわけ交替勤務・夜勤や時差のある移動など、勤務時間が不規則になりやすい仕事では睡眠リズムが乱れやすく、不眠の悩みを抱えやすいといえます。

Why chronic

なぜ不眠は慢性化してしまうの?

意外に思われるかもしれませんが、「眠ろうとする努力」そのものが不眠を長引かせていることがあります。「明日は乗務だから、何としても眠らなければ」とプレッシャーを感じるほど神経は高ぶり、考え事が止まらなくなります(過覚醒)。

眠れない時間を長く寝床で過ごすほど、心身が休息モードに切り替わりにくくなり、「寝床=眠れない場所」という結びつきができてしまいます。CBT-Iは、まさにこの悪循環にはたらきかけます。

SECTION 03

世界の「第一選択」は、薬ではなく認知行動療法(CBT-I)

世界の主要な診療ガイドラインは、慢性不眠症に対してまずCBT-Iを行い、効果が不十分な場合に薬物療法を短期間だけ併用する順序を勧めています(米国内科学会・2016年、米国睡眠医学会・2021年、欧州睡眠学会・2023年改訂)。

ところが日本では、CBT-Iを提供できる施設が少なく、「眠れない → とりあえず睡眠薬」という流れが定着してきました。世界では“最初の一手”とされる治療が、日本では“薬の次”に置かれてきた——ここに大きなギャップがあります。妊娠を考えている方や妊娠中の方ほど薬を避けたいのに、です。

世界の標準(主要ガイドライン) ① まず CBT-I 薬を使わない第一選択 効果不十分なら ② 短期間だけ薬を併用 必要に応じて補助的に 日本でありがちな流れ 眠れない とりあえず すぐ睡眠薬 「第一選択」が後回しに
図3:世界では“最初の一手”とされるCBT-Iが、日本では“薬の次”に。当院は最初からCBT-Iをご案内します。
妊娠を考えています。最初から薬を使わずに不眠を治せますか? ——はい。ベスリクリニックでは、薬を経由せず最初からCBT-Iをご案内しています。妊娠前・妊娠中はとくに薬を避けたい時期。「最初から非薬物で、専門家と対面で」という選択肢をご用意しています。

Caution for drivers

運転・乗務をする人が睡眠薬を使うときの注意点

運転や乗務を担う人にとって、睡眠薬は「飲めば解決」という単純な薬ではありません。背景には、職種ごとに大きく異なる服薬規制と、翌日まで眠気が残る「持ち越し効果」の問題があります。

鉄道の運転士

多くは何らかの規制があり、大手では服用そのものが禁止され、服用期間中は乗務できないことも。

パイロット(航空)

航空身体検査や運航規程の対象。使いたくても使いにくい代表的な職種。

バス・タクシー

規制の有無は会社ごとの判断による。

トラック・業務運転

多くは制限されないが「制限がない=安全」ではない点に注意。

「持ち越し効果」に注意。 睡眠薬には翌日まで眠気が残ることがあります。改正道路交通法のもとでは、眠気がある状態で運転した場合、状況によっては危険運転と判断されることがあります(とくに多剤・過量服用のとき)。時間がたっても眠気が残るなら、薬の中止や変更が必要です。作用時間が短い薬を選ぶ、夜間の追加服用はしない、といった配慮も欠かせません。
※ 服薬と乗務・運転の可否は、勤務先の規定や産業医・主治医の判断によって異なります。自己判断で中止・変更せず、必ず専門家にご相談ください。産業医のいない職場では、処方する主治医がその役割を担い、責任ある判断を行います。

About CBT-I

不眠症に対する認知行動療法(CBT-I)とは

CBT-I(Cognitive Behavioral Therapy for Insomnia)は、眠りを妨げている行動のクセや「眠れない」ことへの思い込みを少しずつ整え、薬に頼らずに“眠る力”を取り戻していく心理療法です。

具体的には、寝床で過ごす時間を最適化する睡眠制限法、寝床と睡眠の結びつきを取り戻す刺激制御法、不安をやわらげる認知の再構成睡眠衛生の見直しを組み合わせます。習慣や考え方そのものが変わるため、治療を終えたあとも効果が続きやすいのが特徴です。

そして乗務・運転を担う方にとって何より重要なのは、眠気・ふらつき・依存といった薬の副作用がない点。翌朝に作用を持ち越す心配がなく、仕事への影響を気にせず取り組めます。

Compare

CBT-Iと睡眠薬、何が違う?

CBT-I(薬を使わない)

効果の持続
「眠る力」を育てるため、治療後も続きやすい。
翌日への影響
持ち越し・ふらつき・依存がなく、乗務・運転に配慮しやすい。
規制との関係
薬を使わないため、服薬規制・航空身体検査の心配がない。

睡眠薬(薬物療法)

効果の持続
飲んでいる間だけ効くことが多い。
翌日への影響
持ち越し効果で翌朝に眠気が残ることがある。
規制との関係
職種によっては服用中の乗務が制限される。

※ 睡眠薬が不要という意味ではありません。状況により、短期間の併用が適切な場合もあります。

Evidence

世界の研究が示したCBT-Iの効果

これまでに世界で行われた13件の研究(合計823人)のデータを集め、CBT-I・睡眠薬・併用の3つを比べた結果があります。

0% 25% 41% CBT-I 28% 睡眠薬
しばらく時間がたっても症状が良くなった人の割合(およそ41% 対 28%)。13件・823人の研究データより。
再発しにくい

時間がたっても改善が続いた人の割合が、睡眠薬より高かった。

途中でやめにくい

治療を中断する人も、CBT-Iのほうが少なかった。

早期から効果

始めてすぐの時期の効果も、だいたいCBT-Iが上回った。

併用の位置づけ

薬との併用は薬だけよりやや良いが、CBT-I単独を上回るとは言えなかった。

04 ─ Our program

ベスリの短期集中 睡眠CBT-I

ベスリのCBT-Iはお薬の処方がなくても、最初からCBT-Iを受けられます。忙しい方が仕事と両立しやすいよう、要点を絞った3回で「眠る力」の回復を目指します。※木曜日担当者

01

要点を絞った3回

標準的なCBT-Iは4〜8回ですが、核となる技法に絞り、忙しくても完走しやすい形にしています。

02

あなたに合わせた調整

体内リズムへの反応の個人差を見極めながら、睡眠制限などを無理のない範囲で調整します。

03

仕組みごと、わかりやすく

「なぜ眠れる/眠れないか」も説明。論理的に納得できると続けやすく、再発時も自分で立て直せます。

短い間隔で 安定したら、間隔を広げる → 初診〜 現状を整理 睡眠トレーニング 全3回/約1.5か月 2週に1回 睡眠が安定 月1回 間隔を広げる 卒業 薬がなくても眠れる
通院は最初こそ短い間隔で、よくなるほど2週に1回・月1回と広げていきます。「薬がなくても眠れる」状態を“卒業”と呼びます。

睡眠外来の治療の流れ(全3回)

初回:評価と見立て問診と睡眠日誌の使い方をご説明。眠りの状態を評価し、あなたの「眠れなくなる型」を見立てます。
2回目:土台の立て直し睡眠日誌をもとに睡眠制限法・刺激制御法を調整。眠りのリズムを整え直していきます。
3回目:定着と再発予防改善を定着させ、再び眠れなくなったときの立て直し方まで身につけます。
安全に関わる仕事だから、睡眠制限法は慎重に。

CBT-Iの中心となる睡眠制限法では、導入初期に日中の眠気が一時的に強まることがあります。当院では安全を最優先に、休務日や負担の軽い期間に合わせて開始する、眠気の出方を見ながら強さを調整する、眠気が強い時期に乗務・運転が重ならないよう計画する──といった配慮を行います。気になる点は、必ず治療を始める前にお聞かせください。

FAQ

よくある質問(不眠症・CBT-I)

パイロットや運転士でも、CBT-Iは受けられますか?
はい。CBT-Iは薬を使わない治療なので、薬の服用に制限のあるパイロット・電車やバス・タクシーの運転士・長距離ドライバー・船舶乗組員などの方にこそ適しています。翌朝に作用が残らないため、乗務や運転への影響を気にせず取り組めます。睡眠制限法の導入初期の眠気については、勤務スケジュールに合わせて慎重に進めます。
睡眠薬を飲んでいても、CBT-Iを始められますか?
はい、可能です。お薬を続けながら始め、経過を見て主治医と相談しながら減らしていく方が多くいらっしゃいます。急にやめる必要はないので、安心して取り組んでいただけます。
CBT-Iは、航空身体検査や乗務に影響しますか?
CBT-I自体は薬を使わない治療なので、翌朝に作用が残ることはなく、検査値に影響する成分もありません。唯一気をつけたいのは、睡眠制限法の導入初期に日中の眠気が一時的に強まる時期があることです。乗務・運転の予定に合わせて慎重に進めますので、勤務スケジュールを事前にお知らせください。
交替勤務や夜勤で睡眠リズムが崩れていますが、効果はありますか?
はい。CBT-Iは光・活動・睡眠と覚醒のリズムを踏まえて眠りを整える治療なので、勤務が不規則な方こそ「どこから整えるか」を設計する意味があります。実際の勤務・生活の記録をもとに、あなたのシフトに合わせた睡眠プランを作ります。
睡眠制限法はつらくありませんか? 乗務・運転をしながらでも大丈夫ですか?
導入初期は、日中の眠気が一時的に強まることがあります。長距離運転や危険な作業・乗務に従事する方、交替勤務の方、双極症(躁うつ病)の方などは慎重に進めます。眠気が強い時期に乗務・運転が重ならないよう、開始のタイミングや制限の強さを調整しますので、ご自身の勤務状況や不安に感じる点を必ず受診前にお伝えください。
他院に通院中ですが、睡眠外来だけを受けることはできますか?
はい、いまの通院を続けながら、当院の睡眠外来(CBT-I)だけを受けていただくことも可能です。CBT-Iは眠りの習慣や考え方を整える治療なので、現在の治療を中断する必要はありません。ただし、睡眠薬の減薬・調整は処方している主治医の判断が必要なため、必要に応じて情報を共有しながら進めます。お薬手帳などをお持ちいただくとスムーズです。
効果が出るまで、どのくらいかかりますか?
多くの方が、2〜4週間ほどで変化を感じ始めます。一時的に眠気が強まる時期を越えると、寝つきや熟眠感が改善し、治療を終えたあとも効果が続きやすいのが特徴です。
睡眠薬をやめたい・減らしたいのですが、CBT-Iは役立ちますか?
はい。CBT-Iで「眠る力」を立て直しながら、医師と相談して段階的に減薬・休薬を進める方は多くいらっしゃいます。急にやめると反動で眠れなくなることがあるため、あくまで主治医の判断のもと、無理のないペースで進めます。
何回くらい通う必要がありますか?
当院は3回の短期集中を基本としています。標準的なCBT-Iは4〜8回ですが、要点を絞ることで、不規則な勤務の方でも続けやすい形にしています。

Supervised by — 院長

田中 遥

医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック 院長/専門:心療内科・睡眠障害内科

「環境・身体・認知」の観点から状態を分解し、再発しない形で社会に復帰し、自立して働ける未来を目指す診療を行っています。

17,000+

働く人の心の
診療実績

5,000+

TMS治療
(薬に頼らないうつ治療)

約20冊

著書・
監修書籍

20件+

メディア出演
・掲載・講演

公開日:2026年6月1日 / 最終更新日:2026年6月8日

まずは相談だけでも、お気軽に

眠りは整え方のある力です。一人で抱え込む前に、どうぞ一度ご相談ください。あなたの“眠る力”を取り戻す道を、勤務の実情に合わせて一緒に探します。

まずは相談をしてみる