仕事を思い出すと、つらい。
その動悸や吐き気は、
職場のトラウマ
かもしれません。
平日の朝になると気分が重い、職場の特定の人を思い浮かべると胸が苦しい——。それは「気のせい」や「甘え」ではなく、心と身体が起こしている自然な反応です。適切に治療すれば、多くの場合しっかり改善します。
神田駅 徒歩1分/夜間・土日診療/医師全員が産業医経験あり
こんなお悩みはありませんか
ひとつでも強く当てはまり、仕事や生活に支障が出ているなら、トラウマ症状として治療の対象になることがあります。
- 平日の朝、動悸や吐き気が強くなる
- 職場の特定の人を思い浮かべるとつらくなる
- その人を前にすると動悸がする
- 仕事の嫌な夢を繰り返し見る
- 休みの日も「連絡がくるのでは」と怖い
- 仕事用のPCを開こうとしても開けない
- ミスや叱責の場面が、ふいに何度もよみがえる
- 以前は平気だったことに、強く緊張するようになった
「仕事のトラウマ」とは何か
いわゆるトラウマとは、ある出来事によって肉体的・精神的な強い衝撃を受けたあと、長くそれにとらわれてしまい、日常生活に否定的な影響が出ている状態を指します。職場で起きるものは、叱責・人格否定・過度なプレッシャーなどがきっかけになりやすいのが特徴です。
代表的なトラウマ症状
似た出来事を思い出すと嫌な気持ちになる/思い出した瞬間に動悸・吐き気・頭痛などの自律神経症状が出る/同じ嫌な記憶や夢を繰り返す/きっかけに関連する場所や状況を避ける/気分の落ち込み・意欲や集中力の低下/寝つきが悪く眠りが浅い/些細なことでイライラ・不安が起きやすい——こうした反応が代表的です。
特定の状況でだけ出る反応もあれば、関係のない場面でも強く出る反応もあります。どれも、心が「これ以上傷つかないように」と働いている結果です。
なぜトラウマ症状は起きるのか
トラウマ症状は「異常な状況に対する正常な反応」です。
逃げ切れたあとも、その場所を思い出すと怖くなる。
明日も近づくと思うと眠れない。
すべて「危険にこれ以上近づかないため」の仕組みです。
トラウマ反応でも、これと同じことが起きています。実際に目の前にいるのはライオンではなく、上司に叱られても命の危険があるわけではありません。それでも脳が「これは危険だ」と判断すれば、身体は自動的に、ライオンを前にしたのと同じ反応を示します。
つまりトラウマ反応そのものは悪いものではなく、無意識のうちにあなたを守るために現れた正常な反応です。自分を守る力が正しく働いているからこそ起きている、ともいえます。ただし反応が過剰になり、仕事や生活に支障が出る場合には、医療機関やカウンセリングでの治療が有効です。

ビジネスパーソンに多いきっかけ
共通するのは「安全がおびやかされたように感じた」こと。
同じ状況でも、トラウマになる人とならない人がいます。
ミスを画面越しに指摘され、逃げ場のない感覚が残る。
大勢が見ている前でミスを指摘され、強い羞恥や恐怖を感じる。
休みの日でも時間を問わず連絡が来て、安全な時間がなくなる。
口調のきつい相手から繰り返し指摘され、自分を否定されたように感じる。
同じ「ミスの指摘」でも、相手と十分な信頼関係があれば問題なく受け止められます。近年はオンライン中心で相手の人となりが見えにくく、プライベートのつながりも薄くなりがちで、以前より「安全」を感じにくくなっているといわれます。
また、幼少期の体験が関連して特定の状況に強く反応することもあり、その場合は時間をかけて丁寧に治療することで、生き方そのものを見直すきっかけになることもあります。
トラウマ症状は
どう改善するか
メカニズムからわかる通り、「危険だ」と感じていた状況を「安全だ」と認識できたとき、心はそれ以上自分を守る必要がなくなり、症状はやわらいでいきます。
治療では、いきなり嫌な記憶に向き合うのではなく、まず治療者との間に「安全」を感じられる関係をつくります。そのうえで、無理のない範囲で少しずつ記憶を整理していくことが基本です。安全の土台があるほど、回復は進みやすくなります。

時期別の症状と対処法
トラウマ体験のあとは、時期によって起きやすい症状と適した対処が変わります。
急性期(直後〜約3週間)
夜眠れない、何度も思い出す、思い出すと動悸・吐き気が出る時期。ショックは一時的なことも多く、まずは感情を吐き出すことが大切です。
一般的な対処
- 上司・同僚・産業医に相談する
- 家族や友人など信頼できる人に話す
- 休日は没頭できる趣味で気を紛らわす
- 症状が強ければその場を離れる(休む)
当院でのアプローチ
- カウンセリング、ブレインスポッティング(BSP)など
適応期(約3週間以降)
出来事自体は落ち着いても、似た状況で身体症状が出たり、思い出すと嫌な気持ちになる時期。1か月以上影響が残るなら受診を積極的に検討します。
一般的な対処
- 睡眠・食事・運動など生活習慣を整える
- 信頼できる人への相談を続ける
- 改善しなければカウンセリングを検討
- 場合により転職・部署異動も視野に
当院でのアプローチ
- ソマティック・エクスペリエンシング(SE)、EFT、TMS治療、漢方薬など
受診を考えるタイミング
医療機関やカウンセリングに行くべきか迷う方は多くいます。判断のポイントは大きく2つです。

当院で行うトラウマ治療
「まず眠れるようになりたい」「苦手な人を前にしても大丈夫になりたい」——お悩みに合わせて、カウンセリングや処方をオーダーメイドで組み合わせます。

退役軍人へのトラウマ療法が発展した米国生まれの手法が中心。Brainspotting、Somatic Experiencing、EFTなどから、あなたに合うものを診察で提案します。まず「安全」を感じられる関係をつくり、少しずつ記憶を処理していきます。
こころ外来
漢方薬は副作用がほとんどなく、「日中に眠くなると困る」働く人に向いています。眠れない日が続く場合の睡眠薬、不安が強い場合の抗不安薬など、一時的に症状をやわらげ良い循環をつくる手段としても有効です。
体質に合わせて処方
磁気で脳を刺激し、意欲低下・集中力低下といった症状を改善します。頭が回らない・無気力が強いときは、カウンセリングの前にTMSを行うのが有効なことも。副作用が少なく短期間で行え、働きながらの治療に向いています。
薬に頼らない
医師全員が産業医経験を持ち、休職が必要かの判断、診断書、段階的な復職計画まで対応。「休んだほうがいいのか」「いつ戻れるのか」も含めて一緒に考えます。
産業保健の知見
在籍:専門の異なるカウンセラー60名以上・医師10名以上(2022年12月時点)。初診では医師の診察で、あなたに合った治療プロセスを提案します。
治療ケース例
働く方へのトラウマ治療の一例
(個人が特定されないよう内容を一般化しています)
朝の動悸とPCを開けない症状。TMSで意欲を回復させたうえでカウンセリングを行い、休職を経て復職。落ち着いて働けるように。
特定の上司への強い恐怖。カウンセリングを進める中で幼少期からの生きづらさの背景にも気づき、自信を持って働けるように。
トラウマ症状は一見つらいものですが、適切に扱えば、理想とする生き方に近づくきっかけにもなります。
Supervised by — 理事長
田中 遥(たなか はるか)
医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック東京 理事長/専門:心療内科・睡眠障害内科
「環境・身体・認知」の観点から状態を分解し、診断書の発行だけでなく、再発しない形で社会に復帰し、自立して働ける未来を目指す診療を行っています。
働く人の心の
診療実績
TMS治療
(薬に頼らないうつ治療)
著書・
監修書籍
メディア出演
・掲載・講演
よくある質問
仕事のトラウマと治療について、よく寄せられる質問にお答えします。
仕事のことを思い出すと動悸や吐き気がします。これはトラウマですか?
パワハラや叱責が原因でも「トラウマ」と呼べるのでしょうか?
放っておけば自然に治りますか?
受診したほうがよいタイミングの目安は?
トラウマは本当に治るのですか?どのくらいで良くなりますか?
薬を使わない治療はありますか?
働きながら通えますか?仕事を辞めないと治りませんか?
休職の診断書はその日にもらえますか?
復職(職場復帰)のサポートはありますか?
通院していることが会社や家族に知られませんか?
幼少期のつらい体験も関係していると感じます。相談できますか?
予約はどうすればよいですか?当日でも受診できますか?
まずは、いまの状態を相談することから。
「休職が必要か知りたい」「どの治療が合うか相談したい」——そんな段階でも大丈夫です。東京・神田でトラウマ治療をお探しの方は、お気軽にご予約ください。