妊娠中・産後・妊活の不眠|薬に頼らない睡眠のCBT-I|東京・神田 ベスリクリニック












CBT-I for Pregnancy & Postpartum

妊活・妊娠中・産後の
不眠を、薬に頼らず整える。

「今月もダメだったら」「夜中の授乳で、もう何時間眠れているのか分からない」——。ホルモンとライフイベントに揺れるこの時期の不眠を、世界の第一選択治療CBT-I(不眠症の認知行動療法)で。東京・神田駅から徒歩1分、最初からお薬なしで始められます。

当日・翌日の予約枠あり/妊活〜産後まで対応/薬を経由せず最初からCBT-I

こんなお悩みはありませんか

ひとつでも当てはまったら、無理せず一度ご相談を

  • 朝起きたとき、眠れた感覚がない
  • 妊活・妊娠・育児のことが頭から離れず、寝つけない
  • 夜中に何度も目が覚め、そのまま眠れなくなる
  • 日中、頭がぼんやりして集中できない/ミスが増えた気がする
  • 些細なことでイライラしたり、涙が出たりする
  • 「薬は使いたくない」と、不眠をそのままにしている

眠れないのは「気のせい」でも「気合いの問題」でもなく、整え方のある状態です。

SECTION 01

眠れないのは「気持ち」の問題ではない

妊活・妊娠・育児のなかで眠れなくなると、「もっと前向きにならなきゃ」「気にしすぎなだけ」「自分だけ弱いのかも」と感じる方が多くいます。けれど、これは意志や根性の問題ではなく、脳と体に起きている医学的な状態です。

強いストレスが続くと、体は交感神経が優位な“戦闘モード”になり、疲れていても脳の覚醒スイッチが切れにくくなります(過覚醒=神経が高ぶり、考え事が止まらない状態)。「疲れているのに眠れない」という矛盾した状態は、自律神経の乱れの典型的なサインです。妊娠・出産という大きなライフイベントに真剣に向き合っているからこそ、脳が過剰に反応している——そう捉えると、少し肩の力が抜けるかもしれません。

不眠の 悪循環 ① 強いストレス・不安 妊活・妊娠・育児のプレッシャー ② 過覚醒 交感神経が優位な“戦闘モード” ③ 眠れない・浅い眠り 寝つけない・途中で目が覚める ④ 疲労・不安が増す 焦り・気分の落ち込みが強まる
図1:疲れているのに眠れないのは「過覚醒」のサイン。意志の弱さではなく、ループとして起きている状態です。
背景に体の要因が隠れていることも。 眠れない背景に、甲状腺の不調などの身体要因や、不安・抑うつが隠れていることもあります。当院ではまず丁寧に評価し、必要な検査やケアにつなげます。「不眠くらいで受診していいのかな」とためらわず、お気軽にご相談ください。

SECTION 02

なぜ「今」、眠りを整えることが大切なの?

妊娠前・妊娠中・産後——どの時期にも、眠りはあなたの心と体を支える土台です。そして共通して言えるのは、この時期は「薬を使いにくい/使いたくない」場面が多く、薬に頼らずに眠りを整えられる方法がとくに役立つということです。

01妊娠前(妊活期)

妊活中の不眠|眠りは、こころと“妊娠しやすさ”の両方を支える

妊活中は「今月もダメだったら」という不安が頭を離れず、眠ろうとするほど目が冴える方が少なくありません。まず知っていただきたいのは、眠れないことで最も影響を受けやすいのはこころのコンディションだということ。睡眠不足は不安・焦り・気分の落ち込みを強め、それがまた眠りを妨げる悪循環をつくります。

加えて、睡眠は“妊娠しやすさ”にも関わると考えられています。睡眠中に多く分泌されるメラトニン(体内時計を整えるホルモン)は、卵胞の中で強い抗酸化作用をもち、卵子を酸化ストレスから守るはたらきがあると考えられています(体外受精での研究が中心で、自然妊娠や出産率への効果はまだ研究段階です)。男性側でも、睡眠不足は精子づくりに関わるテストステロンの低下と関連すると報告されています。

つまり、眠りを整えることは、ご自身のこころを守りながらご夫婦の体のコンディションも整える、負担の少ない前向きな一歩。「眠れていないから妊娠できない」と自分を責める必要はありません。

02妊娠中

妊娠中の不眠は半数以上に。だからこそ「薬に頼らない方法」が活きる

妊娠中は、ホルモンの変化やお腹の大きさ、頻尿、胸やけ、足のつりなどから、多くの方が睡眠の悩みを経験し、後期にかけて強まります。報告に幅はありますが、妊娠初期で15〜80%、後期(第3三半期)では66〜97%の方が、何らかの睡眠の問題を感じるとされています。

睡眠の悩みを感じる人の割合 0%25%50%75%100% 妊娠初期 15% 80% 妊娠後期 66% 97% 産後 授乳・夜泣きで「細切れ睡眠」になりやすい時期
図2:妊娠後期では66〜97%が睡眠の悩みを経験。だからこそ薬に頼らない方法が活きます(報告により幅があります)。

さらに、妊娠中の短い睡眠は、妊娠糖尿病・妊娠高血圧腎症・早産などのリスクとの関連も報告されています。一方で、睡眠薬の多くは妊娠中の安全性・有効性が十分に確立されておらず、選択肢が限られるのが現実です。

ここで大きな意味をもつのがCBT-Iです。妊娠中の不眠にCBT-Iを行った複数のランダム化比較試験で、睡眠が改善するだけでなく産後の抑うつ症状まで軽くなることが示されています。薬を使わない方法のため、妊娠中でも安心して取り組めるのが大きな利点です。当院では妊娠期に合わせ、睡眠を削りすぎないやさしい形に調整して行います。

03産後

産後の不眠|細切れ睡眠と「産後のこころ」を守る

産後は、授乳や夜泣きで睡眠がどうしても細切れになります。産後の気分の落ち込み(産後うつ)はめずらしいものではなく、妊娠中からの不眠は、その「整えれば変えられる危険因子」(modifiable risk factor)と位置づけられています。だからこそ、妊娠前・妊娠中のうちから眠りを整えておくことは、産後のこころを守ることにつながります。

「完璧に眠らなければ」という思い込みをゆるめ、限られた時間でも休まる眠り方を身につけておくこと、そしてパートナーと睡眠を分担できる形を整えておくことは、産後のこころを守る大切な備えになります。

ひとりで抱えないでください。 強い気分の落ち込みや、自分・まわりを傷つけたくなるような気持ちが続くときは、早めにご相談ください。

SECTION 03

世界の「第一選択」は、薬ではなく認知行動療法(CBT-I)

世界の主要な診療ガイドラインは、慢性不眠症に対してまずCBT-Iを行い、効果が不十分な場合に薬物療法を短期間だけ併用する順序を勧めています(米国内科学会・2016年、米国睡眠医学会・2021年、欧州睡眠学会・2023年改訂)。

ところが日本では、CBT-Iを提供できる施設が少なく、「眠れない → とりあえず睡眠薬」という流れが定着してきました。世界では“最初の一手”とされる治療が、日本では“薬の次”に置かれてきた——ここに大きなギャップがあります。妊娠を考えている方や妊娠中の方ほど薬を避けたいのに、です。

世界の標準(主要ガイドライン) ① まず CBT-I 薬を使わない第一選択 効果不十分なら ② 短期間だけ薬を併用 必要に応じて補助的に 日本でありがちな流れ 眠れない とりあえず すぐ睡眠薬 「第一選択」が後回しに
図3:世界では“最初の一手”とされるCBT-Iが、日本では“薬の次”に。当院は最初からCBT-Iをご案内します。
妊娠を考えています。最初から薬を使わずに不眠を治せますか? ——はい。ベスリクリニックでは、薬を経由せず最初からCBT-Iをご案内しています。妊娠前・妊娠中はとくに薬を避けたい時期。「最初から非薬物で、専門家と対面で」という選択肢をご用意しています。

SECTION 07

研究が示すCBT-Iの効果

2024年に報告された研究(Furukawa Y, et al. Psychiatry and Clinical Neurosciences. 2024)では、世界13件の臨床試験(合計823人・平均47.8歳・約6割が女性)を解析。最初にCBT-Iで治療を始めた人は、睡眠薬で始めた人より、時間が経っても症状が改善している割合が高いことが示されました。

長期の寛解率

CBT-I 約41% 対 睡眠薬 約28%

治療の継続

途中でやめる人もCBT-Iのほうが少ない結果

長期の寛解率(治療の始め方による比較) 0%25%50% 約41% CBT-Iで開始 約28% 睡眠薬で開始
図5:最初にCBT-Iで始めた人のほうが、長期的に症状が改善している割合が高い(Furukawa Y, et al. 2024 を基に作図)。

働く女性・プレママ・ママに「まずCBT-I」がおすすめな理由

体への負担・副作用が少ない依存・日中の眠気・ふらつきのリスクが小さく、妊活中・妊娠中・産後(授乳中)にも配慮しやすい方法です。妊娠中の不眠への有効性・安全性も複数の試験で確認されています。
薬代がかからないくり返しやすい不眠だからこそ、続けやすさも魅力です。
効果が長続きしやすい薬は飲んでいる間だけ効くことが多いのに対し、CBT-Iは「眠る力」そのものを育てます。
本ページの研究・統計は、観察研究や特定集団での結果を含み、効果や関連の大きさには個人差・研究上の限界があります。妊娠・授乳中の治療方針は、必ず担当医・産科主治医とご相談のうえで判断してください。本ページは医療情報の提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。

04 ─ Our program

ベスリの短期集中 睡眠CBT-I

ベスリのCBT-Iはお薬の処方がなくても、最初からCBT-Iを受けられます。忙しい方が仕事と両立しやすいよう、要点を絞った3回で「眠る力」の回復を目指します。※木曜日担当者

01

要点を絞った3回

標準的なCBT-Iは4〜8回ですが、核となる技法に絞り、忙しくても完走しやすい形にしています。

02

あなたに合わせた調整

体内リズムへの反応の個人差を見極めながら、睡眠制限などを無理のない範囲で調整します。

03

仕組みごと、わかりやすく

「なぜ眠れる/眠れないか」も説明。論理的に納得できると続けやすく、再発時も自分で立て直せます。

短い間隔で 安定したら、間隔を広げる → 初診〜 現状を整理 睡眠トレーニング 全3回/約1.5か月 2週に1回 睡眠が安定 月1回 間隔を広げる 卒業 薬がなくても眠れる
通院は最初こそ短い間隔で、よくなるほど2週に1回・月1回と広げていきます。「薬がなくても眠れる」状態を“卒業”と呼びます。

睡眠外来の治療の流れ(全3回)

初回:評価と見立て問診と睡眠日誌の使い方をご説明。眠りの状態を評価し、あなたの「眠れなくなる型」を見立てます。
2回目:土台の立て直し睡眠日誌をもとに睡眠制限法・刺激制御法を調整。眠りのリズムを整え直していきます。
3回目:定着と再発予防改善を定着させ、再び眠れなくなったときの立て直し方まで身につけます。
薬を使うかどうかは、いつでもご本人の希望を最優先します。 「まずは薬なしで始めたい」というご希望も、そのままお伝えください(漢方や必要最小限の薬物療法など他の選択肢の有無は、診察時にご相談ください)。すでに睡眠薬を飲んでいる方の減薬・休薬も、医師(必要に応じて産科の主治医)と相談しながら段階的に進められます。

ACCESS

当日予約・アクセスの良さ

東京駅から1駅、神田駅から徒歩1分、大手町駅からも徒歩圏内。仕事帰りやランチタイムにも立ち寄りやすく、「明日の検診前にどうしても相談したい」という方のために当日・翌日の予約枠もご用意しています。

最寄り駅

JR山手線・東京メトロ銀座線「神田駅」徒歩1分

住所

〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3-2 神田サンミビル8階

Supervised by — 理事長

田中 遥(たなか はるか)

医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック 理事長/専門:心療内科・睡眠障害内科

「環境・身体・認知」の観点から状態を分解し、診断書の発行だけでなく、再発しない形で社会に復帰し、自立して働ける未来を目指す診療を行っています。

17,000+

働く人の心の
診療実績

5,000+

TMS治療
(薬に頼らないうつ治療)

約20冊

著書・
監修書籍

20件+

メディア出演
・掲載・講演

公開日:2026年6月6日更新日:2026年7月3日監修:田中 遥(理事長)

FAQ

よくある質問

神田・大手町エリアで、妊活・妊娠中・産後の不眠、睡眠の認知行動療法(CBT-I)に強い心療内科をお探しの方からよくいただくご質問です。

妊活中でも、睡眠外来・心療内科を受診していいですか?
はい、もちろんです。妊活中だからこそ、睡眠とこころのケアは大切です。「まだ妊娠しているわけではないけれど、将来に備えて相談したい」という段階でも受診いただけます。妊娠前から眠りを整えておくことは、妊娠中・産後の不調の予防にもつながります。
妊娠中でもCBT-Iは受けられますか? 安全ですか?
受けられます。CBT-Iは薬を使わない治療で、妊娠中の有効性・安全性が複数のランダム化比較試験で示されています。むしろ妊娠中の不眠を整えることは、産後の抑うつ症状の軽減につながると報告されています。妊娠中は睡眠を削りすぎないやさしい形に調整して進めます。
産後・授乳中でも受けられますか?
はい。授乳や夜泣きで細切れになる睡眠のなかでも休まる眠り方や、産後のこころを守る工夫を一緒に整えます。授乳中の服薬が必要な場合は、産科の主治医と相談しながら慎重に対応します。
睡眠薬を飲んでいても始められますか? 妊娠前に減らせますか?
はい、可能です。お薬を続けながら始め、経過を見て主治医と相談しながら段階的に減らしていく方が多くいらっしゃいます。妊娠を考えている方の減薬・休薬の支えにもなります。急にやめる必要はありません。
効果が出るまでどのくらい? 何回くらい通いますか?
当院は3回の短期集中が基本で、多くの方が2〜4週間ほどで変化を感じ始めます。標準的なCBT-Iは4〜8回ですが、核となる技法に絞ることで続けやすい形にしています(最短およそ1.5か月)。
初診はどのくらい時間がかかりますか? 持ち物はありますか?
初診はお時間に余裕をもってお越しください。現在服用中のお薬がわかるお薬手帳や、他院での検査・治療内容がわかるものをお持ちいただくと、より正確に評価でき、その後がスムーズです。
予約なしでも受診できますか? 当日でも診てもらえますか?
Web予約を基本にしていますが、当日枠に空きがあれば当日の受診も可能です。「明日の検診前にどうしても相談したい」という方のために当日・翌日の予約枠もご用意しています。確実に受診されたい場合は事前のご予約がおすすめです。
睡眠制限法はつらくありませんか? 妊娠中でも大丈夫?
導入初期に日中の眠気が一時的に強まることがあるため、感受性に合わせて調整します。妊娠中は睡眠を削りすぎないやさしい形にします。長距離運転や危険な作業がある方、交替勤務の方、双極症(躁うつ病)の方は慎重に進めますので、状況を事前にお伝えください。
婦人科・産科や、他院との併診はできますか?
はい、可能です。現在通われている婦人科・産科やレディースクリニックの治療内容を把握したうえで進め、必要に応じて情報共有や紹介状のやりとりも行います。お薬手帳をお持ちいただくとスムーズです。
妊活中のパートナー(男性)も相談できますか? 男性の睡眠は妊活に関係しますか?
はい、ご相談いただけます。睡眠不足は、精子づくりに関わるテストステロンの低下と関連すると報告されており、男性側の眠りを整えることも妊活のコンディションづくりの一つです。ご夫婦それぞれのペースでご相談いただけます。
長年、睡眠薬を飲んでいます。やめることはできますか?
急にやめる必要はありません。お薬を続けながらCBT-Iを始め、「眠る力」が戻ってくるのに合わせて、主治医と相談しながら段階的に減らしていく方が多くいらっしゃいます。減薬・休薬そのものの支えとしてもCBT-Iは役立ちます。
双極症(躁うつ病)ですが、CBT-Iは受けられますか?
受けられる場合がありますが、睡眠を制限する技法は慎重な調整が必要なため、状況を事前にお伝えください。現在の治療内容を踏まえ、安全に進められる形を一緒に検討します。
心療内科に通っていることが、会社や家族に知られませんか?
ご本人の同意なく、受診の事実が会社やご家族に伝わることはありません。プライバシーに配慮して診療しています。安心してご相談ください。
授乳中の眠れない夜に、どう向き合えばいいですか?
「完璧に眠らなければ」という思い込みをゆるめ、限られた時間でも休まる眠り方を身につけることが助けになります。パートナーと睡眠を分担できる形を整えておくことも、産後のこころを守る備えになります。強い気分の落ち込みが続くときは、ひとりで抱えず早めにご相談ください。
参考文献・出典
  1. Furukawa Y, et al. Psychiatry and Clinical Neurosciences. 2024.(CBT-Iと睡眠薬の長期成績の比較)
  2. 米国内科学会(ACP)診療ガイドライン, 2016/米国睡眠医学会(AASM), 2021/欧州睡眠学会(ESRS), 2023改訂.
  3. 厚生労働省/中央社会保険医療協議会(不眠症に対するCBT-Iの保険適用・2026年6月).
  4. 妊娠中のCBT-Iと産後抑うつに関するランダム化比較試験(2024年報告を含む).

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妊娠前・妊娠中・産後の不眠を、「もう少し頑張れば治る」と我慢し続ける必要はありません。眠りは整え方のある力です。あなたの“眠る力”を、一緒に取り戻していきます。初診や同一週での来院予約も受け付けています。

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