「いろいろなことが心配で、頭から離れない」——それは性格ではないかもしれません

仕事の締め切り、健康、お金、家族のこと——。次から次へと心配が浮かび、自分では止められない。気づくと一日中、頭のどこかが緊張している。

こうした状態が半年以上続いているなら、「全般性不安障害(全般不安症・GAD)」の可能性があります。2026年3月には、日本で初めてこの病気を対象とする治療薬が承認されました。長く「専用の治療薬がない病気」として見過ごされてきたことの裏返しでもあります。

実際、全般不安症で受診する人は推定でおよそ1割。多くの方が「性格のせい」「気にしすぎなだけ」と考え、つらさを一人で抱えています。

全般不安症は気づかれにくい(受診率・認知度)
alt:全般不安症の認知度に関する調査結果の図。実際に受診する人は約1割、約7割が病名を知らず、約7割が性格のせいと考え、8割超が仕事や対人関係に支障を感じている。半数超が診断を受けて安心したと回答。

働く人の薬に頼らない心療内科・ベスリクリニック(神田駅 徒歩1分)では、お薬だけに頼らない選択肢も含め、お一人おひとりに合った方法を一緒に考えます。

まずは相談をしてみる

こんな”不安”に心当たりはありませんか

  • 会議やプレゼン中、理由のわからない不安や焦りがこみ上げる
  • 一つの心配が片づいても、すぐ次の心配が始まる
  • 「最悪の事態」を何度も頭の中で繰り返してしまう
  • 緊張で体がこわばり、肩こり・頭痛・胃の不調が続く
  • 明日の仕事が気になって寝つけない/夜中に目が覚める
  • 休日もスイッチが切れず、心から休まらない
  • 集中力が落ち、仕事の段取りや効率が悪くなった気がする

いくつか当てはまり、半年近く続いているなら、一度ご相談ください。


全般性不安障害(GAD)とは

特定の対象に限らず、仕事・健康・将来・お金など”幅広いこと”への過剰な心配が、6か月以上続く病気です。約40年前に独立した疾患として診断基準が整理され、国際的に認知されています。

不安の「アクセル」と「ブレーキ」(扁桃体と前頭葉)
alt:全般性不安障害の脳の仕組みを示す図。不安を生み出す扁桃体を長いバー、不安を抑える前頭葉を短いバーで表し、前頭葉のブレーキが弱いと抑えきれない不安が残ることを示す。性格ではなく医学的な状態だと説明している。

不安は本来、危険から身を守る正常な反応です。脳の「扁桃体」が生む不安に、通常は「前頭葉」がブレーキをかけますが、全般不安症ではこのブレーキがうまく働かず、不安がふくらみ続けると考えられています。あわせて、不安の調整に関わる神経伝達物質(セロトニン・ノルアドレナリンなど)のバランスの乱れも関係するとされ、有病率は人口の1〜数%程度、女性に多いと報告されています。

つまり全般不安症は、意志の弱さや性格の問題ではなく、脳の働きから生じる「医学的な状態」です。緊張・不眠・集中困難・イライラ・疲れやすさなど、気持ちだけでなく身体の症状を伴うのも特徴です。


全般不安症のセルフチェックリスト

頻度点数
全くない0点
数日1点
半分以上2点
ほぼ毎日3点
  1. 緊張感、不安感、または神経過敏を感じる
  2. 心配することを止められない/コントロールできない
  3. 色々なことを心配しすぎる
  4. くつろぐことが難しい
  5. じっとしていられないほど落ち着かない
  6. イライラしがちで怒りっぽい
  7. 何か恐ろしいことが起こるのではないかと恐れを感じる

全般不安症のセルフチェック(7項目)
alt:全般不安症のセルフチェック表。ここ2週間の頻度を「全くない0点・数日1点・半分以上2点・ほぼ毎日3点」で採点する7つの質問を掲載。合計10点以上で全般不安症の疑いがあると示す。日本不安症学会のチェックリストに基づく目安。

※あくまで目安で、診断ではありません。点数にかかわらず、つらさが続くようならご相談ください。


見過ごされやすく、放置するとつらくなる病気

全般不安症は、本人も周囲も病気と気づきにくいのが特徴です。治験参加者への調査では、約7割が病名を知らず約7割が「性格によるもの」と考え、受診経験者はわずか1割程度でした。一方で、診断を受けて「安心した」と答えた人は半数を超えています。「自分が悪い」ではなく「助けを必要としていた状態」だと知ることで、ほっとされる方は少なくありません。

放置すると症状は慢性化・悪化しやすく、次のようなリスクがあります。

  • 集中力・判断力の低下が続き、ミスや遅延が増える(調査でも8割以上が「仕事に支障」と回答)。悪化すれば休職・離職にも
  • うつ病の併発や、頭痛・胃腸障害・過呼吸などの身体症状への発展
  • 会食や外出を避けるようになり、生活範囲が狭まる

全般不安症を放置した場合の進行を示す図。不安・緊張が続く、集中力低下で仕事に支障、うつや身体症状の併発、回避行動で生活が狭まる、の4段階。早く受診するほど回復が早く影響も小さいと示す。

治療は早く始めるほど、生活への影響を小さく抑えやすいとされています。不安が強く、これまでできていた仕事ができなくなってきたと感じる段階こそ、受診に適したタイミングです。


「初の治療薬」承認——それでも、薬だけが答えではありません

2026年3月、全般不安症を対象とする治療薬が、国内で初めて承認されました。脳内で不安の調整に関わる神経伝達物質(セロトニン・ノルアドレナリンなど)に作用するタイプの薬とされています。

これまで全般不安症には専用の治療薬がなく、ほかの病気の陰で見過ごされやすい状態でした。専用の薬が登場したことは、この病気の認知が広がり、適切な相談・治療につながる人が増えるという点で、意味のある変化です。

ただし大切なのは、「薬はあくまで選択肢の一つ」という考え方。全般不安症の治療には、お薬以外にも取り組める方法がいくつもあります。薬を使うか・どの程度使うかは、症状や生活、ご希望をふまえて一緒に決めていくものです。


ベスリクリニックの「薬に頼らない」全般性不安障害治療

働く人の薬に頼らない心療内科として、無理に休職を勧めることはしません。

まずは今の状態を医学的に整理し、働きながら取り組んでいくための選択肢を一緒に考えます。

 薬に頼らない、6つの治療の選択肢
alt:ベスリクリニックの薬に頼らない治療メニューを示す図。カウンセリング、TMS治療、漢方治療、生活・睡眠の指導、休職・復職支援、当日・翌日予約の6つ。薬が必要な場合もSSRI/SNRIを最小限から、無理に休職は勧めないと明記。

  • 初診カウンセリング:不安がいつ・どんな場面で出るか、生活への影響をていねいに伺います。うまく説明できなくても大丈夫です
  • 医学的な診断と診断書:必要に応じて診断名をお伝えし、会社提出や傷病手当申請の診断書にも対応します
  • お薬に頼らない治療:カウンセリング、TMS治療(磁気刺激治療)、漢方、生活習慣の改善指導など。薬を使う場合も、抗不安薬やSSRI/SNRIを最小限の量から、仕事中の眠気や集中力への影響まで考えて選びます
  • 生活リズム・睡眠の改善指導:「心配で眠れない」「休日も休まらない」方へ、具体的なアドバイスを行います
  • 休職の相談・復職支援:休職の要否から職場復帰まで。産業医や会社との連携もサポートします
  • 当日予約・通いやすい立地:神田駅徒歩1分、大手町からも徒歩圏内。当日・翌日の予約枠もご用意しています

■ 当日予約・アクセスの良さ

東京駅から1駅 神田駅から徒歩1分 大手町駅からも徒歩圏内。

「急に不安が強くなった」「明日の商談前にどうしても相談したい」という方のために、当日・翌日予約枠をご用意しています。

まずは相談をしてみる

よくある質問

神田・大手町エリアでカウンセリングを多く取り扱い、自分に合わせたカウンセリングが安心して受けられる心療内科をお探しの方からよくいただくご質問をまとめました。

Q. 全般不安症かどうかわからなくても、受診していいですか?

はい。「自分が全般不安症かどうかわからない」という段階での受診が、最も多くいらっしゃいます。「なんとなく心配が続く」「気持ちが休まらない」という状態からお気軽にどうぞ。診断の有無にかかわらず、症状を整理し、次の一歩を一緒に考えます。

Q. 薬は必ず飲まなければいけませんか?

いいえ。当院は「薬に頼らない心療内科」です。カウンセリングや生活習慣の見直しから始めることもできます。薬を使うかどうかは、症状やご希望を十分に確認したうえで一緒に判断します。「薬は怖い」という不安も、遠慮なくお話しください。

Q. 仕事を続けながら治療できますか?

多くの方が、通院しながらお仕事を続けています。当院は無理に休職を勧めることはせず、まずは今の状態を整理し、働きながら取り組める方法を一緒に考えます。通院の間隔も、症状や生活に合わせて相談しながら決めます。

Q. 会社に知られずに受診できますか?診断書は出してもらえますか?

受診の事実を会社に伝える義務はありません。必要な場合に限り、診断書や意見書の発行に対応します。時短勤務や業務調整が必要なときは、主治医の立場から書類作成をサポートします。

Q. 健康診断やストレスチェックで「相談を」とすすめられました。受診の目安は?

不安や緊張で眠れない、集中できない、これまでできていた仕事がつらくなった——こうした状態が続くなら、早めのご相談をおすすめします。「まだ大丈夫」と思える段階こそ、受診に適したタイミングです。

Q. うつ病とは違うのですか?

全般不安症は「さまざまなことへの過剰な心配」が中心の状態で、うつ病とは異なります。ただし両者は重なることもあり、長く続くとうつ症状を伴う場合もあります。どちらに当てはまるか、医師が整理してお伝えします。

Q. 薬以外には、どんな方法がありますか?

カウンセリング、TMS治療(磁気刺激)、漢方、生活リズム・睡眠の改善指導などをご用意しています。お一人おひとりの症状や生活に合わせて、無理のない方法を提案します。

Q. どのくらいで良くなりますか?

回復のスピードには個人差があり、はっきりお約束できるものではありません。一般に、早く相談を始めるほど、生活への影響を小さく抑えやすいとされています。焦らず続けられる形を、一緒に探します。

Q. 家族や同僚が当てはまりそうです。どう伝えればいいですか?

「性格の問題ではなく、相談できる状態かもしれない」とやさしく伝えてあげてください。「一度、専門家に整理してもらおう」と、受診のハードルを下げる声かけが有効です。ご本人の同意があれば、ご家族の同席についてもご相談いただけます。

Q. 初めての心療内科で緊張します。どんな流れですか?

はじめての方はほぼ全員、「緊張する」「何を話せばいいかわからない」とおっしゃいます。問診票をもとに医師がお話を進めますので、まとまった説明は必要ありません。「まず来院することが第一歩」という気持ちでお越しください。

Q. 仕事帰りやランチタイムでも通えますか?

はい。神田駅1番出口より徒歩約1分。神田・大手町・丸の内・日本橋エリアにお勤めの方が立ち寄りやすい立地です。夜間・昼休みの診療枠や当日・翌日予約については、当院ホームページでご確認ください。


迷ったら、まずはお気軽にご予約ください。当日初診や同一週の来院予約も受け付けています。

まずは相談をしてみる

まずは相談だけでも構いません。あなたに合う形を、一緒に見つけていきましょう。

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まずは相談だけでも、お気軽にご予約ください

初診や同一週での来院予約も受け付けております。迷ったらまずはお気軽にご予約ください。

院名: 医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック

最寄り駅: JR山手線・東京メトロ銀座線 神田駅 徒歩1分

住所: 〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3丁目2 神田サンミビル8階

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ベスリクリニック 院長 田中 遥 医師

監修

田中 遥/ 医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック 院長

専門:心療内科/睡眠障害内科

プロフィールを見る →

実績

17,000人超

働くビジネスパーソンの心の診療実績

5,000症例以上

TMS治療(薬に頼らないうつ治療)の実績

20冊弱

医師による著書・監修書籍(睡眠・脳科学・発達障害ほか)

20件以上

テレビ・新聞・Web・専門誌などへの出演・掲載・講演