復職の準備は何から?回復の3段階でわかる復職支援│休職中の復職不安に|ベスリクリニック






復職支援に強い心療内科|神田・大手町

「また崩れたら」という不安は、回復の途中にいるサインです

日常生活は送れるようになった。それでも職場を思うと胸がざわつく——。その不安は弱さではなく、「日常生活レベル」から「就労可能レベル」へ向かう回復の途中だからこそ生まれます。すべての医師が産業医のベスリクリニックが、再休職を防ぐ復職支援を行います。

当日も1時間前までWeb予約受付/転院・セカンドオピニオン可

CONCERN

こんなお悩みはありませんか?

「復職はどうですか」と言われた。日常生活はある程度送れる。でも、職場に戻ると考えると途端に不安になる——。

  • 「また崩れないか」不安が強い。一度休職したからこそ再発への不安が大きく、自信が持てない。
  • 準備のステップがわからない。産業医面談が必要なことは知っているが、生活リズム・会社との調整・体力や再発予防が整っているのか判断できない。
  • 十分なサポートを感じられない。診察は数分で薬の調整が中心。段階的なプランやリワークの話が出てこず、転院やセカンドオピニオンを迷っている。

このページは、そうした方が「今、何をすればいいか」を整理するために用意しました。


FLOW

復職までの全体像|職場復帰支援「5つのステップ」

会社が行う復職支援は、厚生労働省「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」が基本です。全体像を知っておくと、見通しが立ち不安が和らぎます。

本人・主治医 1 休業・療養に専念 2 「復職可能」の判断 引き継ぐ 会社・産業医 3 支援プランの作成 4 最終的な復職の決定 5 復職後のフォローアップ
主治医の「復職可能」は出発点。最終的な復職の決定は会社(産業医)が行います。
  1. 病気休業の開始と休業中のケア休職に入り、まずは療養に専念する時期。
  2. 主治医による「復職可能」の判断診断書が出発点。ただしこれは“ゴール”ではありません。
  3. 復職可否の判断と支援プランの作成産業医・人事・上司が、戻り方(業務量・期間)を設計。
  4. 最終的な復職の決定会社が職場の状況を踏まえて正式に決定。
  5. 復職後のフォローアップ戻ってからのケアまでが「復職」に含まれます。

ポイント:主治医の「復職可能」と、会社(産業医)の「復職OK」は別の判断です。だからこそ、診断書が後述の「社会復帰の3条件」を満たす内容になっているかが重要になります。

STAGES

回復には3つの段階がある

今どの段階にいるかを把握することが、復職準備の第一歩です。

休職 復職 日常生活レベル 急性期 就労準備レベル 心身回復期 就労可能レベル 社会回復期
「家事ができる・外出できる」までの回復と、「仕事に耐えうる」回復は別。段階を踏んで土台を整えます。
第1段階

急性期(療養期)|まず休むことが最優先

休職直後の、心と体を休めることが何より大切な時期。「早く復帰したい」という焦りが出やすい時期でもあります。十分な睡眠と、生活リズムを大きく崩さないことが回復の土台。仕事の勉強・情報収集や大きな決断は避けます。

第2段階

心身回復期|社会復帰の「準備」を始める

日常生活レベルから、就労可能レベルの回復を目指して動き出す段階。次のチェックが揃ってくる頃です。

  • 死にたい・消えたいという気持ちがない
  • 毎日ほぼ一定の睡眠・生活リズムを維持できている
  • 毎日の食事を安定してとれる
  • 家事や外出ができる/趣味や娯楽を楽しめる

職場を思うと動悸・発汗が出る方、人間関係で不調になった方には、カウンセリングやビジネストレーニングで土台を整えます。

第3段階

社会回復期|具体的に復職を目指して動く

仕事への自然な意欲は目安の一つですが、それだけでは足りません。次が揃うことが復職の見極めになります。

  • 仕事に対する自然な意欲がある
  • 症状が収まり、仕事に耐える集中力が回復している
  • 復職が近づいても睡眠・生活リズムに影響が出ない
  • 不調の原因を認識し、対応策とセルフケアを持てている

「復職が近づいて眠れない」「集中力に自信がない」という方には、睡眠トレーニングやTMS治療、ビジネストレーニングが役立ちます。

CONDITIONS

「社会復帰の3つの条件」が再休職を防ぐ

自己判断で無理に復職すると、再休職のリスクが高まります。次の3条件が整わないまま復帰すると、数か月以内に再び体調を崩すケースが少なくありません。

条件「整っている」とは
① 生活習慣起床・就寝・食事のリズムが安定している
② 仕事習慣会社が求める就業内容に対応できる体力がついている
③ 就労習慣再発予防策(仕事の量・質・人間関係への対処)ができている
安定した復職(再休職を防ぐ) 1 生活習慣 起床・就寝・ 食事のリズム 2 仕事習慣 就業に耐える 体力・集中力 3 就労習慣 再発予防策・ 人間関係の対処
3つの土台のうち1本でも欠けると、復職後3か月以内に崩れやすくなります。

一方で、復職を先延ばしし続けることにもリスクがあります。休職が長期化するほど社会復帰に必要なエネルギーは大きくなり、「もう戻れないのでは」という悪循環に陥りがちです。復職は「早すぎても、遅すぎてもリスクがある」。だからこそ、今の段階を正しく把握し、医師と一緒にタイミングを考えることが大切です。

リスク リスク最小 早い・準備不足 適切 遅い・長期化 復職のタイミング
復職は「早すぎても、遅すぎてもリスク」。今の段階を見極め、最小リスクの時期を一緒に探します。

今の自分の段階を、一緒に確かめませんか

「主治医にそろそろと言われたが、本当に?」——回復段階の評価だけのご相談も歓迎しています。他院通院中の方のセカンドオピニオンも可能です。

紹介状は不要/神田駅 徒歩1分

REWORK

リワークプログラムとは?種類と選び方

「リワーク」は職場復帰に向けたリハビリ・トレーニングの総称です。主に4タイプがあり、併用するケースもあります。

種類提供元特徴
医療リワーク医療機関症状回復と再発予防が目的。医師の管理下で治療と並行。
職リハリワーク地域障害者職業センター原則無料。職場との調整支援に強み。
職場リワーク勤務先の企業試し出勤など社内制度として実施。
民間リワーク民間事業者プログラムの自由度が高い(自費中心)。

当院では回復段階に応じた院内プログラム(睡眠トレーニング・不安カウンセリング・ビジネストレーニング・TMS治療)に加え、提携のリワーク施設もご案内できます。

SUPPORT

休職中の経済的な不安に|傷病手当金の基礎

「収入が途絶えるのでは」という不安は回復の妨げになります。会社の健康保険に加入している方は、傷病手当金が利用できる場合があります。

休み始め 待期 3日 不支給 4日目〜 支給(通算 最長1年6か月) 標準報酬日額の約3分の2 ※要件・金額は加入する健康保険により異なります。窓口でご確認ください。
連続して3日休んだ後、4日目から支給対象に。支給は通算で最長1年6か月までです。
  • 対象 病気・ケガの療養のため働けず、給与の支払いがないとき
  • 金額の目安 おおむね標準報酬日額の3分の2相当
  • 期間 支給開始日から通算して1年6か月まで
  • 待期 連続3日休んだ後、4日目以降が対象

※制度の詳細・最新要件は、健康保険組合・協会けんぽや会社の窓口で必ずご確認ください。当院でも、療養に必要な診断書の発行などでサポートします。

STEP BACK

復職前の「試し出勤・通勤訓練」について

多くの会社では、いきなりフル勤務に戻すのではなく、段階的な復帰を取り入れています。

  • 通勤訓練 実際の通勤時間に合わせて駅まで往復し、体が耐えられるか確認する
  • 試し出勤 短時間・軽作業から始め、徐々に業務量を戻す
  • 時短・業務軽減 復帰直後は残業なし・業務制限を設けることが多い

当院は神田駅 徒歩1分・大手町 徒歩圏。通院そのものを「通勤リハビリ」として活用される方も多くいらっしゃいます。

OUR SUPPORT

ベスリクリニックの復職支援でできること

他院からの転院・セカンドオピニオンにも対応し、不安を段階ごとに整理していきます。

  • 現在の回復段階の再評価。治療経過・生活リズム・心身の状態を丁寧に確認し、段階を改めて評価します。
  • 回復段階に合わせた治療プログラム。セロトニン/睡眠/ビジネストレーニング、不安カウンセリング、TMS治療(薬を使わないうつ治療)を段階別に組み合わせます。
  • 復職診断書の発行と「3条件」の確認。条件が整わない段階での発行は再休職リスクを高めるため、一つずつ確認しながら進めます。
  • 産業医面談・復職面談へのアドバイス。面談の流れや伝え方、提出書類の内容を事前にサポートします。
  • 復職後のフォローアップ通院。復職後3か月は通院いただき、不調の初期サインを早期にキャッチします。
  • 転職・配置転換のサポート。まず土台づくりから。ハローワーク提出用「医師の意見書」の記載にも対応します。

MESSAGE

「復職が怖い」は、弱さではありません

「日常生活はできているのに、職場に戻ると考えると怖い。自分はまだダメなのでは」——そう思う方は多いですが、復職への不安は、適応障害やうつ病の回復過程でごく自然にみられる反応です。

家事・外出・趣味ができるまで回復していても、「仕事に耐える集中力」「会社が求める体力」「再発を防ぐセルフケア力」はまだ追いついていないことがあります。これは「弱い」のではなく、回復の途中にいるということ。

必要なのは気合いや根性ではなく、今の段階を客観的に把握し、生活・仕事・就労習慣の3つの土台を一つずつ整えること。そしてその準備は、一人で進める必要はありません。

FAQ

よくある質問

休職中にもらえるお金はありますか?傷病手当金とは?
会社の健康保険に加入している方は、療養のため働けない期間に傷病手当金(標準報酬日額の約3分の2、支給開始日から通算1年6か月まで)が利用できる場合があります。詳細は健康保険組合・協会けんぽや会社へご確認ください。必要な診断書の発行でサポートします。
休職期間はどのくらいが目安ですか?
症状や経過により数週間〜1年以上まで幅があります。期間の長さより「社会復帰の3条件」が整っているかが復職の判断軸です。就業規則で休職可能な上限が定められていることが多いため、確認をおすすめします。
復職のタイミングはどうやって決めますか?
生活習慣・仕事習慣・就労習慣という「社会復帰の3つの条件」が整っているかを基準にします。医師が一方的に決めるのではなく、回復段階を確認しながら一緒に最適なタイミングを見極めます。
主治医の診断書と産業医の判断はどう違いますか?
主治医の「復職可能」の診断書は出発点で、最終的な復職可否は会社(産業医)が職場の状況を踏まえて判断します。当院では診断書が「3条件」を満たす内容になるよう確認し、面談の準備もアドバイスします。
復職が怖くて踏み出せません。まだ受診は早いですか?
早すぎることはありません。「怖い」と感じている今の段階で受診いただくことで、自分が今どの回復段階にいるかを客観的に把握し、焦らず段階的に準備を進められます。
他院に通院中ですが、転院やセカンドオピニオンは可能ですか?
可能です。紹介状がなくても受診できます。これまでの経過をお聞きしたうえで今後の方針を一緒に考えます。現在の処方薬の情報をお持ちいただくとスムーズです。
復職診断書は書いてもらえますか?
診察のうえで復職可能と判断した場合に発行します。発行には生活記録表(Neruノート)による生活リズムの安定確認が必要です。会社への提出書類の内容もご相談いただけます。
リワークプログラムは受けられますか?
回復段階に応じた院内プログラム(睡眠トレーニング・不安カウンセリング・ビジネストレーニング・TMS治療)を提供しています。提携のリワーク施設のご案内も可能です。
復職後にまた休職しないためにできることは?
不調になった原因を認識し対応策を持つこと、初期症状を理解してセルフケアできることが鍵です。復職後3か月のフォローアップ通院で初期サインを早期にキャッチし、再休職を防ぎます。
TMS治療とはどんな治療ですか?
磁気で脳を刺激する、薬を使わないうつ病へのアプローチの一つです。当院では短期集中で行い、復職前の集中力・体力の回復にも用います。適応や費用の詳細は診察でご説明します。
薬を必ず飲む必要がありますか?
必ずしも薬物療法が必要とは限りません。薬に頼らないトレーニングやカウンセリングも積極的に取り入れています。現在の処方に不安がある方は見直し・調整のご相談も承ります。
神田・大手町エリアで復職に向けて通える心療内科ですか?
JR神田駅から徒歩1分、大手町・丸の内・日本橋エリアからもアクセスしやすい立地です。復職前の通勤練習を兼ねて通院される方も多くいらっしゃいます。

監修:田中 遥(たなか はるか)/ ベスリクリニック 理事長
専門:心療内科/睡眠障害内科。働くビジネスパーソンの心の診療と、薬に頼らない治療を専門とする。
17,000人超心の診療実績
5,000症例超TMS治療実績
20冊弱著書・監修書籍
20件超メディア出演・掲載

まずは相談だけでも、お気軽に

「まだ復職を決めていない」「今の回復段階を知りたいだけ」「転院を迷っている」——そんなご相談でも構いません。復職は、一人で決めなくていい。一人で準備しなくていい。

当日も1時間前までWeb予約受付/神田駅 徒歩1分