復職への不安は、復職支援がつよい心療内科へ
「職場に戻る」と考えた瞬間、胸がざわつく——「復職したい気持ちはある。でも、また同じように崩れたらどうしよう。」
その不安は「まだ弱いから」ではなく、回復の途中にいるからこそ感じるものです。

万全の復職には、急性期・心身回復期・社会回復期の3段階と、社会復帰の3条件、復職面談の準備が必要です。
すべての医師が産業医であり、休職・復職支援を強みにもつベスリクリニックが提供する復職支援の全体像をお伝えします。
こんなお悩みはありませんか?
「復職はどうですか」と言われた。日常生活はある程度送れるようになった。でも、職場に戻ると考えると途端に不安になる。

▸ 「復職したい。でも、また崩れないか」不安が強い。
一度休職を経験しているからこそ、再発への不安は大きくなります。
「以前のように働けるだろうか」「また同じことになるのではないか」——そうした思いが頭の中を巡り、自信を持てなくなっている。
▸ 復職までに何をどう準備すればいいのか、具体的なステップがわからない。
復職に向けて産業医面談が必要ということだけわかっている。生活リズムの整え方、会社との調整、仕事に耐えうる体力と再発予防策がついているのかどうか。

やるべきことが漠然としすぎて整理できず、何から手をつけていいかわからないまま日々が過ぎていく焦りを感じる。
▸復職に向けた具体的なサポートが十分ではないと感じている。
診察は数分で終わり、薬の調整が中心。復職に向けた段階的なプランやリワークの話は出てこない。

「転院してもいいのだろうか」「セカンドオピニオンを受けるのは失礼ではないか」と迷うけれど、どうすればいいかわからない。
復職の準備には段階がある
休職から復職までの回復には、大きく分けて3つの段階があります。 自分が今どの段階にいるのかを理解することが、復職準備の第一歩です。

▸【第1段階】急性期(療養期)——まずは休むことが最優先の時期
休職直後のこの時期は、心と体を休めることが何よりも大切です。 「休職中にどう過ごしていいかわからない」「職場から離れても気持ちが休まらない」「できるだけ早く復帰したい」——そうした焦りを感じやすい時期でもあります。

この段階で大切なのは、十分な睡眠時間を確保し、生活リズムを大きく崩さないことです。体や心が向けば、散歩や趣味を少しずつ取り入れることも回復を助けます。
一方で、仕事に関わる勉強や情報収集、会社への頻繁な連絡、大きな決断は避けることが望ましいとされています。
休職中は遅寝遅起きになり、生活時間が後ろにずれ込みがちです。生活リズムが崩れると、その後の社会復帰にかかる時間が長くなってしまうため、急性期であっても最低限のリズムを維持することが回復の土台になります。
▸【第2段階】心身回復期(行動活性化期)——「社会復帰の準備」を始める時期
急性期を経て少しずつ回復が進むと、次は心身回復期に移ります。
急性期が「日常生活レベルの回復」を目指す段階であるのに対し、心身回復期は「就労可能なレベルの回復」を目指して取り組む段階です。
【心身回復期チェックリスト】
- 死にたい・消えたいという気持ちがない
- 毎日ほぼ一定の睡眠・生活リズムを維持できている
- 毎日の食事を安定してとることができる
- 家事をしたり、外出したりすることができる
- 趣味や娯楽を楽しむことができる
「明日から社会復帰するとしたら、まだ準備ができていないから不安になる」——心身回復期は、まさにそうした感覚を持ちやすい時期です。
この時期から社会復帰に向けた「準備」を少しずつ始めていくことが大切です。

職場に戻ることを考えるとつらい感情や動悸・発汗などの身体症状が出る方、人間関係の問題で不調になった方、仕事を抱え込んでしまう傾向があった方には、不安に対するカウンセリング、ビジネストレーニングなどの治療を組み合わせることで、復職に向けた土台を整えていきます。
▸【第3段階】社会回復期——復職・社会復帰を具体的に目指して動く時期
社会回復期は、社会復帰の本格的な「準備」をしつつ、具体的に復職を目指して動く段階です。
仕事への自然な意欲があることは社会復帰の目安の一つですが、それだけでは十分ではありません。
【社会回復期チェックリスト】
- 仕事に対する自然な意欲がある
- 症状が収まり、仕事に耐えうる集中力が回復している
- 復職が近づいても睡眠や生活リズムに影響が出ない
- 不調になった原因を自分で認識し、対応策を持てている
- 不調の初期症状を自分で理解し、セルフケアができる
社会復帰が近づくと、仕事のない日常生活はできていた方でも、就労可能なレベルの回復には至っていなかったり、再発予防策が十分に整っていなかったりする場合に、この時期に不調をぶり返すことがあります。

復職が近づいて眠れなくなった、早朝に目が覚めてしまう、仕事をしたときの集中力に自信が持てない——そうした症状がある方には、睡眠トレーニングやTMS治療、ビジネストレーニングなどが用いられます。
復職への不安…再休職のリスクに
復職は、休職と同じくらい大きな決断です。
復職のタイミングや進め方を自己判断だけで決め、不安を抱えたまま無理に復職した場合、再休職のリスクが高まります。

「社会復帰の3つの条件」
①生活習慣(起床・就寝・食事のリズム)
②仕事習慣(会社が求める就業内容に対応できる体力)
③就労習慣(再発予防策)
が整わないまま復帰すると、3か月以内に再び体調を崩すケースが少なくありません。「早く戻らなければ」という焦りが、かえって回復を遠ざけてしまうのです。

一方で、復職を先延ばしにし続けることにもリスクがあります。 休職期間が長期化するほど、社会生活への再適応に必要なエネルギーは大きくなります。
生活リズムの乱れ、対人関係への不安、自己効力感の低下が重なり、「もう戻れないのではないか」という思いがさらに強くなる悪循環に陥ることがあります。
つまり、復職は「早すぎても、遅すぎてもリスクがある」ものです。
だからこそ、自分が今どの回復段階にいるのかを正しく把握し、復職支援の経験がある医師と一緒にタイミングと進め方を考えることが大切です。
復職支援特化のベスリクリニックでできること
ベスリクリニックは休職中の方の復職支援に力を入れており、他院からの転院やセカンドオピニオンにも対応しています。
復職に向けた不安を、段階ごとに整理していきます

▸①現在の回復段階の再評価
復職の準備を進めるうえで、まず大切なのは「自分が今どの段階にいるのか」を正しく把握することです。
当院では、これまでの治療経過や現在の生活リズム、心身の状態を丁寧にお聞きしたうえで、回復段階を改めて評価します。他院で治療中の方についても、セカンドオピニオンとしてのご相談を歓迎しています。
「主治医にはそろそろと言われたが、本当に自分はその段階なのだろうか」——そうした疑問を一緒に整理するところから始めます。
▸②回復段階に合わせた治療プログラム
当院では、回復の段階に応じた専門的な治療プログラムをご用意しています。
<急性期(療養期)>
休職直後で「どう過ごしていいかわからない」「職場から離れても気持ちが休まらない」という方には、以下の治療を組み合わせてご提案します。
- セロトニントレーニング: 幸せホルモンのセロトニンの分泌を促す生活習慣のトレーニングです(全2回)。休職中の過ごし方の土台をつくります。
- 不安カウンセリング: 不安やトラウマに対するベーシックカウンセリングです(全3回)。過去の出来事が頭から離れない、フラッシュバックが出るといった症状に対応します。
- TMS治療: 薬を使わないうつ病治療です。副作用が少なく、週3〜5回の短期集中で行います。できるだけ早く改善して復帰を目指したい方におすすめです。
<心身回復期(行動活性化期)>
日常生活はできるようになったが、「明日から復職と言われたらまだ不安」という段階の方には、社会復帰の「準備」を開始するための治療をご提案します。
- 睡眠トレーニング: 覚醒(集中力)と睡眠力を高めるトレーニングです(全3回)。生活リズムの立て直しや、不眠から症状が始まった方の再発予防に役立ちます。
- 不安カウンセリング: 職場へ戻ることを考えるとつらい感情や身体症状(動悸・発汗など)が出る方に向けた、不安・トラウマに対するカウンセリングです(全3回)。
- ビジネストレーニング: 仕事上の成果の出し方や人間関係の対処法を学ぶトレーニングです(全5回)。上司・部下・同僚との人間関係で不調になった方、仕事を抱え込みすぎてしまう傾向がある方に適しています。
<社会回復期>
復職が具体的に近づいている段階でも、「仕事をしたときの集中力に自信がない」「復職が近づいて眠れなくなった」という方は少なくありません。この時期には以下の治療が用いられます。
- 睡眠トレーニング: 復職が近づくことで再び睡眠に影響が出た方、日中の眠気がある方に対応します(全3回)。
- TMS治療: 復職に向けて集中力の低下が気になる、通勤訓練などはたらく「体力」を短期間で取り戻したい方に復職前2週間の短期集中治療です。
- ビジネストレーニング: 社会復帰をパワーアップして迎えたい方に。仕事上の再発予防策を具体的に身につけます(全5回)。
▸③復職診断書の発行と「社会復帰の3条件」の確認
復職の際に会社へ提出する「復職診断書」の発行に対応しています。

当院では、復職診断書を記載する際に「社会復帰の3つの条件」が整っているかを確認します。
- 生活習慣: 起床・就寝のリズム、食事のリズムが安定しているか
- 仕事習慣: 会社が求める就業内容に対応できる体力がついているか
- 就労習慣: 再発予防策(仕事の量・質・人間関係への対処)ができているか
この3つの条件が整っていない段階で復職診断書を出すことは、再休職のリスクを高めます。
当院では、患者さまと一緒にこの3条件を一つずつ確認しながら、適切なタイミングでの復職を目指します。
▸④産業医面談・復職面談に向けたアドバイス
復職の際には、多くの会社で産業医面談や復職面談が行われます。

「何を聞かれるのかわからない」「うまく説明できるか不安」——そうした方に向けて、面談の流れや伝え方のポイントを事前にアドバイスします。
会社への提出書類の内容についてもご相談いただけます。
▸⑤復職後のフォローアップ通院
復職はゴールではなく、新しいスタートです。復職後3か月は通院いただくことで、不調の初期サインを早期にキャッチし、再休職を防ぎます。社会回復期のチェックリストでもお伝えした「不調の初期症状を自分で理解し、セルフケアができる」状態を維持するためのサポートを継続して行います。
▸⑥転職・配置転換を検討されている方のサポート
転職は新しい環境・人間関係・業務への適応が求められるため、復職よりもハードルが高いとされています。
ベスリクリニックでは、転職や配置転換を視野に入れている方にも、まずは社会復帰のための「生活習慣」「仕事習慣」「就労習慣」の土台づくりからサポートします。
土台が整った段階で、転職・配置転換の判断を一緒に考えます。
転職の際にハローワークへ提出が必要な「医師の意見書」の記載にも対応しています。
■ 当日予約・アクセスの良さ
復職前の「通勤リハビリ」としても活用しやすい立地で復職支援を行っています。
神田駅から徒歩1分、大手町駅からも徒歩圏内。
初診や同一週での来院予約も受け付けております。迷ったらまずはお気軽にご予約ください。
転職や配置転換を考えている方へ
復職ではなく、転職や配置転換による社会復帰を考えている方もいらっしゃるかもしれません。
転職は、新しい環境・新しい人間関係・新しい業務に適応する必要があるため、元の職場への復職よりもハードルが高いです。
また、復職の場合でも、「元いた部署に戻る」ことを前提としている産業医や会社が多く、配置転換を希望する場合は会社との綿密なすり合わせが必要になります。

転職・配置転換はいずれも時間がかかることが多いため、まずは社会復帰のための生活・仕事・就労習慣の土台づくりから着手することをおすすめしています。
その準備が整ったうえで、転職や配置転換の判断を行う方が、結果的に安定した社会復帰につながります。
「復職が怖い」と感じることは、弱さではありません。
「日常生活はできているのに、職場に戻ると考えると怖くなる。自分はまだダメなのではないか。」
そう思ってしまう方は多いのですが、復職への不安は、適応障害やうつ病の回復過程でごく自然にみられる反応です。
日常生活レベルの回復と、就労可能レベルの回復は異なります。
家事ができる、外出できる、趣味を楽しめる——そこまで回復していても、「仕事に耐えうる集中力」「会社が求める就業内容に対応できる体力」「再発を防ぐためのセルフケア力」はまだ追いついていないことがあります。これは「弱い」のではなく、「回復の途中にいる」ということです。 心身回復期から社会回復期への移行には、段階的な準備が必要です。

この段階で必要なのは、気合いや根性ではありません。 自分が今どの回復段階にいるのかを客観的に把握し、社会復帰のための「生活習慣」「仕事習慣」「就労習慣」の3つの土台を一つずつ整えていくことです。
そしてその準備は、一人で進める必要はありません。
よくある質問

Q. 他院に通院中ですが、転院やセカンドオピニオンは可能ですか?
A. はい、可能です。紹介状がなくても受診いただけます。これまでの治療経過をお聞きしたうえで、今後の方針を一緒に考えていきます。現在の処方薬の情報をお持ちいただけるとスムーズです。
Q. 復職のタイミングはどうやって決めるのですか?
A. 当院では「社会復帰の3つの条件」——生活習慣・仕事習慣・就労習慣——が整っているかどうかを基準に判断します。医師が一方的に決めるのではなく、患者さまの回復段階を確認しながら、一緒に最適なタイミングを見極めていきます。
Q. 復職診断書は書いてもらえますか?
A. はい。診察のうえで復職が可能と判断した場合、復職診断書を発行いたします。発行には生活記録表(Neruノート)による生活リズムの安定確認が必要です。会社への提出書類の内容についてもご相談いただけます。
Q. 復職が怖くて踏み出せません。まだ受診は早いですか?
A. いいえ、早すぎることはありません。「怖い」と感じている今の段階で受診いただくことで、自分が今どの回復段階にいるのかを客観的に把握し、焦らず段階的に準備を進めることができます。まずはお気持ちをお聞かせください。
Q. 神田・大手町エリアで復職に向けて通える心療内科ですか?
A. はい。当院はJR神田駅から徒歩1分の立地にあり、大手町・丸の内・日本橋エリアからもアクセスしやすい場所にあります。復職前の通勤練習を兼ねて通院される方も多くいらっしゃいます。
Q. 初めての転院で不安です。どんな流れですか?
A. ご予約時に「転院希望」とお伝えください。初診では、これまでの治療経過を丁寧にお聞きしたうえで、今後の方針をご提案します。紹介状は必須ではありませんので、お気軽にご予約ください。
Q. リワークプログラムは受けられますか?
A. 当院では、回復段階に応じた治療プログラム(睡眠トレーニング・不安カウンセリング・ビジネストレーニング・TMS治療)を院内で提供しています。当院と提携のリワーク施設もございます。
Q. 薬を必ず飲む必要はありますか?
A. いいえ、必ずしも薬物療法が必要とは限りません。当院では薬に頼らないトレーニングやカウンセリングも積極的に取り入れています。現在の処方に不安がある方には、薬の見直し・調整のご相談も承ります。
まずは相談だけでも、お気軽にご予約ください
「まだ復職を決めたわけではない」「今の回復段階を知りたいだけ」「転院するかどうかも迷っている」——そういったご相談でもまったく構いません。
復職は、一人で決めなくていい。一人で準備しなくていい。
急性期、心身回復期、社会回復期——どの段階にいても、当院がお手伝いできることがあります。
当日は1時間前までWeb予約を受け付けています。迷ったらまずはお気軽にご予約ください。
院名: 医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック
最寄り駅: JR山手線・東京メトロ銀座線 神田駅 徒歩1分 東京・大手町徒歩圏
住所: 〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3丁目2 神田サンミビル8階


