その不調、適応障害のサインかもしれません
- 出勤前になると動悸や吐き気がする
- 欠勤が月に数回から週に数回へと増えてきた
- 夜は眠れず、朝は起き上がれない。
- 会社との連絡がおっくうになり、電話やメールを避けてしまう
- 集中力が途切れてミスが多くなっている
それは気持ちの問題ではなく、心と体が発しているSOSかもしれません。
適応障害とは
適応障害とは、職場の人間関係や業務量の変化、昇進・異動・転職といった特定のストレス要因に対して、心身が過剰に反応してしまう状態です。
気分の落ち込み、不安、不眠、出社困難などの症状が現れます。環境の変化によるものであり、「この程度で病院に行っていいのだろうか」と感じる方は少なくありません。
仕事中のミスや集中力低下が増えている段階は、すでに体が休息を求めている明確なサインです。
適応障害とうつ病の違い
適応障害とうつ病は症状が似ていますが、大きな違いがあります。
適応障害は、原因となるストレスが明確で、そのストレスから距離をとると症状が和らぎます。一方、うつ病はストレスの有無にかかわらず症状が持続し、趣味や好きなことへの関心も薄れていきます。ただし、適応障害は放置するとうつ病へ移行するリスクがあることが知られています。
適応障害をそのままにするとどうなるか
不調が続く状態を「気合いで乗り越えよう」とすると、かえって症状が悪化することがあります。
不眠が慢性化し、集中力の低下がミスにつながり、さらに自己評価が下がるという悪循環に陥ります。
ミスや、集中力低下、欠勤が続くと職場での信用にも影響し、休職や退職が唯一の選択肢になってしまうこともあります。
早い段階で医療機関に相談することで、働きながら治療する道や、必要に応じた休職の判断を冷静に行うことができます。
適応障害になるのは「甘え」や「わがまま」ですか?
適応障害になる人は、自分が最大限できることを努力し続ける真面目な人が多いです。
周りの人に迷惑をできるだけかけないように一人で考え込んだり、自分を追い込んで視野が狭くなってしまい不調のループに入ってしまいます。
「人に頼ったほうがよい」、「抱え込みすぎないようにしたほうが良い」ことはわかってはいるけれど、一人で背負い続けてしまうという真面目で誠実な人が多いです。

適応障害になる人は「甘え」や「わがまま」な人ではなく、人生の中で適切なタイミングに「助け」を求めづらい経験をつんできた人や、自分のキャパシティ以上に頑張り続けてしまう人です。そのため、適応障害の治療はただ環境調整を行ったり、薬物療法を行ったりしても、「性質」としてまた繰り返してしまう可能性が高いです。
治療の際には、冷静に自分を見つめなおし、今後同じようなことが起きた時にビジネススキルとして再発予防のスキルをつける「ビジネストレーニング」を行うことが重要です
ストレスから離れづらい適応障害もある?
適応障害は「環境や役割の変化により症状が1ヶ月以内にあり、ストレス要因がなくなってから6カ月以内に症状が症状が改善する」状態とされています。
ストレスから離れれば改善するといっても、これからの人生の見通し、今まで自分がやってきた仕事の責任ややりがいなどもあり、ストレスから逃げること(仕事から離れること)が根本的な解決にならないこともあります。
特に昇進や転職・配置転換等、自分も適応していきたいと思った役割の変化による適応障害は、未来また同じような壁に当たる可能性が高いです。
そのため働く人の適応障害の治療は、ただ環境から離れるだけでなく何が起きたかを整理し、もう一度起きた際にはどのように対応するかの「再発予防策」をつくることが重要です。
働く人の適応障害の原因は?
働く人の適応障害の原因は、3つあります。
① 心・脳・身体の個人のバランス:性格・脳の特性・生活習慣の乱れなど
② 環境:解決できない家庭や仕事の課題・人間関係
③ 適応力:個人と環境の間の適応能力
最初は①②③のどこか一つの不調から始まりますが、最終的には①②③すべてが崩れることが多いです。 本人の性格やストレス耐性も原因のひとつです。同じ環境下でストレスと感じて不調になる人と、ストレスと感じても対処ができる人がいます。
自分の周りでストレスに対して対応できる人がいたのであれば、ストレス耐性のスキルを付けるために振り返りやビジネストレーニングを適応障害の治療に組み合わせたほうがよいタイプといえます。
働く人の心療内科でできること
「心療内科に行ったら、すぐに休職させられるのではないか」そんな不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
働く人のための薬に頼らない心療内科のベスリクリニックでは、無理に休職を勧めることはしません。まずはいまのあなたの状態を医学的に整理し、最善の選択肢を一緒に考えます。
■ 初診カウンセリング
まずは現在の状態を丁寧にお聞きします。「自分でもよくわからない」「うまく言葉にできない」という方がほとんどです。質問を通じて、あなたの状態を一緒に整理するお手伝いをします。
■ 医学的な診断と診断書の発行
あなたの状態を医学的に評価します。「自分は怠けているだけなのか、それとも治療が必要な状態なのか」。その答えを専門家から得られることは、想像以上の安心につながります。必要に応じて診断書を発行しますので、休職を検討する場合に会社への説明にも役立ちます。
■ お薬の治療とお薬以外の治療
「心療内科に行ったら薬を出されるのでは」と不安に感じる方は少なくありません。
ベスリクリニックは「薬に頼らない心療内科」として、お薬以外の治療の選択肢も豊富にご用意しています。
カウンセリング、薬を使わないうつ病治療のTMS治療(磁気刺激治療)、生活習慣の改善指導、漢方治療など、お一人おひとりの症状や生活スタイルに合わせた方法をご提案します。

もちろん、お薬が必要と判断した場合には処方も行います。その際も最小限の量から開始し、「働きながら服薬できるか」「仕事中の眠気や集中力への影響はないか」といった点まで考慮してお薬を選びます。お薬を使う・使わないは、相談しながら一緒に決めていくものです。「どんな治療法があるのか聞いてみたい」という段階でも、お気軽にご相談ください。
■ 生活リズム・睡眠の改善指導
「朝がつらい」「夜眠れない」「休日も疲れが取れない」。こうした睡眠リズムの乱れは、具体的な生活習慣の調整で改善できるケースが多くあります。働きながらでも取り組める方法を、お一人おひとりの生活パターンに合わせてお伝えします。
■ 休職すべきかどうかの相談・復職支援
「休職したほうがいいのか、それとも働き続けたほうがいいのか」。この判断を一人で下すのはとても難しいことです。医師が現在の症状や職場の状況を踏まえて、一緒に考えます。休職が必要と判断された場合は診断書の発行から復職支援まで、切れ目なくサポートします。
■ アクセスの良さ・柔軟な診療体制
神田駅から徒歩1分、大手町駅からも徒歩圏内。
千代田区・丸の内・日本橋エリアからもアクセス良好です。仕事帰りや昼休みにも通いやすい立地で、当日・翌日の予約にも可能な限り対応しています。
はじめての適応障害治療
適応障害は「ストレス原因を取り除くこと」で改善をしますが、なかなか簡単に取り除くことができないからこそ「適応障害」になったともいえます。
たとえば、責任が重いがやりがいもある仕事、自分や家族の人生としての自分が誠実に対応していきたい人間関係等もその一つになるでしょう。
ストレス原因に対して、対応できる人とできない人がおり、ストレス耐性は人によっても心身の状態によっても異なります。
ベスリクリニックでは下記のように、まず心身が疲弊している場合には、一時的にストレス原因から離れたり、お薬の治療(薬物療法)や薬を使わない脳治療(TMS治療)、カウンセリング(精神療法)を組み合わせ心身を整えます。
適応障害に対する薬物療法や休職自体は、ゆっくり休む養生であり「疲弊した心身の回復」のための対処療法です。
適応障害の治療は対処療法でだけはなくビジネススキルとして再発予防のスキルをつけるカウンセリングや「ビジネストレーニング」を組み合わせることが重要です。の適応障害治療
適応障害は「ストレス原因を取り除くこと」で改善をしますが、なかなか簡単に取り除くことができないからこそ「適応障害」になったともいえます。
よくある質問
Q. 休職するか決まっていなくても受診していいですか?
はい、まったく問題ありません。受診は「休職を決めるため」ではなく、「今の状態を正しく知るため」のものです。結果として休職が不要と判断されることもあります。
Q. 会社にどう説明すればいいですか?
「心療内科を受診し、医師から休養を勧められた」と事実を伝えるだけで十分です。詳しい診断名を伝える義務はありません。伝え方に不安がある方は、診察時にご相談ください。
Q. 薬を必ず飲む必要はありますか?
いいえ。薬物療法は選択肢の一つです。ベスリクリニックではTMS治療やカウンセリング、漢方薬の治療など、西洋薬を使わない治療法も用意しています。相談のうえ、ご自身に合った方法を選べます。
「自分が適応障害なのかわからない」「病院に行くほどなのか判断できない」——そう感じている方こそ、一度ご相談ください。
状態を言葉にして、医師と一緒に整理するだけでも、気持ちが軽くなることがあります。
ベスリクリニックは神田駅から徒歩1分。平日夜や土曜日も診療しており、お仕事帰りにもお立ち寄りいただけます。
まずは相談だけでも、お気軽にご予約ください
「休職するかどうか」を決めてから来る必要はありません。当日初診や同一週での来院予約も受け付けております。
迷ったらまずはお気軽にご予約ください。
院名: 医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック
最寄り駅: JR山手線・東京メトロ銀座線 神田駅 徒歩1分
住所: 〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3丁目2 神田サンミビル8階








