よくお年を召してくると、中途覚醒してしまう。という声をお聞きします。
これは、お年を召すと、単相性睡眠から多層性睡眠に移行する生理的な理由も含まれます。
(図:大熊輝雄 1977 「睡眠の臨床」 医学書院 http://jssr.jp/kiso/hito/hito06.html)
お腹の中の赤ちゃんは多層性睡眠です。20分に1回はお腹を蹴ったりして元気な様子をお母さんに伝えてくれます。
お母さんが寝ているときもお腹を蹴る時もあり、いつ休んでいるんだろう・・・?と心配になる妊婦さんも少なくありません。
赤ちゃんがずっとおきている、ということはなく、細かい時間で寝たり、起きたり、を繰り替えています。
1歳の子も夜泣きをして、やはり夜に連続で眠ってくれない時もあります。これが、お年を召してくると同じように自然に目が覚めてしまうこともあります。
では、良い睡眠と良くない睡眠の違いは?という疑問になるかもしれません。
「良い睡眠、良くない睡眠」の記事をご覧ください。