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職場適応障害
生産性向上 上司部下関係 産業医

2020.11.4

職場適応障害

ケースレポート 思考の成長を支援するアンガーマネジメント

怒りの感情をうまくコントロールできずに、職場や家庭の中でお困りの方は少なくありません。
ベスリクリニックにも、ビジネスシーンで、怒りが抑えられない。あるいは、怒りの扱い法がわからずストレスになってしまうなど怒りに関して、メンタル不調を訴える方は多いものです。
そのような怒りをマネジメントするアンガーマネジメント法は書籍でも多く紹介されています。
しかし、なかなか実践できないとおっしゃる方も多いものです。

ベスリクリニックでは、アンガーマネジメント専門の心理士が、エピソードを聞きながら怒りのメカニズムや対処法について、お一人お一人のお困りの状況に合わせてカウンセリングを行っています。

 怒りの本質とは

怒りは、自分にふりかってきた不快感や、不利益に対して、自分を守る行動「防御反応」と言われています。
怒りは、表出した感情ですが、その背後には、恐怖、落胆、痛み、不安、寂しさ、劣等感などなどの感情があるものです。

また、怒りの行動は、実は、過去の成功体験が影響していることも多いものです。
例えば、
叱責されて自分は成長してきたので部下もそういうものだ  幼い時に駄々をこねておねだりしたら好きなものを買ってくれた など怒りを表すことで、うまくいった事例があると、そのような行動を無意識に行いがちになります。

しかし、怒りは、対人関係や、ビジネスの成果などにも影響を与えることも多くあります。また、自分の価値を下げてしまうこともなりかねません。
こうした事態を回避するためには、怒りをマネジメントすることが重要になります。
アンガーマネジメントは、対人関係でより良い関係性を築くことや、自分自身の心身への悪影響を解消することへも役立ちます。イライラする、むかつくというネガティブとされている目を向けたくない感情へ向き合い、新たな一歩へ踏み出すことを支援する・・・それがベスリクリニックのアンガーマネジメントです。

今回は、若い部下と考え方が合わず、心身不調を起して来院された方のケースレポートを紹介します。

 ケース紹介

 

50代 男性
来院時の悩み:会社の若い人とは考えが合わず、いらいらすることが多い。考え方を変えたい。

 

 治療法

治療方法:アンガーマネジメントを主体としたカウンセリング

まず、アンガーマネジメントの概要について説明し、この方の場合、タイミングを見計らってアンガーログを書くように案内をしました。
アンガーログとは、日時、出来事、怒りの強さなどについて記述していくものです。
アンガーログを書くことによって、自分はどのようなことに怒りを感じているのか、怒ってしまったときはうまく対処できなかったが今になるとどのような対処ができるのか可視化することで、客観的に振り返ることができます。
(人の特性、時期によって、この効果が功を奏するかどうかを、クリニックでは見極めて支援します)

 

 怒りに対する変化(思考の成長)

 

当初は、怒るとすぐにハラスメントの問題となる、仕事をするときにすぐに誰かに質問し自分で考えようとしないなど自分たちの世代と今の世代のギャップ、今の世代への憤りついて話されていました。

カウンセリング中盤では、アンガーログを書くようになったことにより、ご自身の中でいらだつこと、いらだたないことなど積極的に自分の整理を行うことができるようになっていきました。ログの内容も当初は指定した内容の記載でしたが、徐々に自分自身のこれまでの人生に対する振り返りや自分の望んでいることは何かなどアレンジを加え、より発展的な内容へと変わっていかれました。自分の中の整理ができたことにより今まで仕事ばかり考えていたことに気づき、今後何をしたいのかを考えていなかったと未来について話すようになりました。

カウンセリング終盤では、趣味をしてみたい、第二の人生をどう生きるかとの内容へと変わっていき、終了時には第二の人生の一歩を踏み出していかれました。

 

 まとめ

 

怒りに関するマネジメントは、人間の永遠の課題です。
巷では、6秒ルールなど怒りをマネジメントする様々な方法が提案されています。
ベスリクリニックでは、自分の怒りに向き合い、思考の成長を支援するアンガーマネジメントを支援しています。
職場や家庭、様々な状況における怒りのコントール
じっくりとお話を聞きき、一緒に、成長する支援をしていきますので、まずはお気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。

 

臨床心理士  藤居 倭子