院内勉強会情報:「心と体のつながりを解き放つ-動作法がもたらす新たな視点-」

ベスリクリニックでは定期的に勉強会をしています。
今回は「臨床動作法」について行いました。

このテーマを深く掘り下げると、心と体のつながりや相互関係について新たな視点が得られることが分かりました。
スタッフからのレポートを皆さんにも共有します。

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臨床動作法は、
脳性麻痺の患者さんの機能訓練中に
催眠状態で良い結果をもたらすことが報告され研究が進みました。

それは、「動作には常に心が関与している」ということを示唆しています。
動作の不自由を改善することで心も解放され、
うつ病や発達障害などの精神的な側面にも好影響を及ぼすことが明らかになっています。

私たちが動作する際には、無意識のうちに体を動かす意図が働きます。
一つ一つの動作には、心が同時に関与しているのです。

動作療法は心理療法の一つとして、心と体の問題を統合的に捉えます。
動作面と心理面の査定を通じて、動作の不調や生き方の体験の課題を見つけ出します。
このアプローチは言語のやり取りに依存していないことから、韓国や、シンガポールなど国境を越えて広がっています。

臨床動作法を取り入れることで、心の不調を改善し、調和を取り戻す一歩となると知りました。