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うつ
うつ病 適応障害

2020.10.17

うつ

秋~冬季うつ病の5種類トータル治療

冬季うつ病の特徴

11月~4月、秋冬にかけて落ち込みが強くなる、意欲減退、疲れやすい、甘いものや油っぽいものを過食したくなる、いくら寝ても寝ても眠く過眠してしまう。そんな症状、ありませんか?

~他のうつ病との違い~
 

  • 秋、冬は調子が悪く、春から夏にかけて調子が良い
  • 甘いものや油っぽいものが食べたくなる
    (ごはん・パン・パスタ・チョコレート・ポテトチップス)
  • いくら寝ても寝ても眠く過眠になる
  • 夕方に落ち込みが悪化する

冬季うつ病になりやすい人

  • 女性
  • 18歳~40歳
  • 春から夏生まれ
  • PMSやPMDDなどの生理前の不調がある

冬季うつ病の原因と対策治療

 


冬季うつ病の治療は①セロトニントレーニング(2回)+②睡眠トレーニング(3回)に加え、標準治療の高照度光療法・場合によっては薬物療法もしくはTMS治療を組み合わせます。

①セロトニン低下に対する:抗うつ薬・TMS治療(20~30回):セロトニントレーニング(全2回)
②メラトニン低下に対する:高照度光療法:専用光時計
①概日リズムずれに対する;睡眠トレーニング(全3回)


なぜ冬季うつ病は甘いものや油っぽいものを過食したくなるの?

セロトニンの原料となるトリプトファンはお肉や魚などのタンパク質を食べただけでは脳内に入りません。
Burtmanはブドウ糖(炭水化物)を食べると、脳にトリプトファンが運ばれることを示しました。
(Fernstrom,J. D. and Burtman R. J. Science 178;414,1972)

炭水化物が食べたくなるのは、脳にセロトニンが足りなくなり、トリプトファンを脳へ増やそうとする身体の作用かもしれません。
しかしながら炭水化物だけを食べているとトリプトファン自体がなくなってしまうため,バランスのよい食事が必要となります。

冬季うつ病の高照度光療法とは?

 

冬季うつ病の治療に必要な光は強い光です。日常的な生活であたる光はルクスが弱いため、当院では高照度光療法用の専用の機械をおすすめしています。
機械によって高照度光療法に必要な2500-10000ルクスの光が得れます。

つかいかた

午前中(もしくは夕方)に1~2時間ライトを照射する。
起きれない、動けないなど、朝の実施が難しい場合はそのほかの時間帯(夕方)などの実施でもよい。
光を強くすれば、照射時間が短くてもよい場合もあります

使用上の注意

1分につき十数秒から数十秒間程度、光源に視線を向ける程度でよいです。