そもそも「メンタルの病気は薬で治るのか?」
メンタル障害は、怖い上司、しつこく苦情を言うお客さん、強い業績評価のプレッシャー、難題を抱える家族問題など、外部要因が大きな原因です。
あらゆる薬を処方できる医師の私自身、また同僚が、うつ病を発症しているということは、薬だけはでメンタルの障害を予防、治療できないということです。
「薬を使わない治療」と「薬に頼らない治療」は異なります。もちろん、医学的に薬が必要な心身の状態もあります。 医学的な視点から投薬が必要な場合は「薬を使う」薬物療法と薬物治療の終了のための「薬に頼らない治療」を組み合わせた治療をご提案します。 大切なことは、「薬に頼る治療」ではなく、原因治療を含めた「薬に頼らない治療」を行うことです。
「薬を使わない治療」と「薬に頼らない治療」は異なります。もちろん、医学的に薬が必要な心身の状態もあります。 医学的な視点から投薬が必要な場合は「薬を使う」薬物療法と薬物治療の終了のための「薬に頼らない治療」を組み合わせた治療をご提案します。 大切なことは、「薬に頼る治療」ではなく、原因治療を含めた「薬に頼らない治療」を行うことです。
では「どうして薬に頼らない治療ができるのか?」について、どうやって病気が起こるのか、どうやって具体的治療を行なうのかをお話します。
どうやって病気が起こるのか
私達は、病気は、自分自身と環境の“間“にあると考えます。たとえば抑うつ状態の患者様で、環境要因が強い場合「適応障害」と診断され、患者様自身のみが病気の原因であれば「うつ病、及び躁うつ病」と診断されます。 しかし環境要因のない病気は存在しません。 べスリクリニックは、病気の原因のほとんどが、仕事、家庭の、解けない問題、難しい人間関係に対して、過去の経験で積み上げた性格、考え方、対応行動によって病気が発生すると考えます。
取り巻く環境を変える、問題のとらえ方・取り組み方を変えることが、病気を治す本質であることが理解できると思います。どうやって薬に頼らずに治療を行なうのか
休養が必要な人は休むことも大切です。眠れない人には睡眠薬を使わない睡眠外来、体質改善が必要な人には漢方薬やサプリメントによる治療。認知行動療法による認知・行動の修正、問題解決療法、対人関係療法などの非薬物療法を行っています。加えて、PTSDなどの過去の心の傷に対してのタッピングセラピー、現在の心の不安定さ、過剰な反応を治療するこころセラピー、こころ外来を行なっています。 またビジネスや家庭内での問題を解決するための問題解決スキル、対人関係スキルといったビジネススキルトレーニングも行なっています。
そもそも病気の意味とは何か?
今、起きている症状を「これまでのやり方、考え方、生き方、環境を見直してはどうか」というあなたへのメッセージと考えてみてはいかがでしょうか?
ベスリクリニックは、病気を治すだけでなく、自分自身を見直す機会、新しい生き方について考える場を提供していきます。ベスリクリニックの名前の由来でもある「Better Life」について一緒に考え、これからの豊かな人生に向かって努力していきます。