よくあるご質問
Q. 普通の脳波と何が違いますか?
A. 通常の脳波検査は異常波(てんかん波など)を探しますが、QEEGは脳の働きの”バランス”や”パターン”を定量的に解析します。
Q. どんな人がQEEGを受けたほうがいいのですか?
A. 集中力の低下、モヤモヤ感(ブレインフォグ)、不安やイライラ、やる気の低下など「原因がはっきりしない不調」を感じている方に特におすすめです。病気とまではいえないけれど、脳のコンディションに乱れがある方が多くいらっしゃいます。
Q. 検査は健康な人でも受けていいですか?
A. もちろん可能です。
脳の状態を知ることは、健康維持やパフォーマンス向上にも役立ちます
Q. QEEGで精神疾患を診断をすることは可能ですか?
A. 精神疾患の診断には,DMS-5TR, ICD-11といった診断基準に従って診断するものとされています.QEEGのみで診断することはありません.例えば,AAN(American Academy of Neurology;米国神経学会)の通達には,ADHDの診断に用いるには,間違いの頻度が高いため,診断に用いてはならないとされています[1].
[1] Practice advisory, QEEG in ADHD Diagnosis, Guideline 820, American Academy of Neurology
https://www.aan.com/Guidelines/home/GetGuidelineContent/820
Q. QEEGで脳梗塞はわかりますか?
A. 脳機能の低下を読み取ることができても,脳梗塞や脳腫瘍の存在診断はできません.疑わしい場合は,CTやMRIの検査をお勧めします.
Q. 痛みや副作用はありますか?
A. 基本的にはありません。電極を頭皮に接着するだけで、電気を流したり注射を打ったりは一切ありません。ヘルメットの締めつけにより多少痛みを伴う場合があります。
Q. 脳波で病気や性格はわかるのですか?
A. QEEGはあくまで「脳の状態の傾向」を見て、治療やサポートに活かすための検査です。性格や診断名を断定するものではなく、過活動・低活動・バランスの崩れなどを総合的に判断していきます。
Q. QEEGの結果はどのように使われるのですか?
A. 検査結果をもとに、その方に合った治療法(TMS、PBM、NFBなど)や生活改善のアドバイスを行います。例えば、集中力が落ちている部位にTMSをあてたり、過活動部位にはPBMでリラックスを促すといった、パーソナルな治療設計が可能になります。
Q. 検査の所要時間はどのくらいですか?
30分前後となります。
Q. 他の病院で異常なしと言われましたが、それでも意味はありますか?
A. 初回は治療方針を決めるために行い、以降は治療効果を確認する目的で10回前後のTMSなどの治療後に再検査することが多いです。必要に応じて都度ご提案いたします。
Q. どれくらいの頻度でQEEGを受けるべきですか?
A. はい、あります。QEEGは「病気の有無」ではなく「脳の働き方の個性」や「調子のバランス」を見るための検査です。健康診断では見つからなかった“不調の原因”のヒントになることも多いです。
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