Process Oriented Psychology

言葉にならない不調に、
無意識から働きかける。
プロセスワークとは

夢や身体症状を入り口に、無意識の感情を体験する心理療法(プロセス指向心理学)。うつ状態の改善や、自分の状況への気づきを促します。

神田駅 徒歩1分/夜間・土日も診療

About

プロセスワークとは(プロセス指向心理学)

プロセスワークとは、夢や身体症状などを入り口に意識状態を変化させ、無意識の感情を体験することで、葛藤の解決や自己成長を目指す深層心理学的なカウンセリングです。正式には「プロセス指向心理学(Process Oriented Psychology)」と呼ばれ、アーノルド・ミンデル博士がユング心理学を発展させて創始しました。

言葉だけでなく「動く・感じる・夢の登場人物を演じる」など五感をフルに使ってワークするため、その方の個性に合わせて遊び心や創造性を引き出せる点が特徴です。悩みに関わる無意識的な感情を体験していくことで、自分の中の多様な側面への気づきや、問題へのアプローチの変化を目指します。それにより、自己肯定感やモチベーションの向上、対人関係の改善などが期待できます。

プロセスワークの基本プロセス 入り口 夢・身体症状 動作・対人関係 体験 無意識の感情を 感じる 気づき 多様な側面・ 視点の変化 変化 自己肯定感・ 対人関係の改善
夢や身体症状などの「入り口」から無意識の感情を体験し、自分の中の多様な側面への気づきを経て、自己肯定感や対人関係の改善へとつながっていきます。

公開日:2023年3月16日/最終更新日:2026年6月28日 監修:田中 遥(ベスリクリニック東京 院長)

Check

こんなお悩みはありませんか

  • 頻繁に夢を見ることがある
  • 心の問題が原因と思われる身体症状に困っている
  • 原因がはっきりしないモヤモヤ感がある
  • 悩みはあるが、言葉で表現するのが苦手
  • リモートワークなどで活動量が減ってから不調を感じる
  • 自分が不調になった原因を知りたい

ひとつでも当てはまる方は、プロセスワークが選択肢のひとつになる可能性があります。

Why it works

プロセスワークがうつ状態に有効と考えられる理由

プロセスワークでは、うつ状態の背後に、無意識的な怒りや攻撃性のようなパワフルなエネルギーが隠れていると考えます。そのエネルギーを安全な形で体験し、意識へ統合していくことで、うつ状態の改善を目指します。

特に、コロナ禍以降のリモートワークや行動制限など、身体活動の減少が不調の要因になっている方には、身体を使ったワークが有効に働くことがあります。夢を振り返る、身体症状の体験を深める、感情を動作や絵で表現してみる——こうした遊び心のある介入を通じて、無意識のパワーに触れながら、うつ状態の改善や自分の状況への洞察を促していきます。

ポイント:身体活動の制限がうつの要因になっている方に、身体感覚を使うプロセスワークは特に相性が良い手法です。
意識/無意識の境界 うつ状態(意識) 無意識に隠れた 怒り・攻撃性などの パワフルな感情 体験して意識へ統合 うつ状態の改善 感情が動き出し、活力が戻る
プロセスワークでは、うつ状態(意識)の背後に、怒りや攻撃性のような無意識のエネルギーが隠れていると考えます。それを安全に体験して意識へ統合することで、改善を目指します。

Approach

無意識へアクセスする4つの入り口

プロセスワークは無意識への入り口が複数あるため、夢を覚えていない方でも取り組めます。

01

印象に残った夢の登場人物やイメージを、体験的に探っていきます。

02

身体症状

痛みや不調を深く感じ、そこに込められたメッセージを読み解きます。

03

動作・しぐさ

自分では気づいていない無意識の動きを手がかりにワークします。

04

対人関係

人間関係の葛藤に現れる無意識のパターンに取り組みます。

無意識的な プロセス 登場人物・イメージ 身体症状 痛み・不調の感覚 動作・しぐさ 無意識の動き 対人関係 関係の葛藤
1つの無意識的なプロセスは、夢・身体症状・動作・対人関係という複数の経路(チャンネル)に現れます。そのため、どの入り口からでもワークでき、夢を覚えていない方にも対応できます。

無意識レベルから悩みを見る視点は、意識では思いつかないユニークなものであることが多く、創造的に悩みに取り組むきっかけになります。

Origin

プロセスワークの成り立ち|アーノルド・ミンデル博士

プロセスワークは、ミンデル博士が末期胃がんのクライエントとワークした経験をもとに理論化されました。入院前、そのクライエントは「不治の病の薬として爆弾を渡される夢」を見ていました。

その後のセッションで強い胃の痛みを訴えたため、痛みを深く感じるワークを行ったところ、クライエントは爆発するような感情を体験。感情を豊かに表現できるようになり、余生を生き生きと過ごしました。

この経験から博士は「無意識は夢だけでなく身体症状にも同じように現れる」ことに気づき、身体症状を扱うワークの研究を始めました。これがプロセスワークの出発点です。その後、自覚しない動作や対人関係の葛藤にも無意識が現れることが分かり、それぞれに取り組む技法が開発されてきました。

無意識を扱う「入り口」の広がり 1 のワーク 2 身体症状 のワーク 3 動作・しぐさ 4 対人関係
末期がんのクライエントとの臨床経験を起点に、ミンデル博士は「夢」だけでなく身体症状・動作・対人関係にも無意識が現れることに気づき、扱える入り口を広げていきました。

Difference

一般的なカウンセリングとの違い

手段

言葉での対話に加え、動作・イメージ・ロールプレイなど体験的な手法を使います。

入り口

「語れる悩み」だけでなく、夢・身体症状・動作・対人関係など複数の入り口があります。

言語化が苦手な方

言葉にしにくい感情も扱いやすく、表現が苦手な方にも取り組みやすい手法です。

身体症状の捉え方

身体症状を「無意識からのメッセージ」として前向きに扱います。

アプローチがカバーする範囲 一般的な対話型カウンセリング プロセスワーク 言葉で語る(言語的) 五感で体験する(体験的)
対話型カウンセリングが主に言語的なアプローチを扱うのに対し、プロセスワークは言葉に加え、動作・イメージ・ロールプレイなど体験的な領域まで幅広くカバーします。言葉にしにくい不調にも届きやすい手法です。

体験的にワークすることで無意識的な遊び心や活力が動き出し、なかなか行動できなかった人が動き出すケースも多くあります。

Flow

受診の流れ

ご予約Web予約フォーム、またはお電話(03-5295-7555)からご予約ください。
初診現在お困りの症状を確認し、治療方針をご相談します。
プロセスワーク希望をお伝えくださいご予約時または初診時に「プロセスワーク希望」とお伝えいただくと、ご案内がスムーズです。

Supervised by — 理事長

田中 遥(たなか はるか)

医療法人社団ベスリ会 ベスリクリニック 院長/専門:心療内科・睡眠障害内科

「環境・身体・認知」の観点から状態を分解し、診断書の発行だけでなく、再発しない形で社会に復帰し、自立して働ける未来を目指す診療を行っています。

17,000+
働く人の心の
診療実績
5,000+
TMS治療
(薬に頼らないうつ治療)
約20冊
著書・
監修書籍
20件+
メディア出演
・掲載・講演

FAQ

よくある質問

プロセスワークとは何ですか?
夢や身体症状などを入り口に無意識の感情を体験し、葛藤の解決や自己成長、うつ状態の改善を目指す深層心理学的なカウンセリングです。アーノルド・ミンデル博士がユング心理学を発展させて創始しました。言葉だけでなく、動作・イメージ・ロールプレイなど五感を使ってワークするのが特徴です。
プロセスワークとプロセス指向心理学は同じものですか?
はい、同じものを指します。プロセスワークの正式名称が「プロセス指向心理学(Process Oriented Psychology)」です。
夢をあまり覚えていなくても受けられますか?
受けられます。プロセスワークは夢のほかに、身体症状・動作・対人関係など複数の入り口があるため、夢を覚えていない方でもワークに取り組めます。
うつ以外の悩みにも対応していますか?
はい。原因のはっきりしないモヤモヤ感、心因性の身体症状、対人関係の悩みなど、幅広いお悩みを扱います。まずは初診でご相談ください。
認知行動療法やTMS治療とは何が違いますか?
認知行動療法が主に「考え方や行動」に働きかけるのに対し、プロセスワークは夢や身体症状を入り口に「無意識の感情」を体験的に扱います。TMS治療は脳への磁気刺激による治療です。当院では症状やご希望に応じて、これらを組み合わせてご提案します。
言葉で気持ちを表現するのが苦手でも大丈夫ですか?
大丈夫です。プロセスワークは言語化を前提としないワークが多く、動作やイメージで表現していくため、言葉での表現が苦手な方にも取り組みやすい手法です。
副作用や注意点はありますか?
プロセスワークは無意識の強い感情に触れることがあります。安全に配慮しながら進めますが、体調や状態によって適否を判断しますので、初診時にご相談ください。
誰が監修・対応していますか?
ベスリクリニック東京 院長・田中遥(心療内科・睡眠障害内科)の監修のもと提供しています。医師は全員が産業医経験を持ち、働く人のメンタル不調に対応しています。
予約方法・診療時間・アクセスを教えてください。
ご予約はWeb予約フォームまたはお電話(03-5295-7555)で承っています。JR・銀座線「神田駅」徒歩1分で、平日は夜まで、土曜・日曜も診療しているため、仕事帰りや週末にも通院いただけます。

Reservation

まずは、ご相談ください

プロセスワークをご希望の方は、Web予約フォームまたはお電話からご予約ください。ご予約時に「プロセスワーク希望」とお伝えいただくとスムーズです。

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