自律神経調整外来とは  

自律神経とは、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールし、自分の意志とは関係なく、24時間働いています。
そして、呼吸、循環、消化、排泄など、生命維持に必要な重要な機能の調整に関与しています。
自律神経の乱れは環境の変化やストレスによっても引き起こされることがあります。
ストレスにより自律神経が乱れると身体は緊張状態になり筋肉も常に緊張した状態になります。
この外来では、一般社団法人睡眠body協会が提唱するメソッドを使って協会認定インストラクターがカラダから乱れた自律神経を整えていきます。

自律神経の乱れのサインとは?

自律神経の乱れは心から異常が発生する「精神的」な症状と、肉体から異常が発生する「身体的」症状の2つからみることができます。
精神的な症状としては、イライラや不安感、情緒不安定、やる気がおきない、緊張状態などが主な症状で現れます。
身体的な症状としては、耳鳴りやめまい、慢性的なだるさ、下痢や便秘、手足の震えや痺れ、眠れない、寝ても疲れが取れない、肩こり頭痛などが主な症状として現れてきます。

※自律神経の不調サインに心当たりがある場合、生活環境の変化、仕事での多忙などストレス、身体へのなんらかの負担が影響することが考えられます。

こんなお悩みありませんか?
  • 最近疲れが抜けない
  • 寝ても疲れがとれない
  • うまく寝付けない
  • 何かわからないがイライラしてしまう
  • 最近、気分が落ち込みやすいと感じている
  • 痛みなどで整形外科や整体に通ったけど変化がなかった
  • 姿勢が悪い

自律神経調整外来の実施が難しい例

脊髄に問題がある方、脊髄の手術をしている方

・妊婦の方

腰椎ヘルニアなど整形疾患などがある方の治療ではなく、自律神経へのアプローチをする外来となります。

自律神経調整外来での治療法

当院の「自律神経外来」での治療方法は、一般社団法人睡眠body協会認定のインストラクターと共に、人間発達学の理論をもとに作られた「睡眠bodyメソッド」を用いた3つのステップで自律神経を身体から整えていきます。

睡眠bodyメソッドの3つのステップとは?


人間発達学の理論をもとに作られた「ゆるめる」「整える」「維持する」の3つのステップで身体を変化させていきます。

1.「ゆるめる」


無意識の筋緊張を起こしている身体を、カラダ本来の状態に戻す目的のために行います。
日常生活の中でのストレスや自律神経の乱れからカラダは緊張しやすくなります。
これは私達のカラダを動かす筋肉にも影響し、筋肉が緊張(筋緊張)をおこします。
「ごろ寝リセット®」というメソッドを使い、身体をゆるめることで、筋緊張を緩和させカラダ本来の状態に戻していきます。
人間発達学の考えでは、お母さんのお腹の中にいる時のようなリラックスした状態を目指します。

2.「整える」


生まれたばかりの赤ちゃんは腹式呼吸をしており、さらに泣くことによって腹部の筋肉や横隔膜が発達していきます。
しかし大人になると動きは同じに見えても、本来の部位を正しく使って動けている方が少なくなります。
本来の動きが出来るように腹部の筋肉や横隔膜などを再教育していきます。
また呼吸を使うエクササイズを行うことで自律神経にもより作用します。

3.「維持する」


「維持する」では動きの法則を身につけて身体を改善していきます。
「運動はカラダに良い」といきなり運動をしても身体を壊すだけです。
動きの法則を身につけることで、癖のある動きを改善するだけではなく、疲れにくい身体を手にいれていきます。
病院のリハビリから生まれたメソッドなので無理なく改善していくことができます。
個々にあった方法を指導していきます。

 外来では、個別のお悩みに対応し解決しながら、専門的なアドバイスを行なっていきます。

当院の自律神経調整外来での改善例

インストラクター紹介

一般社団法人睡眠body協会認定インストラクター

理学療法士 田原晃

受診の流れ

お電話(03-5295-7555)かベスリクリニックホームページのお問い合わせフォームからご予約いただけます。 

初診時には現在お困りの症状の確認と、治療方針のご相談をしていきます。

初診のご来院時か、お問い合わせ時点で自律神経調整外来を希望している旨をお伝えいただくとご案内がスムーズです。 

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