「患者さんは精神科に、薬物療法だけを求めているわけではないはずです。本邦精神医学の薬物療法偏重(いわゆる「薬漬け」)の現状に抗して、私どもは一石を投じるべく「薬に頼らない治療」をめざしています。」
このようなイントロで始まる大学病院の精神科、それが獨協医科大学越谷病院のこころの診療科です。
先日、当院の院長やスタッフが大学の医局にお伺いし、カンファレンス(患者さんの状態や治療方針について医療従事者でディスカッションをするミーティング)に参加させていただきました。
今回は、こころの診療科の診療部長である井原 裕教授がクリニックにお越し下さいました。
今回は、お薬に頼らない治療について、当院の治療法、コンセプトなどをお話させていただきました。同じようなコンセプトを持つ治療の[場」として、今後も大学病院での治療や研究、クリニックの治療を融合させ、精神科治療のパラダイムシフトを起こしていきたいと思います。