冬季うつに対する、お薬に頼らない べスリクリニック治療プログラムの紹介
冬になると、下記のような症状で困っていませんか?
□ 冬になるとやる気が落ちる
□ 冬になると疲れやすくなる
□ 冬になると睡眠時間が長くなり、日中の眠気も増える
□ 冬になると過食、特に炭水化物を食べたくなる
このような、症状は、冬季うつかもしれません。
冬季うつは
- 季節性感情障害の一種で、
- 特定の季節に集中して気分の落ち込みなどのエピソードが出現する、
- 周期的に発症する
気分障害の一つとされています。
しかし、季節性のものとはいえ、長引くと、1年の半分以上は、調子が悪いことになります。
このようなうつ状態が続くと、睡眠が乱れ、体重が増え、
仕事ではコミュニケーションがうまくいかない。人に当たりたくなる。
仕事の生産性が落ちるなど
生きづらさを感じてしまいます。
特に、この時期は、季節性の冬季鬱、あるいはコロナによる不安鬱、テレワーク、在宅勤務による生活習慣の乱れやコミュニケーション不足、運動不足による鬱で体調を崩される方が多くいらっしゃいます。
なぜ、そのような体調の変化、気持ちの変化がおきるのかというと
日照時間が深く関係していると言われています。
私達は光を浴びると脳内でセロトニンの作用が増強し、メラトニンホルモンの分泌が抑制されます。そうすることで体内時計がリセットされるメカニズムを持っています。
ところが、冬になると日照時間が短くなりセロトニンの作用が弱い状態がつづくと、脳の活動が低下、またメラトニンの分泌の抑制が行われないことから、体内リズムのリセットができず、睡眠と覚醒のリズムが崩れる、疲れやすい、食欲が抑えられない、気力がなくなるといった症状が出てきます。
心療内科、精神科にいくと、
睡眠薬、抗うつ剤、抗不安薬などのお薬の処方をされることも多いようです。
一度処方されるとなかなか断薬するのは難しく、冬季うつを契機に薬を飲みづけてしまう方も多くいらっしゃいます。ベスリクリニックには、出来るだけお薬に頼りたくない治療を希望されて受診をされる方が多くいらっしゃいます。
このような冬季うつを薬に頼らず、脳内ホルモンであるセロトニンや、抑うつ状態になっている脳を刺激することにより抗うつ効果を改善するプログラムを導入していますイメージとして下記の図のように、
2つのお薬に頼らない治療を組み合わせます。(スタンダード版)
大事なことは、再発防止を考えること
・再発予防レーニング:
それが、セロトニントレーニングです。セロトニン神経系によって摂食行動、睡眠覚醒、情動、認知機能は調整されています。冬になり日照時間が短くなりセロトニンが減少すると、過食、過眠、気分障害が起きます。セロトニントレーニングでは冬の日照時間が短い時でも食生活、運動などからセロトニンを体で作る方法を一緒に作っていきます。
参考)薬を用いた治療の場合、2週間に1回通院し、抗うつ剤、抗不安薬、眠剤などを内服した場合
薬を用いない治療の場合、TMS(磁気治療)20回、セロトニン治療を2回実施した場合
冬季うつの治療について下記をクリックしてご一読ください