皆さんは、朝食をとっていますか?
厚生労働省が毎年データを取っている「国民健康・栄養調査」によると
10-15%の方が欠食しているようです。
【性別】
男性15%程度 女性10%程度
【年齢】
20歳代で最も高い
(欠食とは「① 菓子、果物、乳製品、嗜好飲料などの食品のみの場合」②「錠剤などによる栄養素の補給、栄養ドリンクのみの場合」③「何も食べない」に該当する人をいう)
朝食を摂ることを勧められていますが、何故、朝食が重要なのでしょうか?
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センターで
うつ病とメタボリック症候群等関連疾患や食生活・運動の生活習慣の関連を調査した結果があります
うつ病になったことがあると答えた人はそうでない人と比較して下記の特徴があることが示されました。
うつ病になった人は
・肥満や脂質異常症が多い
・間食や夜食の頻度が高い
・朝食を食べる頻度が少ない
・中等度と強度の運動をしている人が少ない
このようにうつ病に関連ある朝食、
- 朝食をとるにはどうするか
- 質のいい朝食とは何か
について 日々患者さんと向き合っている長田保健師が執筆しました。
参考;厚生労働省「国民健康・栄養調査」
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)、株式会社ジーンクエスト
プレスリリース (2018)