新型コロナウイルスの緊急事態宣言も、次々に緩和されようとしています。
私達が初めて経験した新しい生活様式は、今後どのような影響を与えるのでしょうか。
ベスリクリニックにも、新型コロナウイルスで生活や仕事の仕方が変わり体調を崩す方からの相談が増えています。
テレワークでの生活と通勤のある生活は、身体にどのような影響をあたえるのでしょうか。
非常事態宣言明けを乗り切るための攻略法として、眼球運動に着目した
誰もすぐにできる攻略法を記載しました。
リモートワークが始まった当初、患者さんからは「満員電車に乗らなくてラク」「意外と家でできることが分かった」など、比較的肯定的な意見が多く聞かれました。
そして今日現在でもまだそのように感じている方は多くいらっしゃると思います。
一方、リモートワークになってから聞かれた困り事の一つに、仕事とプライベートの区別がつかないというものがありました。
「職場でなら同僚と軽い談笑を交わすことで気分転換できたがそれができない」「家だと勤務時間が終わってからもPCが目につくところにあるから区切りのついていない業務が気になる」そんな悩みもちらほら聞かれるようになってきました。
そうした悩みが生じないよう密かに私たちのメンタルの正常化に貢献していたのが、職場への通勤だったのです。
確かに満員電車はパーソナルスペースが侵食されて気が滅入りますし、長時間の通勤は時間だけでなく気持ちの余裕も削っていきますから、あまり通勤というものに良いイメージを持っているかたはいないでしょう。
しかし、通勤行動にはメンタルに関する大事な身体の動きが含まれているのです。
その一つが、眼球運動です。続きは下記へ